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赤ちゃんのじんましんの主な原因と対処法

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発疹がまたたく間に広がり、強いかゆみを伴うじんましん。赤ちゃんはかゆくてかきむしってしまうし、急に症状が現れるのでママやパパはとまどいがち。発症したとき的確なケアができるようにするには、原因と対処法を知っておくことが大切です。

じんましんの特徴

赤ちゃんは皮膚がデリケートなので、さまざまな皮膚トラブルを起こすことがあります。じんましんの特徴を理解し、ほかの発疹と区別できるようにしましょう。

赤い、皮膚の盛り上がりが突然現れる

じんましんは突然現れる、境界線がはっきりした赤い発疹で、皮膚の上に盛り上がっています。大きさは虫刺され程度のサイズから、手のひらより大きなものまでさまざま。全身のあらゆる場所に現れ、皮膚だけでなくくちびる、口の中、のどの奥などにもできることがあります。強いかゆみも特徴です。0~1才より、2~3才児に多くみられます。

原因の特定が困難なことも

食べ物、薬、細菌・ウイルス感染、温度差などの刺激によるアレルギーの一種と考えられていますが、原因の特定は困難なことが多いです。しかし、じんましんが現れたのが食後15分~1時間の場合は、食事内容に原因があるかもしれません。また、急激な温度差による寒冷じんましん、温熱じんましん、日光に当たるとできる日光じんましんなども赤ちゃんにはときどき見られます。

☆いつもは問題ない食べ物でじんましんが出ることも!
体調を崩して抵抗力が下がっているときは、普段は問題なく食べているものにアレルギー反応が起き、じんましんが出ることがあります。

通常は数時間以内に消えます

じんましんの多くは、数分から数時間で跡形もなく消えます。出たり消えたりを繰り返しながら消えていくこともあります。通常は様子を見ていて大丈夫ですが、症状が強く、くちびるや口の中に出たときは要注意。気道やのどの粘膜が腫れて、呼吸困難を起こすことがあります。

じんましんの対処法

通常、じんましんは数時間以内には跡形もなく消えるため、じんましんを抑えるためにとくにケアをする必要はありません。しかし、なかには重篤な状態を招くケースもあるので、赤ちゃんの様子をしっかり観察してください。

じんましんのときの受診の目安

初めてのじんましんなどで心配な場合、いつもと違う様子がある場合は、かかりつけ医に相談しましょう。

○様子を見てOK
・症状がそれほどひどくなく、数時間以内に発疹がきれいに消えた

○診察時間内に受診
・発疹がなかなか消えない
・症状が広く出ているなど、かなりひどい
・何度もじんましんが起きる

○診療時間外でも受診
・呼吸困難を起こしたり意識がおかしい

じんましんが出たら写真を撮っておきましょう
受診時には発疹が消えていることもあるので、デジタルカメラやスマートフォンで撮影しておき、受診時に医師に見せます。また、どれくらいの時間でじんましんが消えたかを記録し、医師に伝えます。

じんましんが出たときのホームケア

受診後、医師からの指示がある場合は、医師の指示に従ってケアしましょう。

1 かゆみを和らげる
強いかゆみからかきむしってしまいます。冷やすとかゆみが軽減するので、ぬらしたタオルなどを患部に当てるといいでしょう。おふろの温度はぬるめにし、短時間で済ませます。できればシャワーのみにするのがベスト。

☆つめを短く切りましょう
かいたときに皮膚を傷つけないように、つめは短く切り清潔を保ちます

2 口あたりのいいものを与える
口の中にじんましんができると飲食するのを嫌がることもあります。少しずつこまめに水分補給して、脱水症状を予防してください。食事はうどんやゼリーなど口あたりのいいものを与えます。

じんましんの再発防止策

ストレスがたまったり、生活リズムが乱れたりすると、じんましんが起きやすくなります。規則正しい生活を心がけましょう。肌の清潔を保つことも、じんましん予防のために重要。おむつはこまめに替え、汗をかいたらすぐに着替えさせてください。

自己判断で特定の食品を避けるのはNG!
食物アレルギーでじんましんが出た可能性があっても、医師の指導がない限り、特定の食品を排除してはいけません。心配なときは必ず医師に相談を。

まとめ

数時間以内に消える通常のじんましんは、赤ちゃんの様子に気を配りつつ普通の生活をしていて大丈夫。でも、呼吸困難など心配な症状が現れたとき速やかに受診できるよう、準備はしておいてくださいね。(文/ひよこクラブ編集部)

監修
横田俊一郎先生
横田小児科医院院長。東京大学医学部付属病院小児科、社会保険中央総合病院(東京都新宿区)小児科部長などを経て、1993年に開業。ありふれた病気、健康増進のための医学、子育て支援をテーマに勉強を続けていらっしゃいます。

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