【成長日記1才0カ月】たくさん動いて、たくさん食べるように!<高橋莉緒ちゃん最終回>
赤ちゃんの成長や生活の様子を毎月リポートする連載企画「たまひよ成長日記」。
1才を過ぎ、あんよができるようになった莉緒(りお)ちゃん。食事の量も増え、手づかみ食べでスティック状の野菜や、おにぎりも食べるようになりました。
高橋莉緒ちゃん&麻里さん&宙さん
キャンプが好きなママと、フルマラソンに挑戦するほど、走るのが大好きなパパ。この春からママは職場復帰、莉緒ちゃんは保育園に通うことが決まり、ママとパパは新生活のスタートにドキドキしながらも、家族で次のステップに踏み出すことを楽しみにしています。
あんよが少しずつ安定してきました
リビングでつかまり立ちをしているとき、ダイニングテーブルに座っているパパに向かって5歩くらい歩きました。うれしかったのか、娘は満面の笑みで、私とパパも初めてのあんよに感動! それ以来、ほしいものがあると、歩いて自分で取りにくるようになりました。
リズムにのって体を動かすようになり、おもちゃの音はもちろん、レストランで流れる音楽にもノリノリ。体を動かすことが好きなようです。その分、3食しっかり食べるので、ミルクは卒業しました。春からは保育園に通うことが決まったので、お友だちや先生に刺激を受けながら、家ではできない遊びがたくさんできるのではないかと楽しみにしています。
「ちょうだい」「どうぞ」のやりとりをマスター
娘がおもちゃを持っているときに「ちょうだい?」と両手を出すと、渡してくれるようになりました。意思の疎通ができるようになってすごくうれしいのですが、うっかり出しっぱなしにしていた私のスマホやリモコンを手にしたときは、いくらお願いしても渡してくれません(笑)。
いたずらが活発になってきました
袋からおむつを次々取り出してシールの部分をはがしたり、静かだなあと思ったら、床一面にティッシュペーパーが散乱していたり…。とくに私が使っているものが気になるようで、最近は化粧品を両手に持って、おもちゃで遊ぶようにカチカチぶつけ合っていたのであわてました。危ないものを手にしないよう対策が必要ですね。
添い寝での寝かしつけにトライ!
体重の増加とともに抱っこでの寝かしつけがつらくなってきたので、添い寝での寝かしつけに挑戦中。起き上がって遊び始めたり、私の体の上に乗ってきたり、まだまだうまくいかない日も多いですが、私の姿が見えないところでパパが寝かしつけると、すんなり寝てくれることも。
身長も体重もゆるやかに増えています
高橋莉緒ちゃんの発育曲線
高橋莉緒ちゃん1才0カ月 ある1日の様子(&ママ・パパの様子)
[小児科医・若江先生のアドバイス]よちよち歩きが見られるのも今のうちです
初めてのあんよを見たときは、ママ・パパはさぞ感動したでしょう。最初は両手をバンザイしてバランスをとりながらよちよち歩きますが、しだいに手を下ろして、すたすた歩けるようになります。
音楽に合わせて体を動かすことが好きなのであれば、ダンスが好きになるかもしれませんね。保育園に慣れると、お友だちや先生とのかかわり合いで社会性もぐんぐん成長していくでしょう。
[小児科医・若江先生のQ&A]“ねんね・睡眠の気がかり”について教えて!
【Q】夜中に起きたときに、スムーズに再度寝かせるポイントは?
夜中に一度目を覚ますと、すんなり再入眠できません。取りあえずおむつを替えるといったんは泣きやむものの、かえって目が覚めてしまうようで、そのあとなかなか寝てくれません。すんなり再入眠させるためにはどうすればいいでしょうか。
【A】体が疲れるとぐっすり眠るように
1才前後になると、体力がついてきて赤ちゃんが「起きていたい」と思えば起きていられるようになります。なんらかの理由で目が覚めてしまうと、夜中であってもそのまま機嫌よく遊び始めることも。これはこの時期特有の現象で、残念ながら「これをすると、すぐに再び眠るよ」という手はないのです。
今はママ・パパも大変だと思いますが、保育園に通うようになると、いろいろな刺激を受けるように。入園後は「疲れて朝までぐっすり眠るようになった」という声をよく聞きます。間もなく入園とのことなので、それまではしばらくの辛抱と思ってつき合ってあげるといいでしょう。
監修/若江恵利子先生(小児科医・医療法人恵徳会 あさかクリニック 理事長)
撮影/矢部ひとみ まとめ/坂井仁美、岩﨑 緑、ひよこクラブ編集部
●掲載している情報は2024年3月現在のものです。