【医師監修】車・電車・飛行機で赤ちゃんとお出かけ、グズらない!ご機嫌キープのコツは?

Halfpoint/gettyimages
赤ちゃんと公共の乗り物に乗ったはいいものの、「大渋滞でご機嫌ななめ」「予約しておけば得だった~」などの事態は避けたいですよね。赤ちゃんもママやパパも、快適にスムーズに移動するためにはどんな準備が必要で、何に注意すべきか、小児科医の山中龍宏先生に聞きました。
お出かけ前の準備&移動中の注意点は?
移動に使う乗り物や交通機関に合わせて、赤ちゃんと乗車するときのポイントをまとめました。
【車】に乗る場合
★事前にチェックしたいことは?
☑チャイルドシートの装着は確実に
☑渋滞情報をチェックする
☑休憩所(授乳やおむつ替えスペースなど)がどこにあるか確認 など
★移動中のポイントは?
座らせっぱなしだと疲れるので、こまめに休憩をとりましょう。授乳やおむつ替え、お昼寝がいつもと同じ時間帯にできるように、ルートにうまく組み込んで。
【特急・新幹線】に乗る場合
★事前にチェックしたいことは?
☑トイレやデッキに出やすい通路側の席を予約する
☑予約時に、多目的室があるかどうか確認する など
★移動中のポイントは?
多目的室がなく、車内で授乳するなら授乳ケープが便利。ベビーカーの持ちこみは、車両内のいちばん前か後ろの広いスペースを利用するようにしましょう。
【電車・バス】に乗る場合
★事前にチェックしたいことは?
☑ラッシュの時間を調べる
☑抱っこひもを用意する など
★移動中のポイントは?
揺れが激しいときがあるので、できれば優先座席に。車両内がすいているならベビーカーに座らせていてもOKですが、ベビーカーは基本的に折りたたんで、抱っこひもを使って。
【飛行機】で出かける場合
★事前にチェックしたいことは?
☑予約時に、子連れであることを申告する
☑赤ちゃん向けのサービス内容を確認
☑貸し出し用ベビーカーがあるか確認
☑赤ちゃん用ベッドがあるか確認 など
★移動中のポイントは?
原則、赤ちゃんは大人のひざの上。できるだけ機内でねんねするように、離陸後すぐ授乳したり、搭乗前に昼寝させないなどの工夫をして。
赤ちゃんが乗り物内でぐずったり、泣いてしまうとアタフタしてしまいがち。どうしても機嫌がよくならないときに備え、赤ちゃんがくぎ付けになるあやしグッズを決めておくと安心かも。移動手段を問わず、お出かけのスケジュールはゆとりを持って計画立てるといいですね。(文・ひよこクラブ編集部)
初回公開日 2018/6/3
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