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一家にひと部屋ある!? 人には見せられない我が家の「汚部屋」にママたちから共感の嵐

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●写真はイメージです 写真提供/ピクスタ

日々、家事・育児、仕事に追われていると部屋をキレイに片付けられず、“見ないことにする”部屋ができてしまうことも。「たまひよ」アプリユーザーに人には見せられない秘密の部屋についてアンケートするとともに、家族関係に詳しい鳥居りんこさんにお話を聞きました。

我が家にもある!誰にも見せられない秘密の部屋

まず、みんなの誰にも見せられない秘密部屋のエピソードをご紹介します。

◾️片付けたつもり…
「使ってない部屋にどんどん物をしまいこんで、他の部屋を片付けたつもり…」(もょん)

◾️完全に物置部屋に
「引っ越し後すぐに妊娠がわかり、部屋の片付けが終わっていません。ひとつの部屋は完全に物置部屋に…」(まめ)

◾️子どもが散らかした部屋
「上の子の散らかした部屋を片付けられません。あまりにひどくなりすぎてもう手を付けられなくなったので、諦めました。足の踏み場もない!」(りん)

◾️私のスペースが片付かない
「いつも私のスペース(ピアノの周り)に荷物を置いて、息子優先に日々過ごしているので片付けが全然できない…笑」(ワトソン)

◾️もう6か月経ち…
「とりあえずこの部屋に荷物を置いておけば大丈夫、となって6ヶ月経過。見事な物置になりました」(やまぎわ)

◾️お下がりの服でいっぱい
「押し入れの中をきれいに整頓したいのですが、どこから手をつけていいのかわからない…。扉が閉まっていて、全然見えてないからいいか…というのもあります。お下がりがいっぱいあって部屋が洋服であふれている…こんなにあっても着られない(笑)」(しゅん)

◾️パントリーが大変なことに
「リビングのテーブルにはどんどんものが溜まっていき、来客がある時にはパントリーが悲惨なことに…!!笑」(ちゃま)

◾️ベッドが服の山に
「夫が別室で寝るようになって、衣替えが面倒くさくて寝室のベッドの1つが服の山になっています」(mari)

◾️三姉妹の服でいっぱい
「子どもは全員女の子で、お下がりにと思って服をとっておいたら、みんな服の趣味が違うため膨大な服の量に。一度、服を捨てないとどれが必要かもわからない…」(yuco)

◾️納戸と机の上が片付かない!
「子どもが11ヶ月になるタイミングで引っ越し!見えるところは、それなりにしていますが、納戸はゴチャゴチャのまま。さらに区報やDM、子どもに関するチラシなどで机の上が片付きません!!」(おあ)

◾️来年までに片付けなきゃ!
「来年から子どもが使う予定の部屋が、荷物のストック部屋になっています。片付けなきゃ!」(やっすん)

今は、ブルドーザーのごとくに『物』を納戸らしきところにブチ込むのでOK! 

どこの家にも1部屋、1ヶ所は片づけられない場所があるのは当たり前。片付けなきゃと思っていても、なかなかできない!そんな時どうする?!について、大先輩、鳥居りんこさんからの熱いメッセージをお届けします。

「『家が狭い』『物が多い』『適切な収納が備わっていない』という日本の家屋“三大欠陥”はよく知られた話ですが、それでも、皆さん、なんとか片付けようと頑張っているとは思うんです。しかし、現実は!リビングは家族の私物置き場と化し、洗濯物は畳まれることもなく山となし、使うものだけをそこから器用に引き抜くなんて小技を習得!なんてことも実際、多いんじゃないかなって想像します。
 
『あら!我が家って手を伸ばせば何でも届くコンパクトな暮らし♪』と笑っていられるうちは平和なんですが、ふとしたはずみで『もっとスッキリ暮らしたいよ~!』って嘆きが出ちゃうとツラくなりますよね。

私に言わせれば『雑然とした部屋こそが乳幼児を持つ正しい暮らし方』なんですが、そうは言っても『片しても片しても片付かず、じっと手を見る』になるとウンザリする気持ちも分かります。

人間は報われない仕事にやりがいを感じないというのがひとつ。さらに雑然とした部屋は色とりどりであることが多いので、脳の『視覚的に考える』部分の容量がパンクしてしまうのだそうです。よって、脳が疲れる→片付ける気力がなくなる→散らかった部屋を見る→脳が疲れるという無限ループにハマるというしくみのようです。

でもね、ここで、ママたちに朗報を。私は難関中学に合格した子のお家の取材も数多くやっておりますが、皆さん、決してモデルルームのようではありません。むしろ、リビングではコロコロコミックと百科事典が常時、床に転がり、塾のプリント類が段ボールに山と積まれているといった具合の『雑然』としたご家庭のほうが多いんです。ご本人たちがどこに何があるのかを把握しているならば、何の問題もないですし、むしろ合格に向かって頑張る『目標のある家』と思っています。

いわんや、ママたちの目標は乳幼児であるわが子を『今日も元気に生かしておくこと!』。わが子が笑顔でいることが一番の仕事なんですね。
子どもは散らかすのが仕事ですから、この時期だけは期間限定と思って、人が来る前だけブルドーザーのごとくに『物』を納戸らしきところにブチ込むのでOK! 
人間、必要になればやるんですよ。『スッキリ暮らしたいな』という憧れの気持ちは、子どもが成長したら、じきに叶いますから、その時を楽しみにしていてください」(鳥居りんこさん)

片付けなきゃと思っていても、なかなか片付かないこともあります。子育て中は、「雑然」が当たり前くらいの気持ちでいいんです!なんだか心が軽くなりすね。
(取材・文/酒井範子、たまひよONLINE編集部)

※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※記事の内容は2024年12月の情報で、現在と異なる場合があります。

鳥居りんこさん

PROFILE)
作家、教育アドバイザー、介護アドバイザー。2003年、学研より『偏差値30からの中学受験合格記』でデビュー。実体験に基づいた『中学受験シリーズ』が人気。著書に『親の介護をはじめる人へ 伝えておきたい10のこと』(学研プラス)、『消化器内科の名医が本音で診断「お腹のトラブル」撲滅宣言!!』(双葉社)など多数。執筆・講演活動などを通じて、子育てや受験、就活、介護に悩む母たちを応援している。

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