麺類はどのくらいの頻度で食卓に?作る機会の多いパスタ、簡単&まんねりしない味変テク
食卓に麺類はどのくらいの頻度で登場しますか?「たまひよ」アプリユーザーに「麺類」についてアンケート調査をしてみると、食卓に登場する「麺類」の第1位は「パスタ」でした。
そこで、「たまひよ」アプリユーザーに聞いたアンケート結果とともに、管理栄養士であり調理師でもある清水加奈子さんに、まんねりになりがちなパスタの簡単アイデアレシピを教えていただきました。
麺料理の中で、もっともよく作られているのはパスタ!
最初にアンケート結果から紹介します。
Q: 食卓に麺類が登場する頻度を教えてください。
ほぼ毎日 3.0%
週に2~3回 32.1%
週に1回 32.5%
月に2~3回 29.1%
月に1回 3.4%
Q:普段の食卓に登場する麺類は何が多いですか?
1位 パスタ
2位 うどん
3位 ラーメン
4位 焼きそば
5位 そうめん
6位 そば
約7割の方が週に1回以上、麺料理をされているようですね。そして、その内容を見ると1位はパスタでした。
「晩ご飯をパスタにすることが多い。クリーム系やペペロンチーノの頻度が高い」(あーちゃん
)
「夕飯前にお米を炊き忘れた!と気づいたときは麺類にします。よく作るのは、ミートソースのスパゲッティや野菜たっぷり卵とじうどん。手抜きですが、一品で炭水化物、タンパク質、野菜が摂れる!」(さくちゃんママ
)
「きのことベーコンのペペロンチーノをよく作ります。10分くらいで出来る簡単料理です。外にお出かけをしたくない時に麺類になりがちになります」(たけり)
でもそれだけ作っていると、味や具材がまんねりしてきませんか?
そこで、さまざまな媒体でレシピ監修をしている管理栄養士の清水加奈子さんに、まんねりしないパスタレシピを教わりました。
包丁要らず、ワンパンで作れるシーフードクリームパスタ
【材料】(2人分)
水、牛乳…各400ml
顆粒コンソメ…小さじ1
スパゲッティ…200g
シーフードミックス…100g
しめじ(お好みのきのこ)…100g
ブロッコリー(冷凍でもOK)…60g
マヨネーズ…大さじ1
塩、こしょう…適量
【作り方】
1.深めのフライパンに水、牛乳、コンソメを沸かし、スパゲッティを半分に折ってを入れ、1分ほどほぐしながらかき混ぜる。
2.ふたをして弱めの中火で表示の茹で時間より2分短く茹でる。その後、シーフードミックス、小房に分けたしめじとブロッコリー、マヨネーズを入れる。
3.ソースが少なくなり、スパゲッティの芯がなくなるまで、さらに2分ほど混ぜながら煮詰める。最後に塩、こしょうで調味する。
こんな味変もおすすめ!
ワンパンパスタ、美味しそうですね。ちなみに、清水さんに作る機会の多いパスタの味変テクニックについてもお聞きしました。
<味変1>
和風パスタには粉チーズがおすすめ。和風だし、しょうゆと乳製品の相性は抜群です。牛乳を入れることで和風クリームパスタにも変身。
大人には柚子胡椒や柚子の皮、みかんの皮を刻んで入れれば、さわやか香りがたってお店で出される和風パスタ級に。
<味変2>
ミートソースにカレー粉をいれるとキーマカレーパスタに変身。
<味変3>
ナポリタンにはコンデンスミルク(なければ牛乳+砂糖)を少し加えると、自然な甘さが出て美味しさアップ。老舗喫茶店からコンデンスミルクを入れると聞いてから、私のナポリタンにはコンデンスミルクをマストで入れています!
パパッと作れて、本格的な味が期待できそうなワンパンパスタ。うれしいですね!
(取材・文/橋本真理子、たまひよONLINE編集部)
清水加奈子さん
PROFILE)
管理栄養士/フードコーディネーター。国際中医薬膳師、国際中医師、調理師などの資格も持つ。テレビや雑誌で料理監修を行うほか、薬膳コンシェルジュ協会講師も務める。料理のおいしさ、シズルを伝える調理、盛り付け、食器のセレクトなどのスタイリングだけでなく、カロリー計算されたダイエットレシピの作成・アイディアレシピの提案、中医学に基づいた薬膳レシピの提案、講師などを行う。監修書に『太らない食べ方 新装版』(エイ出版社)他。
※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※記事の内容は2024年12月の情報であり、現在と異なる場合があります。