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「婚約指輪を入れた金庫が開かない!」「観覧車でプロポーズのはずが彼女が高所恐怖症で…」ハプニング続出!私のプロポーズ物語

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ガールフレンドとの結婚のサプライズ提案をするアジアのロマンチックな男性。魅力的な若い男性と美しい幸せな女性にプロポーズし、結婚指輪は自宅のキッチンで驚きの婚約を楽しんでい�
Kiwis/gettyimages

「たまひよ」アプリユーザーに「パートナーとの婚約(プロポーズ、婚約指輪など)にまつわる、エピソードを教えてください」と、アンケート。感動だけでなく、くすっと笑えるエピソードが集まりました。どうやら最近は、サプライズが苦手なカップルによる「計画的に遂行」プロポーズが増えているようです。新婚時代には離婚の危機も経験し、現在は3児の父であり、共働き夫婦の事情に詳しいワーク・ライフコンサルタントの大畑愼護さんに聞きました。

彼は頑張りました! 感動サプライズ・エピソード

※文中の「彼」は現在の「夫」となります。

「私の誕生日にあわせて、彼が学生ボランティアで親交を深めた東南アジアの国へ旅行を計画。しかし誕生日当日の予定は、ボランティアしていた小学校で子どもたちと1日サッカー、その後は現地でお世話になっている方とディナー...。あれ?私の誕生日なのに私は置いてけぼり? 空港ではずっとスマホをいじって『せっかくの旅行なのになんでスマホばかり見てるの⁉』と、ちょっと険悪なムードに。ところが小学校の教室に入ったら、今までの2人の写真がたくさん貼ってあって、指輪をぱっかーんされました!そのほかにもいろいろサプライズが!スマホをずっといじっていたのは、サプライズの打ち合わせでした(笑)」(ぴろ)

「結婚指輪がまだ届いてないクリスマスの日、家でツリーを飾り部屋を暗くしてツリーの光を眺めていたら、彼がひざまずいて『俺と結婚してください』と、エアーで箱を開けるポーズ。嬉しいより面白いが勝ってしまいましたが(笑)、『はい、お願いします』と言いました!」(かなゆう)

「彼の転職、引っ越しなど、バタバタななかでのとりあえず的なプロポーズでした。すると挙式中に、サプライズで108本のバラとともにプロポーズ。参列者も大絶賛の素敵なプロポーズでした」(ちゅうみ)

と、感動的なエピソードが届きましたが、計画通りにいかないのが人生です。プロポーズもしかり。くすっと笑えるエピソードの紹介です。

なぜにこのタイミング⁉ ある意味サプライズなプロポーズ

「『プロポーズはサプライズでしたい』が、彼の希望でしたが、デートの度に『○○の指輪にしようと思う』『ダイヤは綺麗なヤツ選んだよ!楽しみにしてて!』『写真だけでも見る?』『動画だともっと輝きがわかるよ!』『プロポーズは大安の日が良いと思うんだけど、都合の良い日は?』と、会う度にネタバレ。サプライズとは?と、思いつつ微笑ましく見守っていましたが、『やっぱり早く言いたい』と、我慢出来ず赤口の日にプロポーズされたのが一番のサプライズでした(笑)」(GU美)

「イルミネーションのきれいな場所にデートに誘われ、『もしやプロポーズ!?』と思う素振りが何度かあるけれど、なかなか指輪が出てこずそのまま出口へ。『勘違いだったかー』と、諦めたら出口直前でプロポーズ。彼曰く、思ったより人が多くてタイミングを完全に見失ったらしい(笑)」(みっけた)

「遊園地から帰宅した家でプロポーズ。本当は観覧車でプロポーズするつもりが、私が高所恐怖症でそれどころではなく、諦めたらしいです」(ほーほ)

「同棲して半年のクリスマス。『もしかして今日プロポーズかも?』と、バッチリメイクにお洒落して出かけたランチデートで何も無し。『私と結婚する気ないの?正月までにハッキリしなかったら最悪別れるかも…』と、落胆しながら帰宅。夜、しなびた部屋着にメガネ&ひっつめ髪で、コタツに入ってケーキを食べていたら、まさかそこでプロポーズ!嬉しかったけれど『今なんだ⁉こんなダルダルな格好の今なんだ⁉』と、ある意味サプライズでした(笑)」(かず)

