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猛暑で外遊びができない‼でも、家でずっと遊び相手をしているのがツラい…。専門家に聞く、親子で楽しめる♪夏のお家遊びとは?

更新

照明付きの居心地の良い小屋の中でデジタルタブレットを使用して母と娘
Ridofranz/gettyimages

子どもの外遊びは大事だけれど、夏の外遊びは暑くて子どもの健康面で不安になるだけでなく、ママ・パパにとって負担になることも。そこで「たまひよ」アプリユーザーの外遊びの悩みに関する声とともに、大阪教育大学教授の小崎恭弘さんに家の中でも楽しめる夏ならではの遊びについて聞きました。

猛暑到来‼夏の遊びどうする?

まずはみんなの声をお届けします。

◾️楽しませたいけれど、体力がもたないかも
「生まれて初めての夏、毎日何をして過ごそうか悩み中。外は暑そうだけど、たくさん思い出を作ってあげたい!ただ、高齢出産の為、自分の体力がもつかどうかも不安…」(さらさら)

◾️お出かけが不安
「35℃を超える気温の中、子どもを連れて外出、外遊びがとても不安です」(さのさの)

◾️持て余しそう
「子どもは体力オバケだから持て余してしまう…」(ぱぴこ)

◾️遊びのレパートリーが少ない!
「毎日何をして遊んであげたらよいのか…。親の遊びのレパートリーが少ない!」(むっちゃん)

◾️運動不足になりそう
「暑くて引きこもりがちになるので、運動不足が心配です」(なうさん)

◾️外出もひと苦労
「どこかお出かけに連れて行くにもどこも混雑していそう。ベビーカーに乗せるにしても暑いし、長時間外にいるのも炎天下の中はツラい…。待ち時間等も考えてお出かけを考えないといけないのがしんどい」(nat)

◾️2人の自宅保育
「出産と保育園の退園に伴い2人を自宅保育することになるので大丈夫かなあと、少し心配です」(まーちゃん13)

◾️朝の散歩
「朝の散歩が暑くなるので心配です」(のん)

◾️どうやってすごす?
「夏休みは、毎日子どもがいるからどうやって暇つぶししよう…。食事を1日3回作るのがめんどくさい!」(まる)

元保育士パパが伝授する 夏らしい“お家ごっこ”とは?

家の中でも楽しめる夏の遊びについて、保育士の経験がある大阪教育大学教授の小崎恭弘さんに聞きました。

「暑い夏!大人にとっては地獄のような日々ですが、子どもたちはへっちゃらです。というより、太陽や夏が大好きですね。夏の炎天下の午後の公園の遊具や日なたは、フライパンの上にいるようです。なぜかそんなところを好んで、汗びっしよりになって遊びます。子どもが目玉焼きかウインナーに見えてきます。
できる限り子どもの思いに答えてあげたいけど、やはり限界はあります。またあまりの直射日光は子どもにとっても、日焼けなどのリスクにもなります。適度に切り上げてあげましょう。

それではそんな暑い夏を乗り切る、遊びについて考えましょう。
夏の定番の一つは、プールなどの水遊びですね。これは夏ならではの遊びです。
庭やベランダがあれば、日よけのパラソルなどを活用しながら、水の爽快感を体験しましょう。最近はたくさんのプール、水遊びグッズなどもあります。うまく活用して欲しいです。

しかしプールや野外はやはり暑すぎることもあります。そんな時は、お風呂はどうでしょうか。気温などを考慮して、ぬるめのお湯でもいいです。ここなら日焼けの心配などはありません。
いつものお風呂を少しアレンジして、渚やプールのイメージで、一緒に遊びましょう。BGMを流したり水風船を出してきたり。
うちの息子はカラのお風呂に寝転がったり、水を入れて水中眼鏡とシュノーケルをして遊んでいました。少しの工夫で楽しい水遊びが、家の中でできます。
※水遊びをする際は、必ずおうちのかたがそばで見守るようにしましょう。(編集部より)

また室内でおすすめなのが、夏っぽいキャンプ、お家ごっこです。
プールや海水浴用の小さなテントや、キャンプ用のテントなどを家の中に建てます。それだけでなんだかとても雰囲気が出るものです。そこに子どもたちのおもちゃや布団、食料や飲み物などを持ち込みます。立派な秘密基地のできあがりです。
テントなどがないお家は、テーブルにシーツや毛布をかけて、即席の隠れ家を作りましょう。懐中電灯やライトを持ち込むだけで、秘密基地となります。
子どもたちは大喜びで、自分たちの基地づくりに取り組むでしょう。少し目先を変えるだけで、家の中でも楽しい遊び場となります。多分その日は『基地で寝る!』と言い出します。1日ぐらいであれば、挑戦させてみてはどうでしょうか。子どもなりの初めてのお泊まり気分です。夏らしく少しダイナミックな活動や遊びを、親子でして欲しいと思います。

また室内であれば、ゲームや携帯、YouTubeなど動画やビデオという選択肢もあります。
もちろんこれらもうまく活用して欲しいと思います。ただし全てをこれらだけに頼るのは、少し避けて欲しいです。これら映像系のものは一方的な情報や映像の提供です。終わりもありませんし、それ以上の発展も子どもだけでは難しいです。
大切なのはバランスだと思います。1時間動画を見たら、同じ時間親子で遊んだり、関わったり。それ以外の遊びや活動、お出かけをするぐらいの感じがいいのではないかと思います。

夏を意識した、夏らしい遊びを考えてみましょう」(小崎恭弘さん)

夏ならでは遊びは、どれも楽しそうですね。秘密基地なんて大人でもワクワクしそうです。
(取材・文/酒井範子、たまひよONLINE編集部)

※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※記事の内容は2024年6月の情報で、現在と異なる場合があります。

小崎恭弘さん

小崎恭弘教授

PROFILE)
大阪教育大学教育学部教員養成課程家政教育講座教授。大阪教育大学附属天王寺小学校元校長。専門は「保育学」「児童福祉」「子育て支援」「父親支援」。ファザーリングジャパン顧問。兵庫県西宮市初の男性保育士として施設・保育所に12年勤務。3人の男の子それぞれに育児休暇を取得。それらの体験をから「父親の育児支援」研究を始め、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌等にて、父親の育児、ワークライフバランス、子育て支援、保育研修等で、講演会等を行うように。著書に『育児父さんの成長日誌』(朝日新聞社)『子育てパパ力検定』(小学館)『うちの息子ってヘンですか? 男子育児のしんどさが解消される本』(SBクリエイティブ)『マンガでやさしくわかる男の子の叱り方ほめ方』(日本能率協会マネジメントセンター)など多数など。

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