インスタフォロワー21万人!笑いあり涙ありの二児のパパ漫画。月光もりあさんにインタビュー
4歳の娘・えみりちゃんと1歳の息子・やまとくんのパパである月光もりあさんは、サラリーマンとして働きながら日々の出来事を漫画にしてSNSに投稿しています。パパ目線で描くパワフルな家族漫画は「笑いすぎておなかが痛い」「心に染みる…」と笑いあり涙ありで、インスタのフォロワー21万人から高い人気を集めています。
今回は月光もりあさんに、漫画を描くようになったきっかけや、自身の子育てについてお話を聞きました。
育児をやるのは当たり前。産後はママの身体や精神状態を優先
――漫画を描き始めたきっかけはなんですか?
月光もりあ「3年前に妻に勧められたインスタの日常漫画を読んだのがきっかけです。寝る時間を削って描いています」
――育児参加をするきっかけ・理由はありますか?
月光もりあ「特に理由はなく、親が子どもを育てるのは当たり前だと思っています。偉くもなくやるのが当たり前です。特に産後は肉体的ダメージを受けてない父親が頑張るべきだと思っています」
――ママとの育児や家事の分担はどのようにしていますか?
月光もりあ「基本的に家事はママがやりますが、やっていなければ俺がやります。それは子どもがいない時からです。産後3年ぐらいはママの身体、精神状態を優先しているので家事は二の次。育児は2人でやっています」
子どもが“ママ”しかない状況になってしまったときが辛い
――育児をしていて大変だなあと思うことは何でしょうか?
月光もりあ「すべて子どものペースに合わせるのがしんどい時もありますね。自分たちの時間や予定がほぼなくなります。ハイハイをし始めると目が離せませんし、話が通じない2歳ころまではかなり苦労しました。
1番しんどかったのは、子どもとお留守番をしていた時、泣き止む手段が“ママ”しかない状況になった時ですね。ただただママの帰りを待つだけで、何もできない自分が悔しいし、泣く姿を見ることしかできないのが本当につらかったです」
『母親になくて父親にあるもの』
――育児をしていて幸せだなあと思う瞬間は?
月光もりあ「子どもの笑顔や、くっついてきた時、成長を感じた時、一緒にいる時は常に幸せを感じています」
――ママがやまとくんを妊娠中に切迫早産で入院した時、もりあさんが感じたことを教えてください。
月光もりあ「ママが日頃から友だちを大切にしていたからか、沢山の友だちや親族が助けてくれました。えみりも3歳ながらに驚くほど理解力が上がって助けられました。本当に家族や仲間に感謝しています。仕事を調節してもらい、ふだんより娘と一緒にいれたのは嬉しかったです。(緊急事態以来の長期休暇でした)
ただ、ママに会いたいと泣き叫ばれたときは、さすがに参りました。改めてママの偉大さや存在の大切さを感じました。そしてどうしてあげることもできない不甲斐ない自分も…」
コロナ禍にママが切迫流産で入院
Xで11万いいねがついた『育児で勘違いしていた事』
――これまでの漫画のなかで特に反響が多かった漫画はどれですか?
月光もりあ「『育児で勘違いしていた事』と『母親になくて父親にあるもの』は共感や感謝の声がかなり多かったですし、すごいシェアされていました。ママのダンス動画も人気です」
『育児で勘違いしていた事』
――お子さんたちの近況をお聞かせください。
月光もりあ「えみりは4歳になり話が通じるのであまり手がかからなくなってきました。考えもさらに大人みたいになり、意表を突かれます(笑)。教えていないのに、ひらがなやらカタカナは完全に読めるようになりました。最近HIKAKINの存在にたどりつきました。
やまとは小走りしたり、『座って』『持ってきて』などいろんな言葉も理解できるようになり、元気に成長しています」
――最後にたまひよの読者のみなさんとこれから出産・育児を経験するパパ・ママたちにひと言お願いします。
月光もりあ「汚い漫画ですが、息抜きになれば嬉しいです♪今しかない貴重な経験なので、2人で仲良く支え合って子育て楽しんでください」
育児参加は“当たり前”なことで特別なことではないと話してくれたもりあさん。けれども育児中どうしてもママじゃないとダメな瞬間もあり、泣いているわが子を見ていることしかできなくてつらい時もあるそうです。
月光もりあさんの漫画は、胸をギュッと締め付けられるような切ないエピソードもたくさんありますが、個性爆発な“月光ママ”の面白エピソードにも注目です!育児や家事に疲れた時、明るくパワフルな月光ファミリーを見ると元気をもらえますよ!(文・清川優美)
プロフィール /月光もりあ
仕事をしながら日常漫画を描いている。インスタグラム(@orenoatamanonaka)、X(@_moria_moria_)、ブログ(https://moria.blog.jp/)で更新中。
●この記事は個人の体験を取材し、編集したものです。
●記事の内容は2023年11月の情報で、現在と異なる場合があります。