「旅行の帰り、私が車を運転しているときにプロポーズされました。え?運転に集中しているんだけど⁉今? 今なの?と、思いました(笑)」(あや)

察せなくて、ムードぶち壊しでごめん!エピソード

「指輪ぱっかーんのとき、ケースが光っていたのでそれに驚いて、返事せずに『光ってる!』と、叫んでしまった」(はやみな)

「夜の公園でプロポーズ。何かを渡されたけれど、暗すぎて見えないし分からない。よーーーく見たら、指輪でした(笑)」(みー)

「彼がプロポーズするため『話があります』と、言ってくれたのに『眠いから寝よ』と、言ってしまった私。意味がわかって仕切り直してもらいました」(Luka)

「彼が『クリスマス・デートで指輪を見に行こう』と、伝えてくれましたが、察しの悪い私は『いいねいいね!お揃いにする⁉』と。まさかプロポーズだとは…」(なか)

「その日は高級ホテルにお泊り。夕食から戻ると、バラのプリザーブドフラワーが用意されていました。単なる彼からのサプライズだと思った私は、その細やかな心配りに感動して号泣。すると彼が『い、いや本題はこれからなんだけど…』と、少し引き気味になりながらプロポーズの指輪が登場。しかし最初のサプライズで大号泣したせいか、プロポーズの時は全く涙が出なかった(笑)」(ペンネ)

「彼が指輪の箱を取り出して、プロポーズの言葉を熱く話しだしました。でも私は箱が気になって仕方ない。なぜなら外箱の中に内箱がある2重構造なのに、外箱を開けない状態でプロポーズを始めたから。もう箱が気になって気になって、彼の言葉が頭に入らない。彼がプロポーズを言い終わって箱を開けたら、内箱がポロリ。想像通りの展開に私は大笑いでした」(みっちぃ)

今となってはいい思い出。ハプニング・プロポーズ

「ホテルでプロポーズをしてくれたのですが、婚約指輪を入れていた金庫が開かない!金庫がたまたま電気切れになったようで、プロポーズはまさかの金庫待ち(笑)翌日ホテルの人がお詫びの品を持ってきました(笑)」(しの)

「初デートで行った夜景が見える山でプロポーズ!の予定が、霧で夜景が見えず…泣く泣く夜景が見えるところまで降りてきてプロポーズ。彼が萎えてかわいそうだった(笑)」(あやな)

「島旅行の最終日、海辺に2人で座ってのんびりしている時、彼がポケットから指輪を出してプロポーズ…の予定が、私が砂浜のサンゴ探しに夢中になっていて中々気が付かず…。ふと顔をあげたら緊張した彼がタイミングを伺っていてびっくり!前日に少し喧嘩をしていたのでドキドキしていたみたいです(笑)」(けい)

そして男性からはこんな声も。

「良いお店を予約して、準備万端にして挑みました。当日は緊張しまくりで、美味しい料理でしたが味を全然覚えてない(笑)プロポーズの後、居酒屋で食べたピザが一番美味しかったなぁ」(mattun)

こういった男性の心理的負荷に加えて、「サプライズは苦手」「理想のプロポーズがある」という女性の要望で、最近は「計画的に遂行する」という進化系プロポーズも増えているようです。

サプライズは苦手な人向け⁉ 計画的に遂行系プロポーズ

「私たちの間にはサプライズ文化があまりなかったので、お互いに段取り(花束、指輪とは別のギフト、泊まりたいホテル等)を確認し、都内ホテルでプロポーズしてもらいました。予定通りに遂行という感じでした」(ゆきな)

「事前に『その日、ディズニーでプロポーズします』と、謎の宣言。当日のどこで、何時にプロポーズするのかわかっていたので、皆が憧れるディズニープロポーズでは無かったけれど、ある意味面白かったのでオッケーでした(笑)」(かなえ)

「『この日にプロポーズします』と、事前に聞いており予定通り遂行。指輪を用意するとは聞いていたけれど、大きなバラの花束も用意してあり、びっくりしました」(にゅん)

