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内祝い【元モーニング娘。紺野あさ美】北海道で送る夫と4人の子どもとの生活。夫・日ハム杉浦投手は初めはごみ捨てもしてくれなかったけれど･･･
更新
３人のママで2024年７月末には第４子が誕生予定の紺野あさ美さん。現在は夫である北海道日本ハムファイターズ、杉浦稔大投手の仕事先であり、紺野さんの故郷である北海道で生活をしています。野球選手の妻として、そしてもうすぐ４人目のママになる気持ちを聞きました。
全２回インタビューの２回目です。
ランチの時間にリフレッシュ
――現在は３人のお母さんですが、どんな毎日を過ごしていますか？簡単な１日の流れを教えてください。
紺野さん（以下敬称略） 朝起きて朝食の準備をしたり、子どもたちのしたくを手伝ったりして送り出したあとは家の片づけや掃除、洗濯をします。午後はYouTubeの編集をしたり、お仕事のメールを確認したりしているうちに子どもたちが帰ってくるという感じですね。そのあとは習い事まで送迎したり、夕食を作ったり、おふろに入れたりとあっという間に時間が過ぎていきます。
――YouTubeチャンネル「こんこんちゃんねる」では紺野さんの子育ての様子や今の心境を発信しています。紺野さんにとって「こんこんちゃんねる」はどんな存在ですか？
紺野 「こんこんちゃんねる」は撮影や編集が本当に大変なのですが、編集チームに助けられながら週１のペースで配信しています。４人目の産後も週１のペースで続けていけたらいいねとスタッフとも話しています。ママさんたちがたくさん見てくれているようなので、私もコメントが楽しみですし、つながれているようでうれしいです。今後もできるだけアップしていくので、楽しみにしていただけたらうれしいです。
――紺野さんの夫はプロ野球選手の杉浦投手。シーズン中は月の半分は遠征で、札幌にはいないのではないでしょうか。ワンオペか続く期間もあるかと思いますが、どんなふうにして自分の時間を作ってリフレッシュしていますか？
紺野 朝と夜は家族みんなで食事をとるのでにぎやかです。子どもたちを朝送り出してから自分の仕事時間なんですが、YouTubeの編集をしたり、コラムを書いたりしているお昼休みが貴重です。お昼はそのときのお仕事具合にもよるのですが、１人で外に食べにいくこともあります。子どもの食事を気にせず自分が食べたいものをおなかいっぱい食べたりすると、リフレッシュできますね。
夜も子どもたちが寝たあとに自分の時間を作って心にゆとりを持たせていたのですが、４人目を妊娠してからはとにかく眠くて、今はほとんど子どもたちと一緒に寝落ちしてしまっています。
――３人の子育てをしながら（もうすぐ４人）とてもキレイな紺野さんですが、現在、美容やプロポーションを保つために気をつけていることはありますか？
紺野 今は自分のことにかまう余裕がないですが、赤ちゃんのためにも食べ物で健康、美容に気をつけています。あとは、メイクの時間が限られてくるので、なるべく素材のいいスキンケア用品を使うことを意識しています。
夫の家事手伝いはあきらめないで話し合いを！
――杉浦選手のオフシーズンは家族でどのように過ごしていますか？
紺野 オフシーズンと言っても夫は練習がありますし、まだ子どもも小さく家族も多いのであちこち旅行に行くということはないです。夜は家族全員で過ごせるので、家族全員で食事をしたり、一緒におふろに入ったり、ゆっくり過ごしています。
――杉浦さんは投手なので手や指をけがしたら大変かとは思いますが、オフのときは家事を手伝ってくれますか？
紺野 包丁でけがをしたり、洗剤で手が荒れたらいけないので料理は完全に私の担当ですが、作ってる間に子どもたちの世話をしてくれたり、洗濯物をたたんでくれたりと積極的に手伝ってくれます。１人目のときよりも２人目、２人目のときよりも３人目と、手伝ってくれることが増えていっているので助かっています。
――１人目のときよりも現在のほうが手伝ってくれるなんてすばらしいです。
紺野 １人目のときは玄関にゴミをまとめておいておいても、それをまたいで出勤していました(笑)。でも今は、各部屋のゴミを集めて、捨てに行ってくれます。そして、最後にはごみ箱に袋をセットしてくれるようになったので成長を感じています。
１人目のママさんで夫が家事を手伝ってくれないと悩んでいる人もいるかもしれませんが、わが家のように変わってくれる夫もいるので、あきらめないで話し合ってみてください。
夫の杉浦投手とは共通の話題で意気投合！
――杉浦さんとは紺野さんがアナウンサー時代に仕事で知り合ったのでしょうか？
