子育ての「当たり前」が変わってきた⁉ 20周年を迎えるキッズデザイン賞に見る子どもの変化
2026年2月19日、「キッズデザイン賞20周年・リニューアル発表会」が都内で開催されました。20周年のリニューアルに伴い、審査体制も刷新され、多様な分野の専門家が新審査員として参加することとなり、その一人として、たまひよ統括編集長の米谷明子が選ばれました。妊娠期から育児期まで、長年にわたり子育て世代のリアルな声に向き合ってきた視点が、キッズデザイン賞に新たな価値をもたらすことが期待されています。
子育ての「当たり前」は変わってきた。トークセッションで見えた、今の子育て
記者会見では、キッズデザイン賞審査委員長の山中敏正さん、米谷統括編集長、そしてゲストの俳優の杉浦太陽さんによるトークセッションが行われました。
5人の子どもを育てる杉浦さんは、「第一子のころは、ベビーカーを押しているだけで珍しがられた」と当時を振り返ります。今では父親が育児をすることが当たり前になり、「その分、大変さがよりリアルにわかるようになった」と実感を語りました。「昨夜はミルクを6回。夫婦でボロボロです」というエピソードには、会場からも共感の空気が広がります。
こうした話を受け、山中審査委員長は「昔の“当たり前”は、どんどん変わってきている」とコメント。子育て家族や子どもを取り巻く環境が変化するなかで、求められるニーズも変わっており、その変化をとらえたデザインを発信していくことがキッズデザイン賞の役割だと語りました。
社会みんなで子育てを。「チーム育児」への思いと、「たまひよ」の取り組み
トークの中で米谷統括編集長は、今の時代の子育てのあり方について語ります。パパもママも同じように働き、同じように子育てを担う家庭が増える一方で、仕事・家事・育児に追われ、時間や心の余裕を持ちにくい現実もあります。
「パパとママが一生懸命子育てをしている姿を、社会全体で優しく見守っていけたら」。そう語り、周囲の人や地域、サービスや社会全体の仕組みも含めて支え合う「チーム育児」の大切さを伝えました。
「たまひよ」では、「子育てをみんなで。」を掲げ、妊娠・育児世代に限らず、多くの人が「チーム育児」に共感し、行動できる社会を目指しています。
20周年を機にリニューアル。進化したキッズデザイン賞とは
キッズデザイン賞は、「子ども自らが次の社会づくりに参画する」「子どもたちが感性や創造性豊かに育つ」「子どもたちが安全・安心に日々を暮らせる」「誰もが当事者として子育てに参加する」という視点から、これらを実現する製品・サービス・空間・活動・研究を幅広く評価・表彰してきたアワードです。2026年に20周年を迎えることを機に、子どもを取り巻く社会の変化に合わせたリニューアルが行われました。
今回のリニューアルで新設されたのが「子どもの参加・参画部門」。これにより全4部門へと拡充され、子どもを守られる存在としてだけでなく、社会の中で主体的に関わる存在として捉える考え方が、より明確に打ち出されています。


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