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内祝い「子連れでもエクササイズはできる？」山田ローラさんの日米子育てリポート
更新
2015年にラグビー日本代表の山田章仁選手と結婚、2016年9月に男の子と女の子の双子を出産したモデルの山田ローラさん。日米のハーフでご実家がアメリカにあります。そんなローラさんが、アメリカの子育て事情や、日米の育児の違いなどをリポート。今回のテーマは、子どもがいるとなかなかできない“ママ・パパのエクササイズ”についてです。
■前回のリポートはこちら→「アメリカのパパ育児」山田ローラさんの日米子育てリポート
預け先がないのなら、子どもと一緒にエクササイズ！
双子の育児をしていて、なかなか運動するチャンスを作れず、悩んでいました。双子の預け先もなく、一緒にできる運動といえば、お散歩や公園へ行くぐらい。家事をしながらの“ながら”運動をしようと思ってもなかなか実行できず…。しかし！アメリカ人はアクティブでパワフル!! 子どもを預ける先がなければ一緒に運動してしまおうという素晴らしい考え方の人が多いです。
朝イチで外に出ると、あちらこちらでランニング用のバギーを押しながら走るママやパパ。自転車の後ろに子ども用のトレーラーをつなげているかっこいいバイカー。子連れでアウトドアヨガを楽しむママグループ。そして、子どもをウエートに見立てて遊び感覚で一緒にトレーニングしている家族もいました。
ジムやヨガスタジオには、子どもを預けるシステムが
近所のフィットネスジムを見学しに行ったときは、子ども連れのファミリーのためにナーサリーが完備されていました。パパやママが運動しているときに、赤ちゃんはナーサリーで保育士が見てくれます。そしてこのナーサリーがまたすごい！ ジムにあるだけあって、いろんなボールやスポーツ器具が準備された子ども用の体育館があり、小さな子も大きい子たちに交じって追いかけっこしていました。これは“私が運動でナイスボデイになるにつれ、双子も一緒に運動神経アップ”の一石二鳥ではないですか！
また、近くのヨガスタジオのレッスンを受けたときは、なんとベビーシッターの予定もスケジュールに表示されていて、子どもと一緒のヨガもありだけど、たまには子ども抜きのリラックスヨガを楽しもうという提案も！ アメリカに帰ると今までは体重増加して日本へ帰国していたのですが、今回はシェイプアップできるかも！とウキウキ気分の今日このごろです。
バギーを押しながら、マラソンだって走っちゃう！
そして今回、自分のモチベーションを上げるためにもハーフマラソンに参加してみました。双子を連れてのジョギングなら日本に帰ったときでもできると思い、思いきって双子用のランニングバギーを購入しました。
この三輪のバギーは本当にすごい！ジョギング中に蛇行しないように前の車輪にロックがかかり、ハンドルには手首用のストラップとブレーキハンドル。双子もいつものペースより速く動いているのが楽しいみたいで、終始はしゃいでいました。
マラソンのために、毎朝のランニングにつき合ってくれる双子には感謝しています。1人で走るときより負荷がかかるので、マラソン当日は準備バッチリ！と思いつつスタートラインで待っていると、まさかの立ちながら授乳をしているママを発見。よくよく見るとベビーカーは2人乗り。そして、彼女の後ろにも数十台にもおよぶランニングバギーが待機しているではないですか！
いろんなマラソン大会があるアメリカですが、多くは、バギーと一緒に参加ができるみたいです。子どもとマラソンを走るとか、少しも考えてもいなくて本当にビックリ…する暇もなくみんなスタートから速い！ あっという間にバギー軍団に抜かされてしまいました。このパワフルなママ・パパたちに負けずに、私もいつか双子とマラソン完走をめざします！
ベビーカーを押しながらジョギングをしたり、自転車に後ろにトレーラーをつなげて走ったり、アメリカのママやパパはアクティブ。ランニングレースにまで出てしまうなんて、驚きです。日本でも託児所つきのフィットネスジムや、親子ヨガができるヨガスタジオなどが増えてきていますが、もっと気軽にママやパパがスポーツを楽しめ環境が整うといいですね。（取材・ひよこクラブ編集部）
Profile●山田ローラ
1988年9月23日生まれ。アメリカで大学卒業後、日本でモデルデビュー。2015年3月にラグビー日本代表の山田章仁選手と結婚。2016年9月に双子のブライス・光一郎くんとグレース・桜子ちゃんを出産。
LINE BLOG：山田ローラオフィシャルブログ
Instagram：＠lauraelinas
