習い事の前に食べたさせたい!子どもと一緒に準備できる手作りおやつアイディア3
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5歳ごろになると運動能力が上がり、動くことがどんどん上手に。お天気の日は園庭だけではなく徒歩での外出、そして思いっきり体を動かして遊ぶ、ということも頻繁になってくる時期です。
活発に動くと、しっかりおひるごはんを食べても午後のお習い事に行く前には、なんとなくお腹が空いたからおやつが欲しくなるお子さんも多いのでは?そんな時にぴったりの、最低限の手間で出来上がる簡単おやつをご紹介します。
髙窪美穂子
100%天然素材料理実践家®・フードコンサルタント
http://takakubo-cooking.com/
5歳児さんのおやつは「軽い食事」と考えて
体を動かしている分だけお腹も空くようになるけれど、まだ1回の食事で食べられる量は少ない場合も多いのです。せっかくの習い事も、お腹が空いた状態では楽しくできないもの。今回は、お習い事の前に食べるのにオススメ、小腹が空いた時にぴったりのおやつを3品ご紹介します。
ご紹介のうち2品は計量いらず、最低限の手間で出来上がり。全て簡単準備でできるものばかり。加熱するまでの準備をお子さんとご一緒にするのも楽しいおやつたちです。
身近な食材で、簡単にできる!計量いらず の甘くないおやつ
おやつ、というと甘いものというイメージがありますが、毎日甘い物でも飽きてしまうしお砂糖の摂りすぎもちょっと心配・・・。
そんなママにオススメなのが、甘くないおやつです。いつもおうちにある身近な食材で、ちょっと目先の変わったおやつを作ってみませんか。
おうちの冷蔵庫にある、冷やご飯とチーズを組み合わせたフライパンひとつでできる「くるくるチーズごはん」は、リピ間違いなしの簡単おやつです。
香ばしいチーズの香りでパクパク食べら れる!「くるくるチーズごはん」
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フライパンに冷やご飯を薄く丸く広げ、溶けるチーズをお好みの量、冷やご飯の上に乗せ広げます。チーズは溶けるタイプのものであればなんでもよいです。
冷やご飯はあらかじめ温めておくと、早く仕上がりますが、冷えたままでも構いません。
フライパンを火にかけ、温まったら中弱火で焼きます。チーズが溶けてご飯の下まで回ってカリッとしてきたらフライ返しで裏返し、もう片面も焼きます。チーズが香ばしく焼けたら火を止めます。
薄く平らに焼きあがったチーズごはんを、持ちやすいようくるくる巻いて出来上がりです。
チーズごはんだけで食べるのはもちろん、チーズごはんを巻く時にハムやちょっとした野菜を一緒に巻いてもボリュームがでます。またチーズとごはんだけでなく、焼く時にツナなど一緒に焼いても、チーズでまとまりますので、お好みでいろいろ試してみてくださいね。
出来立ては熱いので、やけどしないように気をつけて巻き、食べる時はフォークなどで切りながら召し上がってください。
手で持てる程度に冷めてから食べる時は、手で持つ部分をオーブンシートペーパー等で包むと食べやすいのでお試しください。
やっぱり、甘いおやつも外せない!おうちの 食材ですぐできるおやつ2種
ちょっと疲れた時の甘い物、は本当に美味しいから、甘い物も欲しくなるのがおやつタイム。
おうちにある食材を組み合わせてできる甘いおやつが「シュガーラスク」と「ジュースのゼリー」です。
バターとお砂糖、パンさえあればあっとい う間!これまた計量いらずのシュガーラスク
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朝食で残ったパンや、パンのみみがあったら、すぐにできるおやつが「シュガーラスク」。
パンやパンのみみは食べやすい大きさに切り、トーストに塗るより少しだけ多めのバターを塗り、オーブン、またはオーブントースターの天板に並べます。その時、天板にアルミホイルかオーブンシートペーパーを敷いておくと、後片付けが楽です。
並べたパンの上から、パラパラとお好みの量お砂糖をかけます。お砂糖はどんな種類でも構いませんが、グラニュー糖はまんべんなく振りかけられるので使いやすいです。
オーブンなら低温の120〜130度程度、オーブントースターならば弱いワット数でパンが焦げずにカリカリになるまで焼いたら出来上がりです。
おうちの冷蔵庫のジュースで簡単ゼリー
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暑さに向かうこれからの時期、おうちにあるジュースを固めてゼリーしておやつにするのもオススメです。食欲が落ちた時にも喉ごしがよいので食べやすく、さらに水分補給にもなります。
卵や乳アレルギーのお子さんでも、おうちで作るゼリーなら、食材を選べて安心ですね。
ゼリーは市販の粉ゼラチンを使うのが簡単です。だいたい1袋5gの粉ゼラチンで300ml程度までは固まります。少量のジュースで粉ゼラチンをふやかしてから、人肌程度の温度に温めた分量のジュースに入れて溶かし、カップなどに注いで冷やし固めます。
おうちにある果物を刻み入れてもいいですが、生の果物を使うと含まれる酸や酵素の影響で固まりにくくなる可能性もありますので、加える量を少量にする、または加熱してから加えるなどしてください。
また、上記ご紹介した甘いおやつを食べる時は、食後に必ず糖分のないお茶やお水を飲ませて、お口の中の糖分を流してあげてくださいね。
ご紹介したおやつはどれもおうちにあるもので作れて、しかも簡単なものばかりです。
是非とも作ってみてくださいね。
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