横目・ぎこちないバイバイ・過集中。息子はやっぱり発達障害!?【鳥野とり子の思ってたんと違う 妊娠・出産・育児 #12】
こんにちは、漫画家・イラストレーターの鳥野とり子です。
主にインスタグラム(@torico_bird) で早産や発達障害、育児あるあるを投稿しています。
今回は私が違和感を感じた息子の行動について書こうと思います。
2歳3カ月で歩けるようになってから息子は不思議な行動をとるようになりました。
どこを見ているの?不思議な目の動き
歩けるようになってしばらくたった頃、公園で歩いているねこ太を見てその行動にふと違和感が…。
前を向いて歩かず、生えている木を横目に見ながら木の周りをグルグル歩いていました。
しかもその行動は公園で歩いている時だけではなかったのです。
ねこ太を注意深く見ていると、色んな場面で物を横目に見て歩いていることに気づきました。
横目をするのは発達障害?
あまりに不自然な横目の行動が気になりインターネット検索してみると…
そこには発達障害の文字がありました。
この頃、私は「ねこ太はきっと発達障害なんだろうな」と思っていたので、この行動はやっぱりそうなのか!と妙に腑に落ちたのを覚えています。
そしてねこ太の気になる行動はこれだけではなかったのです。
ぎこちない【バイバイ】
ねこ太はバイバイの手の動かし方が不自然でした。
発達障害のお子さんはバイバイをする時に手の甲を相手に向ける【逆さバイバイ】をするというのはよく見られる傾向なのですが、息子の場合逆さまとまではいかないのですが、相手に手のひらを向けてするバイバイができなくて少しぎこちなく不自然なバイバイになっていました。
自分の興味があることに集中しすぎてしまう息子
ねこ太には興味があることに集中しすぎてしまう【過集中】の傾向がありました。
気に入ったおもちゃ・遊び・踊り・歌があるとそればっかりになってしまうのです。
踏切りのおもちゃをひたすら3~4時間眺めていたり、気に入った踊りを毎日何十回も繰り返し踊ったり、特定の絵本ばかり読まされたり。
しかもそれが何週間も続くのです。
最初は「今はこれがお気に入りなんだな」と思っていましたが、気に入ったおもちゃへの執着や、ところかまわず気に入った踊りを踊る様子を見ているうちに、「これは一般的な【お気に入り】とは何か違う」と思うようになりました。
発達外来で相談!くだされた診断名は!?
ねこ太の行動に違和感を感じていた私は発達外来に相談に行きました。
医師にねこ太の一連の行動や困りごとを伝えたところ…
私はてっきり診断名がつくと思っていたのですが、意外なことにねこ太はグレーゾーンでした。
でも、医師から「グレーゾーン」と言われたことで、今までのねこ太への違和感がスッキリし、今後ねこ太とどう向き合って子育てしていくかが見えた気がします。
【鳥野とり子】
2017年1月生まれの息子を育てているママ漫画家です。
インスタグラム(@torico_bird) で早産や発達障害、育児あるあるを投稿しています。