紺野 完全にプライベートの食事会で出会いました。お話ししていくうちに同じ北海道出身ということ、当時夫が住んでいたところが以前、私が住んだことがあるエリアだということがわかりました。そこから、近所のおいしいごはん屋さんの話をしたりしていくうちに連絡を取り合うようになりました。
――共通の話題が多かったわけですね。紺野さんは野球知識検定６級を取得していると聞きました。野球はもともと好きだったのでしょうか？
紺野 モーニング娘。時代に12球団の名前をすべて言い当てるクイズが出たときは知識がなかったので答えられませんでした。野球は未知の分野でしたが、テレビ東京に入社し、オリンピックの取材がしたかったのでそこから勉強することにしましたが、なにから勉強したらいいのかわからなくて、まずは12球団すべての監督とホーム球場から覚えました(笑)
――監督の名前とホームの場所は大事です。
紺野 はい、でも監督は年々変わるのでまた覚えなおさなければならないので大変でした。そこから主力選手の名前を覚えたり、ルールの基礎を覚えたり最低限の知識を学びました。
２人の息子さんも将来は野球選手？
――北海道日本ハムファイターズの新球場、「エスコンフィールド」には家族で行きますか？
紺野 北海道出身なので札幌ドームに親しみがありますが、新しくできたエスコンフィールドはとても魅力的です。日本最大級の子どもの遊び場がありますし、施設内の食事が本当においしいので、野球に詳しくない方でもレジャー施設として楽しめると思います。
――長男、二男は野球に興味がある様子ですか？
紺野 ２人ともまだ小さいですが、たまに夫にボールの投げ方を教えてもらったり、夫が出ている試合を見たりしているので少しずつ興味を示し出したかな？っていう感じですね。
夫は息子たちには好きなことをやってほしいと言っていますが、先日、長男の誕生日にグローブをプレゼントしていたので、内心では野球をやってもらいたいって思っているのかもしれません。
どんなに忙しくても会話のコミュニケーションを大事にしている
――４人のママになる紺野さん、子どもたちにはどんなふうに育ってほしいと思っていますか？
紺野 本人たちが興味のあること、やりたいことを尊重しながら北海道でのびのびと育ってくれればいいなと思っています。そして、きょうだいが多いのできょうだい同士仲よく、助け合いながら成長していってくれたらうれしいです。
――夫婦の間で大切にしていることはありますか？
紺野 私たち夫婦はシーズンが始まると夫が遠征に出てしまうのでなかなかじっくり話せない時期があります。でもそんな中でも毎日電話をしたり、子どもたちの写真や動画を送ったり会話でコミュニケーションを取るようにはしています。私が子育てに疲れてイライラしてしまっても夫は根気強く、解決するまで向き合ってくれるので最近は夫婦けんかをあまりしなくなりました。
――最後に読者のママ・パパへのメッセージをお願いします。
紺野 いろんなママさん、パパさんがいるかと思います。なかには、不安や不満をため込んでしまうタイプの方もいるかもしれませんが、その都度思ったことを“やわらかい言葉”で相手に伝える努力が必要だと思います。家族が仲よくいるためにどうか夫婦の言葉のキャッチボールを大事にしてください。
そして、現在妊娠中もしくは出産したばかりの奥さんがいる家庭の夫さんに伝えたいのですが、妊娠中・産後の女性は本当に孤独です。時間を作って毎日、話を聞いてあげてください。アドバイスが欲しいわけではなく、ただ話を聞いてほしいだけのときもあります。お仕事で忙しいかもしれませんが、どうぞ家族との時間を大切にしてください。
お話・写真提供／紺野あさ美さん 取材・文／安田ナナ、たまひよONLINE編集部
臨月に入り、体調もままならない時期に一つ一つの質問にていねいに答えてくれた紺野さん。夫の杉浦選手との出会いから夫婦のコミュニケーション法まで詳しく話してくれました。
紺野あさ美さん
PROFILE
タレント。1987年５月生まれ。北海道出身。2001年にモーニング娘。『LOVEオーディション21』に５期メンバーとして合格し、同グループに加入。同年10月、シングル「Mr. Moonlight～愛のビッグバンド～」でデビュー。2010年10月にはテレビ東京のアナウンサーに内定したことを発表し、2011年４月に入社し、アナウンサーとして活躍する。2017年１月にプロ野球の杉浦稔大選手と結婚。同年５月に同局を退社。2017年に第１子、2019年に第２子、2021年に第３子を出産し、現在は３人のママに。2024年の７月に第４子を出産予定。
●記事の内容は24年7月の情報で、現在と異なる場合があります。
