SHOP

内祝い

  1. トップ
  2. 赤ちゃん・育児
  3. 行事・イベント
  4. 「義両親&義きょうだいからのご祝儀は0円」「夫のちょっとしたヘアセットが6000円もした!」結婚費用で一番節約したモノは?モヤっとエピソードも!

「義両親&義きょうだいからのご祝儀は0円」「夫のちょっとしたヘアセットが6000円もした!」結婚費用で一番節約したモノは?モヤっとエピソードも!

更新

Stadtratte/gettyimages

婚約から新生活まで何かとお金がかかる「結婚費用」。昭和の頃は一世一代のイベントとして挙式や新婚旅行も奮発するのが普通でしたが、令和はちょっと違うようです。そこで「たまひよ」アプリユーザーに「婚約~挙式の費用について質問です」として「予算を節約した項目」「逆に予算を削らず理想を追求した項目」についてアンケート。悲喜こもごもなエピソードも紹介です!

Q. あなたは、結婚式(挙式・披露宴)をしましたか?

挙式・披露宴をした 49.6%
入籍のみで挙式・披露宴ともに行わなかった 30.2%
挙式のみした 10.1%
その他 7.9%
披露宴(親戚を集めたお披露目会、友人を集めたパーティも含む)のみした 2.2%

「挙式・披露宴をした」カップルは約50%。「入籍のみ」は約30%でした。ただ「入籍時期はコロナ禍だった」という影響もあるようです。

Q. 婚約~挙式費用で「不要」とした項目、もしくは「節約」した項目があれば以下の中からすべてお選びください。

1位 結納金 
2位 結納返し 
3位 婚約指輪 
4位 前撮り等の写真撮影 
5位 披露宴 
6位 両親へのプレゼント 
7位 新婚旅行 
8位 挙式 
9位 新居(家に関する費用) 
10位 新生活用品(家具・家電や家財道具) 

(※複数回答、上位10位)

「節約した」の第1位は「結納金&結納返し」でした。「結納」は日本独特の婚約の慣習ですが、「嫁(とつ)ぐ」という考えが廃れつつある現代の影響でしょうか。
そして「婚約指輪」「前撮り等の写真撮影」「披露宴」などが僅差で続きました。

Q.逆に、婚約~挙式の費用で、なるべく予算を削らず理想通りにしたことはありますか?すべてお答えください。

1位 結婚指輪 
2位 新婚旅行 
3位 挙式 
4位 披露宴 
5位 両家顔合わせの食事会 
   婚約指輪
7位 前撮り等の写真撮影 
8位 新居(家に関する費用) 
9位 新生活用品(家具・家電や家財道具) 
10位 両親へのプレゼント 

(※複数回答、上位10位)

「理想を追求」の第1位は「結婚指輪」でした。ちなみに「婚約指輪」は5位。「婚約指輪」は節約項目では3位に入っています。婚約指輪よりも、毎日身につける結婚指輪にこだわりをもつ夫婦が増えているようです。「結婚指輪」に続いて「新婚旅行」「挙式」「披露宴」が僅差で続きました。

挙式&披露宴は一世一代のセレブレーション。決行するならこだわりたい!という風潮は根強いようです。そこで
「Q. 婚約~挙式の費用について、『めちゃくちゃお金をかけた!』『こだわった!』ことがありましたら、具体的に教えてください」と、質問したところ、目立ったのは「食事」「ロケーション」でした。

記憶に残る挙式&披露宴を!と、「食事」「ロケーション」はこだわる

「歴戦の経験者が『女性はともかく、男性で参加した人はドレスや演出はほぼ記憶に残らない。記憶に残っているのは食事の味と食事の時に流れていた音楽』と、教えてくれました。これは科学的にも根拠があるそうです。なので披露宴の料理は、2番目に高いプランにしました」(ふれいあ)

「料理は絶対ケチらなかったです!ゲストにも『美味しい!』と、思ってほしかったので」(たきしゃん)

「家族婚で両親のみ招待でした。食事会を楽しんでもらいたくて料理にはこだわりました」(らっきー)

「お花とスイーツが好きで、特にケーキにはこだわりました。暇さえあればSNSを検索しまくって、お気に入りのデザインを見つけるのがすごく楽しかったです。お花とケーキは大好きなピンクラベンダーのカラーにして、ドレス以上に力を入れました(笑)」(あんず)

次に多かったのは会場などロケーションでした。

「夕日や夜景がキレイなホテルだったので、皆に見せたくて挙式はあえて夕方からにしました」(かなは)

「理想的なロケーションにこだわって軽井沢で挙式しました。気に入ったドレスが予算オーバーでしたが、後悔がないようにと夫が言ってくれて決断しました」(みき)

「海が見える素敵な海外の結婚式場を選びました。披露宴は家族のみ。テーブルの花などすごい金額だったけど、惜しまずお金をかけました」(あ~ち)

「夫も私も挙式や披露宴には興味がなく、せめて写真だけでもと伊勢神宮での結婚奉告をしました。結局、ちょっとした挙式ができるほどの金額になりましたが、心と形に残る思い出となり、やって良かったです」(オツカレッス)

