「さとゆみ」の運命が変わる女のヘアコラム~【イライラ梅雨時の「ひっつめ髪」に注意!】
こんにちは。ヘアライターのさとゆみこと、佐藤友美です。著書『女の運命は髪で変わる』(サンマーク出版)から、特に知っておいて欲しい髪にまつわるコラムをお届けします。
梅雨到来ですね。髪のお手入れに時間をかける暇もないのに、梅雨時期はさらに髪がうねったり、爆発したりと、イライラもピークになることでしょう。今回はそんな梅雨時期の乗り切り方をお伝えします。
梅雨時期の「ひっつめ結び」は抜け毛のもと!
梅雨時期は髪がうっとおしいので、ひっつめでひとつ結びにしているママも多いかもしれません。
でも、ちょっと待って! 産後の頭皮はとてもデリケートです。それでなくても産後脱毛がある時期に、髪をひっぱって結ぶという、頭皮に負担をかけることはさらなる抜け毛の原因になることもあります。できれば避けたほうがいいのです。
とはいえ、髪をまとめていないとイライラするという人も多いでしょう。そういう場合は、できるだけ髪にテンションをかけずに、ルーズに結ぶことが大事です。
結んだあとにカチューシャやターバンなどをオンすれば、多少ルーズに結んだとしても、かえってそれがおしゃれに見えます。とにかく髪を引っ張らないことを意識してください。
髪に油分で「蓋」をすればうねらない
梅雨時期に髪が爆発するのは、髪の毛に水分が入ったり出たりするからです。
乾燥している日は、朝、一度乾かした髪はそれ以上うねらないはずです。でも、水分が多い雨の日は、髪の毛に水分が出入りするので、髪の水素結合がくっついたり離れたりして、その結果、髪がうねるのです。
ですから、解決法は、髪に水分を出入りさせないこと、です。具体的には髪の表面を油分で覆って、蓋をしてしまいます。
油分とは、具体的には、洗い流さないトリートメントや、ヘアオイル、ヘアミルク、ワックスなどを指します。自宅にあるもの、どれでもいいので、それらをたっぷりつけてスタイリングしましょう。スタイリングが終わったあとに二度づけしても結構です。
そうすることで、髪にはそれ以上水分が出入りしなくなるので、うねったり爆発したりしにくくなります。
また、忙しいとは思いますが、この時期に美容院でトリートメントをしてもらうのもおすすめです。髪の内部が乾燥していると、どうしても梅雨時期に爆発しやすくなります。梅雨時期のトリートメントは、髪を保湿しつつ、湿度の影響を受けないため他の時期の3倍の価値がありますよ。ぜひ試してみてください!
ヘアライター 佐藤友美(さとゆみ)
日本初、かつ唯一のヘアライター & エディター。 日本最大のヘアスタイルフォトコンテストの審査員をはじめ、40代からの情報サイト「ユニークピース」の編集長、ヘア製品の商品 開発アドバイザーなど、美容業界での活動は多岐にわたる。ヘアスタイル選びのアドバイザーとしても高い満足度を得ている。「ほんの少し髪を変えるだけで劇的に印象が変わる」ルールを法則化した最新著書『女の運命は髪で変わる』(サンマーク出版)が、発売10日間で異例の5刷となり大好評!を得ている。
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。