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幼稚園入園にはなにが必要? 手続きや申込方法

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幼稚園の入園に向けた準備は前年度からはじめますが、早ければプレ保育入園前の1歳くらいから情報収集をスタートさせている家庭もあります。まず住んでいる地域にどんな幼稚園があるのか調べて、見学会や説明会に参加しましょう。先輩ママに地域の情報やクチコミを聞いたうえで、パパやママの目で確かめることが大切です。幼稚園の入園を検討しはじめた家庭向けに、幼稚園の申し込みから入園手続きの流れについて紹介します。

私立幼稚園の入園までの流れ

子どもを入園させたい幼稚園が見つかったのに、うっかり忘れていて入園できなかったということにならないように、入園前の手続きなどのスケジュールは必ず確認しましょう。
公立と私立幼稚園を両方申し込む場合は、申し込み方法や流れが違いますから、調べておくことが大切です。
最近は、どの幼稚園にも入園前に保育を体験できるプレ保育があるので、2歳から希望する園に通う家庭がほとんどです。プレ保育に通う理由は、希望する幼稚園の様子がわかるだけでなく、その園に優先的に入園できるからです。プレ保育は、週1〜月に数回実施など園によってさまざまですが、随時入園できるわけではありません。幼稚園の入園手続き同様に、申し込み時期がありますから、必ず幼稚園のホームページなどで、幼稚園情報とともにプレ保育についても調べておきましょう。

私立幼稚園の入園までの流れ

6〜9月 幼稚園の見学会や説明会
毎年同じ時期に、幼稚園の様子を見学できる見学会や幼稚園入園のための説明会が行われます。見学会は、決まった日程の幼稚園もあれば、随時見学が可能な幼稚園もあります。幼稚園のホームページを確認しましょう。
幼稚園の説明会では、園の教育方針や入園の選考方法、入園料・保育料、入学願書の配布日・願書の提出日などの説明があります。説明会までに疑問点などがあればメモしておきましょう。

見学会のチェックポイント
□保育の内容
どういった保育をしているのか、保育内容が子どもにあっているか
□幼稚園の規模
園庭の広さ、トイレや水飲み場の設備。掃除などが行き届いて清潔かなど
□給食
給食の場合は、給食のメニューやアレルギー対策をチェック
□幼稚園の先生の様子
子どもたちと一緒にいる時に、ニコニコして楽しそうかなど、子どもと過ごす先生の表情にも注目
□園児の様子
園児の表情がイキイキして、楽しそうにしているなら◎
□保護者の雰囲気
見学会だけでなく、見学可能な運動会やバザーなどで、保護者の様子をチェック。服装や雰囲気など、ママやパパ自身がとけこめるかも確認
□セキュリティ
来訪者の確認方法の有無、部外者が入れないセキュリティシステムがあるかなどをチェック

説明会のチェックポイント
□幼稚園の教育方針と家庭の教育方針が合致しているか
□一斉活動と自由活動のどちらを重視しているか
□年間行事のスケジュール
共働き家庭の場合は、4月時点で行事の日程が決まっていると、仕事とのスケジュール調整がつきやすいことも
□入園料、保育料入金時期
□入園選考の方法
□入園願書の配布と入園願書の提出日
□預かり保育や園内の習い事の有無
□預かり保育の時間
□面接のときの親子の服装


10月中旬〜下旬   入園願書の配布(東京都は、10月15日〜)
11月上旬       願書の提出(東京都は、11月1日〜)
幼稚園入園には、願書の提出が必須です。説明会で願書を配布する幼稚園もありますが、配布の日程や期間が決まっていて願書をとりに行くところもあります。願書の提出期間は、決まっているので必ず確認を。願書を入手したら、下書き用に必ずコピーをとります。願書は、志望動機から家庭の教育方針や子どもについての基本的な情報を幼稚園に伝える重要な書類です。特に指定がなければ、万年筆もしくは、万年筆に近いボールペンで書きましょう。先着順で入園を受け付ける幼稚園は、徹夜で並ぶということもあるようです。そのためには、家族のスケジュール調整も必要です。

願書配布・提出のチェックポイント
□願書提出の日時・締め切り
□願書提出の方法(郵送・持参)
□下書き用に願書をコピー
□願書は指定がない限り、万年筆もしくは万年筆に近いボールペンで書く
□願書の誤字・脱字、記入もれがないかを確認