夫の家族関係多し!結婚費用にまつわるモヤモヤエピソード

「結婚式場に見学に行ったら『今日、契約すればお値引きできますが、明日になると無効になります。この場で話し合って決めてください!!』と、すごい勢いで説得されました。決して安い値段ではないのに無理強い⁉と、冷めてしまった」(ぱんだ)

「夫のヘアセットを頼みました。ちょっとトップを高く盛ってスプレーしただけで6000円。お互い目を見合ってブフッて笑っちゃいました(笑)」(あ)

「2人、もしくは両家の親を呼んで新婚旅行兼挙式を考えていたら、夫のきょうだいが参加したいと駄々をこねて参列することに。なのに、義両親&義きょうだいからのご祝儀は0円。本音は来てほしくなかったのに、私たちが費用負担って……モヤモヤが止まらない」(プリン)

「夫の妹2人はご祝儀なし。披露宴ではタダ飯食って帰って行った」(わらび)

「挙式費用も、新居の家具家電費用も、私の親は結構な金額を援助してくれました。感謝しかない。でも夫の親は……」(ちーちゃん)

「夫は貯金0円。車の購入、新築戸建の頭金など全て私の独身時代の貯金から捻出しました。奨学金を返還しつつ節約してコツコツ貯めたお金です。ちなみに夫は奨学金はなし。ただの浪費家です。なんか納得できない」(emi)

妥協なき一大セレブレーションが終われば日常が戻ってきます。「結婚費用がちょっと予算オーバーだったなぁ」と、思っている方にライフスタイルアドバイザーで1級FP技能士の前田菜穂子さんからアドバイスです。

「長い長い結婚生活。これからも優先順位をしっかり決めましょう」と、FP前田さん

「みなさん優先順位をつけながら、膨らみがちなイベント費用をコントロールしていてさすがです。
特に目を引いたのは、

『夫は貯金0円。車の購入、新築戸建の頭金など全て私の独身時代の貯金から捻出しました。奨学金を返還しつつ節約してコツコツ貯めたお金です』

というemiさんのコメントでした。奨学金を返しながら相当な金額の資金も作って素晴らしいです。
なぜなら最近、ご夫婦ともに奨学金返還中で家計が苦しいというご相談が増えているからです。

挙式・披露宴は人生の一大セレブレーションです。『ちょっとくらい予算オーバーでも理想を追求したい』と、思う気持ちはわかります。

けれども若い夫婦には、『妥協したくないイベント』が次から次にやって来ます。お宮参り・初節句・入園入学など、子どもにとって一生に一度のお祝い事は妥協したくないし、子どもの可能性を広げる習い事を沢山させたい! と、思うのが親心。
そこで一度、『全部実現するにはいくら必要か?』と、足し算してみてください。すべてが叶うカップルは少数派です。そこに奨学金の返還が加われば、苦しくなるのは当然なのです。

独立行政法人日本学生支援機構には月々の返還金額を3分の2, 2分の1 ,3分の1,  4分の1に減らす『減額返還』や一定期間返還を待ってもらう『返還期限猶予』の救済措置※があることをご存知でしょうか。
『妻が3人目妊娠中で出費が増え苦しい』『育児時短勤務で収入が減っている』など、お困りであれば日本学生支援機構に相談してください。
要件に当てはまり、所定の書類を提出し審査が通れば、月々の負担を軽くすることができます(返還終了は先延ばしになりますが、追加の利子はなく返還総額は変わりません)。
※詳しくはhttps://www.jasso.go.jp/shogakukin/henkan_konnan/index.html

結婚するときに優先順位を決めたように『譲れないのはドコか? 』を、家族で価値観をすり合わせながら、お金のやりくりをしてはいかがでしょう」

前田菜穂子

PROFILE)
みつめFP事務所代表で、1級FP技能士(国家資格)、CFP®(日本FP協会)、育勉®インストラクター、日本学生支援機構認定スカラシップ・アドバイザー(平成29年10月~令和7年9月)FPmamaFriendsおこづかい教室認定講師。猛烈に働いた13年間の会社員生活での挫折や長く続いた不妊治療経験など、人生の壁にぶつかったことをきっかけに、金融業界未経験ながら5年間猛勉強してFPの資格を取得。“今より幸せで円満な家庭づくりのお手伝い”をモットーとし、娘として、妻として、母として、そして専門家として広い視野をもち、親子や夫婦でも話題にしづらい「お金のハナシ」に向き合うきっかけを提供しています。プライベートでは一児の母。

みつめFP事務所「みつめfp.com」

Amebaブログ「オンライン親子おこづかい教室|家計診断FPなおママ」

FPmamaFriends「おこづかい」から始めるこどもの自立教育

取材・文/和兎 尊美、たまひよONLINE編集部

※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※調査は2024年6月実施、7月実施の「まいにちのたまひよ」アプリユーザーに実施ししたものです。(有効回答数169人)
※記事の内容は2024年8月の情報で、現在と異なる場合があります。

赤ちゃん・育児の人気記事ランキング
関連記事
赤ちゃん・育児の人気テーマ
新着記事
ABJマーク 11091000

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第11091000号)です。 ABJマークの詳細、ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら→ https://aebs.or.jp/

本サイトに掲載されている記事・写真・イラスト等のコンテンツの無断転載を禁じます。