「時間がない」「作る気がしない」ときは電子レンジで麺レシピ★料理家おすすめは手軽なコレ!サクッとできて満足度も◎
今回のテーマは「簡単麺レシピ」です。「たまひよ」アプリユーザーに聞いたみんなの体験談とともに、現在人気急上昇中の「脱サラ料理家 ふらおさん」に、食卓にのぼる頻度の高い簡単うどんレシピをお伺いしました。
うどんが食卓にのぼる機会は多いものの、手はかけたくない気持ちも…
最初にアンケート結果から紹介します。
Q:普段の食卓に麺類が登場することがある方に伺います。どんな日に麺類にすることが多いですか?
「めんどくさいなと思った日」(もょん)
「考えて料理したくないとき」(きょんぷう)
「料理をあまりしたくないとき。時間がないとき」(まめ)
「日曜日の昼」(もも)
「作る気が起きないとき」(biko)
「さっぱりしたものが食べたいとき、疲れてるとき」(ワトソン)
「休日の昼食は冷たいうどんか蕎麦で済ますことが多い」(yurusheep)
「子どもが麺好きなので保育園が休みのときなどの登場が多いです」(みすず)
疲れたときや時間がないときは冷凍うどんを活用してみて!
アンケート結果から伺えるように、麺類が登場するのは「時間のないとき」または「作る気がしないとき」などが多いようですね。回答者262人中179人がうどんをよく作ると答えています。そこで、あまり考えずにパパっと作れるうどんレシピを「脱サラ料理家 ふらおさん」に教えていただきましょう。
「どれだけお料理が好きな(得意な)かたでも、疲れていたり、育児や子育てで手が離せなかったりするときは、『今日はゆっくり料理する余裕がない』『手軽にパパッと栄養のあるものを用意したい』と感じることもありますよね。
そんなときには、調理が手軽な『冷凍うどん』を上手く活用していきたいものです。
特に今回は、『うどんはいつも、めんつゆをかけて食べることが多い』という方でもバリエーションが広がる、『冷凍うどん×電子レンジ』でパパッと作れる時短レシピを2つご紹介します。
ぜひご自身やご家族の好みに合ったものを試していただければ幸いです」
冷凍うどん×電子レンジで、火も包丁も使わない!
<焼かない焼きうどん風>
【材料】(1人分)
冷凍うどん…1玉
ちくわ…2~3本
もやし…1つかみ(50〜70g)
中濃ソース…大さじ2
醤油…小さじ1/2
*中濃ソースは、とんかつソースなどとろみのある他のソースでも代用可能。
【作り方】
1.冷凍うどんを耐熱容器に入れ、もやしを加え、その上で、ちくわをキッチンバサミで5mm幅に切ってのせていきます。
2.耐熱容器にラップをかけ、電子レンジ600Wで3分半ほど加熱します。(加熱後、冷凍うどんが解凍されきっていない場合は、30秒ずつ追加で加熱してください)
3.2に中濃ソースと醤油を回しかけます。
4.再度ラップをかけて、仕上げに電子レンジ600Wで2分加熱すれば、「焼かない焼きうどん風」の完成です。
火の通りが良いもやしと、非加熱でも食すことができるちくわを活用し、蒸すように調理することで、麺がかたくならず、もっちりと仕上がるのが特長。
お好みで、青ねぎや鰹節をトッピングしたり、加熱の際にキャベツやきのこを加えるなど、自由にアレンジしてみてください(具材を加える場合は様子をみて加熱時間を調整してください)。
コンソメ×ケチャップの洋風な味わい
<爆速ナポリタンうどん>
【材料】(1人分)
冷凍うどん…1玉
ウインナー…3本
玉ねぎ…1/4こ
ケチャップ…大さじ2
コンソメ…小さじ1
おろしにんにく…小さじ1/2
バター…10g
*バターは、有塩・無塩どちらでもOK。
【作り方】
1.薄切りにしたウインナーと玉ねぎを耐熱容器に移し、ケチャップ、コンソメ、おろしにんにくを加えて混ぜ合わせます。
2.1の上に、凍ったままの冷凍うどんをのせてラップをかけ、電子レンジ600Wで5〜6分ほど加熱します。
3.加熱が終わったら、バターを加えて全体を混ぜ合わせればできあがり。
炒めずに作ったとは思えないお店レベルのナポリタンを、電子レンジで作れます。お好みで、黒こしょうやドライパセリを振りかけたり、玉ねぎを減らしてその分だけピーマンを加えるなどしても、美味しく召し上がっていただけます。
※電子レンジで液体を加熱するとき、沸点に達していても沸騰しない場合がごくまれにあります。この状態の液体がちょっとした刺激で急激に沸騰を起こし、液体が激しく飛び散ることがあります。(=突沸現象)。やけどの原因になりますので、ご注意ください。
簡単に作れる=手抜きではない
「冷凍うどんは手軽に調理できる半面、『手抜きをしている感じがする』『少し罪悪感を感じる』という方もいらっしゃるかもしれません。しかし、今回のレシピのようにひと工夫を加えることで、満足感もアップして、そういったマイナスの感情を払拭できるかもしれません。
また、ちくわやウィンナーといったたんぱく質を含む食材や、もやしや玉ねぎなどの野菜を、冷凍うどんに組み合わせることで、栄養の偏りが生まれにくいよう工夫している点も、今回ご紹介したレシピの特長といえます。
『今日は時間がない』『疲れて料理のことを考える余裕がない』というときには、ぜひ今回のレシピを食卓に取り入れていただければ嬉しいかぎりです」(脱サラ料理家 ふらおさん)
「炒めない」「包丁もいらない」のはうれしいですね。ぜひ参考にしてください。
(取材・文/橋本真理子、たまひよONLINE編集部)
脱サラ料理家 ふらおさん
PROFILE)
料理家、食生活アドバイザー、Yahoo!ニュース エキスパートクリエイター、フーディストノートアンバサダー/公式ライター。29歳で脱サラし、料理家になった1児の父。「手軽さと美味しさは両立できる」をモットーに、工程を極限まで省いた「引き算レシピ」などをインターネット上で毎日公開中。毎日の料理を「時短化」できるうえ、知ってうれしい「キッチン周りの雑学」が自然と身につくと、フォロワー上昇中。
※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※記事の内容は2024年12月の情報であり、現在と異なる場合があります。