「お互いにサプライズが好きではないので、普通にデートの一環として一緒に銀座の宝飾店を見て回りました。ひと回りを終えてカフェで休憩中、彼が提示した金額が私の予算をはるかに超えており、ある意味でサプライズでした(笑)」(ひとみん)

「結婚相談所で出会いました。結婚の話が進むなかスケジュールがどんどん埋まっていくので、相談所のスタッフさんにプロポーズできる日を確認。『成婚カップルはたくさんいたけれど、プロポーズの日を聞いてくる会員は初めて』と、驚かれました」(まめ)

プロポーズ・エピソードはたびたび募集していますが、「計画的に遂行」プロポーズが年々増えているなぁと感じます。
「共働き夫婦が増え、父親の育児参加が定着していることが大きいのでは」とは、夫婦関係に詳しい大畑愼護さんです。

「“計画的に遂行”プロポーズは、フラットなパートナーシップの定着が影響か」と、大畑さん

「海外の小学校での感動プロポーズも、美味しい料理の味を全然覚えてない緊張プロポーズも、どれも2人の想い出に残る素敵なエピソードですね!
私もプロポーズ当日はいくつものプロポーズポイントを逃して(苦笑)、1日の終わりのディナーでようやく言えた!という経験があるので、自分事のようにたくさんのエピソードを読ませていただきました。

今回紹介されているエピソードの中にも『計画的に遂行』プロポーズが多数ありましたが、『二人で話し合う』スタイルが、年々増えているとも言えるのではないでしょうか。

実は最新の厚労省調査 ※1では、若年層男性(18~25 歳)の 84.3%は『育児休業を取りたい』、87.9%が『仕事も育児も熱心に取り組むつもり』と、回答しています。
夫婦で両立することを前提とした働き方を希望し、結婚生活も育児も『フラットなパートナーシップをとっていこうよ』『二人三脚でいこうよ』という意識が定着していることがわかります。『計画的に遂行』プロポーズも、少なからずその影響があるのかもしれません」

ショート動画の普及もプロポーズの変化に影響あり⁉

「先日、私の息子(小学校6年生)とお互いの好きな映画の話をする機会があったのですが、息子は先に結末を知りたがります。
いわゆるネタバレの状態です。『結末を先に知ったらつまらないのでは?』と聞くと『結末がわかった方が落ち着いて観ることができる』と、言うのです。
会社の後輩にこの話をしたら、ネタバレを肯定する意見が普通にありました。

これはSNSなどのショート動画の影響のようです。
長編映画やドラマでは『起承転結』の構成に対して、ショート動画では『“結”起承転』の構成が多いです。
画面スクロールをして次々と流れるショート動画の中で、結末が気になったものだけを観るというスタイルだからです。

なるほど、そういう鑑賞の仕方もあるんだなぁと感心しつつ、近年増えている『計画的に遂行』プロポーズは、二人で計画を楽しめる&安心して結末を迎えられるという、良さがあるのかもしれません。

いずれにせよ、相手のことを想って計画して行動してくれたことを想像すると、成功も、計画通りにいかないことも、全てが素敵なエピソードであることに変わりありません」

※1若年層における育児休業等取得に対する意識調査 (2024.7.31/P7・ P17)

大畑愼護(おおはた しんご)

前職では全国を駆け巡る激務をこなし、個人及びチームの業務内容などを見直し・改善して残業時間半減を実現します。その経験を生かして生産性の向上を提言するワーク・ライフバランス社へ転職。コンサルタントとして企業の講演・研修を担当し、東京都「育業の普及促進に向けた啓発事業」選考委員、和歌山県特別職非常勤職員(子育て社員応援アドバイザー)で、メディアにも多数出演。プライベートでは3児の父。前職では激務のせいで一家離散の一歩手前でしたが、こちらも見事に立て直し、第3子誕生の際には1年間の育休をとって一家5人で南国フィジーへ育休移住を決行しました。プライベートではトライアスロンに挑戦するなど、既成概念にとらわれず仕事・家庭・自分の時間の充実を提案する型破りイクメンパパです。

大畑愼護さんのブログ「育休移住.com」

大畑愼護さんのインスタグラム「shindyyy777」

(取材・文/和兎 尊美、たまひよONLINE編集部)

※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※記事の内容は2024年8月の情報で、現在と異なる場合があります。

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