11月上旬 面接・書類選考・抽選
面接
簡単な試験や書類選考にくわえ、後日面接がある園や願書提出のその日に面接があるなどさまざまです。募集人数に対して、応募人数の多い幼稚園は抽選で決まることもあります。一般的な幼稚園の面接では、選考目的というより子どもの普段の様子や家庭の教育方針などを聞いて、子どもの性格や発達状況を知るために行うことが多いようです。願書をもとに、家庭の教育方針、子どもとの過ごし方、親子の関わりなどについて聞かれるので、提出した願書の内容はきちんと夫婦で確認しましょう。
面接の服装は、パパやママともにスーツ、子どもはジャケット着用といったところもあります。カジュアルな服装という園でも、シャツやブラウスを着用するなど清潔感のある服装に。短いスカートやジーンズなどの普段着は避けましょう。持ち物は、子どもの上履きとパパやママのスリッパが必要な場合があります。

面接のポイント
□願書のコピーをとっておいて内容を夫婦でしっかり確認
□親子の服装をチェック
□子どもの上履きと親のスリッパなど忘れ物はないかをチェック
□面接の待ち時間がある場合は、子どものために音の出ない玩具(折り紙や絵本)などを準備

11月上旬〜中旬 結果発表 
合否の発表は、面接の翌日から数日後に連絡があるところがほとんどです。人気が高く抽選などの選考がある幼稚園以外は、ほとんどの子どもは入園できますから心配はいりません。

入学許可書発行・入学決定

入学許可書発行・入学決定
入園料や制服、教材などの費用を払い入学許可書が発行されます。制服の採寸、書類提出などがすむと、正式に入園決定です。入園手続きとして、すぐに入園料や制服・教材などの費用を現金もしくは、銀行振り込みで支払う場合もあるので必ず確認を。現金で支払う場合は、必ず封筒に入れて渡しましょう。

□入園料などの支払い日程や方法の確認
□制服や教材費の支払い方法(引き渡しのときに支払うことも)

12〜3月 入学説明会・制服や教材の引き渡し
制服や教材の引き渡し。入園説明会で準備するものの一覧が配布されます。指定のバッグや袋ものの用意や、名前つけなど準備するものがたくさんあります。

2〜3月 1日体験入園
子どもが少しずつ幼稚園の生活に慣れるためにほとんどの園で体験入園があります。子どもが園で過ごす時間をつくります。1日入園は、数回行う園もあります。
□体験入園のスケジュール
□体験入園の服装
□体験入園の持ち物

公立幼稚園の入園までの流れ

見学会  各園に問い合わせて、行います。
9月〜10月上旬  願書配布・願書の提出 支給認定の申請をします
11月上旬頃    園で面接や健康診断を行います
12月       入園承諾書、認定書を送付
保育料などの入金手続き 保育料の手続きについて役所から通知後、入金手続きをします。
条件:その地域に居住している該当年齢の子ども

公立幼稚園は、自治体が運営しているため、入園までの流れは私立とは違います。2年保育が主流なので、3年保育がある幼稚園は人気が高く、抽選ということが多いようです。
公立幼稚園の願書の配布や提出は、入園希望の園だけでなく、地方自治体が窓口になることがあります。入園手続きの方法や場所は地域によって違いますから、必ず自治体もしくは、入園を希望する公立幼稚園のホームページを確認しましょう。
もし抽選にもれたら、私立に入園する場合もあるので、私立の入園までの流れも必ずチェックしておきましょう。そのほか、準備するものは私立幼稚園と変わりませんが、基本的に、給食や通園バスがないところがほとんどです。園によっては駐輪所もない場合もありますので、送迎はパパやママが徒歩でするところが多いようです。

まとめ

幼稚園入園準備は、2歳のプレ保育からはじまっているといっても過言ではありません。子どもが1歳くらいになったら、入園を希望する幼稚園のホームページなどをチェックして、プレ保育について調べてみましょう。幼稚園の見学会などは、年1回のところもあれば、随時行っているところもあります。見学会や説明会は、保護者がその幼稚園の雰囲気や園長先生の考え方にふれるチャンスです。保護者が幼稚園の考え方に共感できれば、子どもも安心して穏やかな幼稚園生活が送れるはずです。わが子が希望する幼稚園に馴染めるかどうか、親の目でしっかり確かめましょう。


監修
野上秀子さん
学校法人 野上学園久我山幼稚園園長。東京都私立幼稚園連合会常任理事、公益法人全日本私立幼稚園幼児教育機構調査広報委員会副委員長。40年の長きにわたり、幼児教育に携わる

高尾恵子さん
学校法人 江楠学園にじのはねこども園園長。公益法人全日本私立幼稚園幼児教育機構調査広報委員会副委員長。佐賀県で長きにわたり幼児教育や保育に力を入れている

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