選択肢が豊富な格安スマホでムダを省く!あなたに必要な「データ通信量」は?
月々のスマホ利用料が数千円安くなるといわれている格安スマホ。「興味があるけれど、何から調べればいいかわからない」という人に向けて、実際に格安スマホに乗りかえた筆者が選ぶポイントをお伝えします。
今回のテーマは「データ通信量」。本当に必要な量を見極めれば、通信料金のムダがなくなります。
「データ通信量」の目安って?
格安スマホの月額料金を占めるのは、主に「データ通信料」と「音声通話料」の2つ。データ通信料は、メールをしたり、webサイトや動画を見たりなど、インターネットに接続するときにかかるもの。料金表に「5GB◯◯円」などと表示さている「GB(ギガバイト)」とは、ひと月に使えるデータ通信量のことです。
とはいえ、「GB」と言われても、どのくらいの量なのかピンとこないですよね。1GBのデータ通信量でできることの目安は次のとおりです。
1GBでできること
●メールの送受信=約200,000通
※1通=300文字程度のテキストメール(5KB)の場合
●WEBサイトの閲覧=約3,000ページ
※ニュースサイトなど
●動画の視聴=約8時間
※約5分(10MB)の動画を90本程度
格安スマホのサービスを提供している会社は20社以上ありますが、ほとんどの会社は、ドコモの通信・通話回線を借りています。筆者は格安スマホに変えるとき、「安い分、ネットにつながりづらかったらどうしよう」と心配しましたが、そんなことはありませんでしたよ。
また、格安スマホはサービス提供会社が多いだけでなく、ひと月に使えるデータ通信量のプランが1GBから無制限までさまざま。大手携帯会社と比べて選択肢が豊富なため、自分にあったプランを選ぶことで、月額料金のムダを抑えられます。
格安スマホのプランを選ぶ前に、まずは今、自分がひと月にどの程度のデータ通信量を使っているのか確認してみましょう。
自分のデータ通信量をチェックしよう
あなたに必要なデータ通信量別・おすすめプラン
ひと月に使っているデータ通信量がわかったら、自分にぴったりのプランを選びましょう。とはいえ、このプラン選びがめんどうなんですよね。そこで、代表的なプランを表にまとめました。参考にしてみてください。
データ通信量のプランは、申し込み後も変更可能という会社が多いです。データ通信量がどのくらい必要なのかわからない場合は、最初に容量が多めのプランを選んで、1~2カ月使ってみてからプランの見直しをしましょう。
ライトユーザーにおすすめのプラン[1~3GB]
スマホ利用者の9割以上は、ひと月あたりのデータ通信量が3GBという調査結果があります(※1)。スマホの主な用途がメールやSNSのチェック、ちょっとした調べ物という人は、ひと月1~3GBあれば十分です。
大手携帯会社の月額料金プランは、1GBが2,900円、2GBが3,500円。格安スマホのデータ通信料の安さが際立っていますね。

ミドルユーザーにおすすめのプラン[5~7GB]
スマホを使ってYouTubeなどで子どもにアニメを見せたり、ゲームアプリをダウンロードして遊ばせたりしていると、意外とデータ通信量が消費されます。「3GBでは物足りないかも…」という人は、5~7GBのプランから選んでみましょう。容量を使いきったときのために、データ通信量をチャージできるプランもあります。
ちなみに大手携帯会社では、5GBで月額5,000円。格安スマホなら、半額以下で同じデータ通信量を使えます。

ヘビーユーザーにおすすめのプラン[7GB~容量無制限]
データ通信量を最も使用するのは、動画の視聴です。子どものお昼寝中にスマホでドラマを見るなど、動画を1日1時間以上見る人は、大容量のプランを選んでおきましょう。
大手携帯会社では、容量5GBの次の選択肢は、20GB、30GB。「5GBじゃ足りないけど、20GBもいらない」という人には、選択肢が豊富な格安スマホの出番です。

筆者は現在、「BIGLOBE SIM」の6GBのプランを利用しています。筆者が「BIGLOBE SIM」で契約したときは、たまたま新規契約特典として、「2カ月間データ通信量無料キャンペーン」が行われていました。本当は6GBで十分だったのですが、せっかく無料なんだからと思い、契約時は12GBを選びました。12GBもあれば、気になっていたドラマやPVをスマホでたっぷり見てもへっちゃらです。無料キャンペーンが終わる3カ月後には、6GBのプランに変更しました。
このように、新規契約の特典として「データ通信量無料」などのキャンペーンを行っている会社もあるので、格安スマホを検討している人はぜひチェックしてみてください。
文・新米主婦ライターU
独身時代の浪費癖が抜けず、新婚の今も節約意識の低いどんぶり勘定女。手持ちのスマホが壊れたことをきっかけに、一度の手間でガッツリ節約したいという思いつきから、格安スマホの道に足を踏み入れる。
※1/NTTコム「スマートフォンのデータ通信量と月額料金に関する調査」
※ここに記載した各サービスの情報は、2016年11月15日時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。