赤ちゃんの健康を祈るお宮参りはいつ誰と行くもの?服装は?
お宮参りは、その土地の守り神に赤ちゃんの誕生を報告し、これからの健康を願うというお祝い行事のことで、一般的には生後1カ月ころにお参りに行くとされています。赤ちゃんの両親に加え、父方・母方の祖父母と一緒にいくケースが多いようですが、両親の兄弟・姉妹も交えてお参りにいく家庭もあるようです。また赤ちゃんの服装は着物やベビードレスが多いですが、パパやママ、そして付き添う家族の服装も気になるところ。しきたりとしては、両親や祖父母も留め袖などの礼装とも言われますが、無地の着物や訪問着、スーツやワンピースなどの洋装も増えているよう。先輩ママの体験談も参考にしながら準備を進めてみてはいかがでしょうか。
お宮参りは誰とどこへ行く?
お宮参りは、住んでいる場所の近くにある神社に向かい、参拝を行うというもの。ご祈祷をうける場合は、神社にお願いする謝礼である初穂料・玉串料を用意しておきましょう。お参りの後は、スタジオ写真を撮ったり、食事会をしたりする家庭が多いようです。
お宮参りにだれと行ったのかについてのアンケートによると、赤ちゃんの両親に加え、「父方・母方の祖父母」が最も多く、3割近くとなりました。次は「父方の祖父母のみ」と「母方の祖父母のみ」が並ぶ結果となりました。赤ちゃんと両親そして父方の祖父母が行くものとされている慣習のところもあるようですが、赤ちゃんの誕生を喜びそして健康を願うのはどちらの祖父母でも同じ。地域の風習や祖父母の意見を聞きながら、誰と行くか検討する必要がありそうですね。
【お参りの後はスタジオ撮影と食事会】
10時半から前もって予約していた神社でご祈祷。祈祷時間は約15分でした。その後12時ちょっと前から、これも予約していたスタジオで写真撮影。上の子の七五三の前撮りも入れて1時間くらい。その後、うちの両親、夫の両親と義妹と食事をしました。
【父方の祖父母と私たち家族のみで】
里帰り中だったので、私の地元の神社へ義両親に来てもらい、義両親と私たち家族のみでお参りしました。実母も運転手として来てくれましたが、「嫁いだのだから、そっちの家族とやるものだよ」と言って本当に運転だけでした。写真は100日位で撮りました。
【父方の実家がよく行くところが良いのでは】
義実家がよく行かれる特定の神社があるのならご両親にどうすべきか聞いてみてはどうですか?私たちも同じように迷ったので義母にお伺いをたてました。任せるとの返答だったので、安産祈願をした神社に決めましたよ。
いつ行くのがいいの?時期をずらしても大丈夫?
お宮参りを行う時期は、生後1カ月頃が一般的な目安とされており、男の子の場合は生後およそ31日目、女の子は生後およそ32日目が良いとされています。とは言っても赤ちゃんやママの体調や天候の変化、あるいは休日やお日柄など都合の良い日に行っても問題はありません。お宮参りは季節は関係なくおこなえますが、夏の暑い時期や厳寒期、あるいは気候の厳しい地域では、赤ちゃんやママの体調に影響しやすいため、過ごしやすい時期にずらすのが良いかもしれませんね。また地域によっては、100日目に合わせて行うといわれている場合もありますので、双方のご両親に相談してみたり、先輩ママの体験談を聞いたりしてみるのがおすすめですよ。
【実家の地域では「100日=お宮参り」でした】
私の実家と夫の実家は同郷です。そこでは「100日=お宮参り」でした。2人子どもがいますが、2人とも実家のほうに帰り、100日でお宮参りしました。
【暑い時期だったので翌月にしました】
娘は7月生まれだったので1カ月で行くとちょうどお盆の頃。まだまだ暑い時期だったので翌月の9月にお宮参りしました。皆さん1カ月頃の赤ちゃんを抱っこしている中、娘は一回りしっかり大きかったけど真夏のお参りは大変なので1カ月ずらして良かったと思っています。
【寒いのと感染症が流行っているので暖かい時期に】
12月15日生まれで、お宮参りは3月にする予定です。まだ寒いのと、感染症が流行っているので怖いのもあり…。母にもそう言われたので、3月のお食い初めと同時にすることにしました。
せっかくの祝いごと、気になる親の服装
お宮参りの赤ちゃんの服装は、最近ではベビードレスに祝い着をかけることが主流となっているようですが、気になるのは親の服装。昔からの慣習としては、赤ちゃんがちゃんとした着物の場合、親や祖父母も留め袖などの礼装とされていますが、最近では訪問着や色無地の着物といった略礼装やスーツやワンピースなどの洋装のかたも多く、夫婦や祖父母とのバランスが取れた服装がよさそうです。また、ママは赤ちゃんに授乳することもあるので、複雑な服装は避けた方が無難かもしれません。フォーマルな服装を心がければ、それほど堅苦しく考えなくても良さそうです。
【授乳用のフォーマルで行きました】
私は授乳用の黒いフォーマルで夫はスーツ、夫の両親は黒系のかしこまった感じでした。他の家庭は普段着やスーツ、着物の人もいましたよ。
【母の着物を着ました】
実母が私のお宮参りに着用した着物を今度は私が着ました。哺乳瓶が苦手なわが子ですが、自分も親も着物を直せないので、当日は授乳ではなく、ミルクで我慢してもらいました。着物を着たのは私のみで夫と両親達はスーツでした。
【私は綺麗目な服装、夫はスーツで】
お宮参りのあとスタジオで撮影する予定もあったので、普段着を組み合わせて綺麗目な格好で行きました。夫は普段着ている黒のジャケットにシャツとネクタイ。パンツも普段履いている黒の細身のものでスーツっぽく見せていました。お宮参りに行ってみたらフォーマルな人、着物の人、普段着の人といろいろいました。
昔から続くお宮参りですが、赤ちゃんの健康を祝う行事ですので、気候が厳しいときや体調が芳しくないときには1カ月の区切りにこだわらずに柔軟に日取りを決めると良さそうです。父方・母方の祖父母と相談しながら、家庭の状況に合わせてお祝いをしてくださいね。
※投稿内容は投稿者の個人的な見解・体験に基づくものですので、あくまでもアドバイスとして参考にしていただき、症状などについては医療機関にご確認ください。
※文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』の投稿からの抜粋です。
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。