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0~5歳★年齢別 好奇心を育てる絵本の選び方

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inarik/gettyimages

絵本選びって、意外と難しいもの。「せっかく選んだのに、まったく興味を示してくれなかった…」という経験をもつママ・パパもいるのではないでしょうか。年齢に合った絵本の選び方と絵本の読み聞かせで好奇心を育むコツを、保育士経験が豊かな和洋女子大学人文学部こども発達学科准教授の伊瀬玲奈先生に教えてもらいました。

関連:子どもの本屋さんに聞く、2歳以降の子どもが本好きになる本選びのポイント

元保育士が教える!親子で楽しく絵本を読み、子どもの好奇心を育むコツ

子どもはママ・パパに読んでもらう絵本が大好きです。子どもにとって絵本の魅力とは、興味のあるページで手を止めたり、ページをめくって戻ってみたりと、自分のペースで楽しめることです。そのためママ・パパは、子どもの目線や様子をよく見ながら読み進めましょう。
なかには「読んでいる途中だから、勝手にページをめくらないの!」「絵本はなめちゃダメ!」など注意をするママ・パパもいますが、それを続けると絵本が嫌いになってしまう場合も。とくに0~1歳は、絵本をおもちゃだと思っているのでおおらかに接してください。
また年齢に合った絵本を選んでいないために興味を示さないこともあるので、次に紹介する“年齢別 絵本選びのポイント”を参考にしてみて!

0~5歳★年齢別 絵本選びのポイント

0~1歳/身近なものをテーマにした絵本を選んで
0~1歳は、食べ物や動物など身近なものをテーマに描いていたり、「ガタンゴトン」などリズミカルな言葉が繰り返し出てきたりする絵本がおすすめ! 絵や色がはっきりしているものを選びましょう。

2~3歳/生活習慣など、自分の体験と重なるストーリーがおすすめ
2~3歳は、シンプルなストーリー展開が楽しめる時期。とくに自分の体験と重なるようなストーリーだと興味を示すので、たとえばイヤイヤしている子が描かれている、着替え・トイレ・食事など日常の生活習慣をテーマにした絵本を選んであげるといいでしょう。

4~5歳/昔話など、少し長い内容も理解できるように!
これまでママ・パパと絵本を楽しんできた経験をベースに、アンデルセン童話や日本の昔話など、少し長いストーリーも理解できるようになります。親子で一緒に図書館や本屋さんに行って、子どもが興味を示した絵本を選んであげるといいでしょう。

絵本で好奇心を育むのは、ママ・パパだからこそできること!

保育園や幼稚園、こども園では、子どもたちに絵本を読み聞かせる機会が多いのですが、園は主に集団活動の場。1人1人の子のペースや興味に合わせて読んであげることはできません。それができるのは、実は家庭だけ。そのため赤ちゃんが指さしをして「あっ、あっ!」と言ったら手を止めて、「りんごだね。おいしそうだね」と、子どもの気持ちに寄り添うような言葉かけをしてあげてください。
虫が好きな子は、虫が登場する絵本をたくさん読んであげて。子どもから「この虫の名前は何?」など質問されたら、図鑑などを見て親子で一緒に探すのもいいですね。そうしたかかわり方が、子どもの好奇心をはぐくんでいきます。

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「子どもの絵本選びって悩む!」というママ・パパは少なくありません。もし悩んだときは、保育園や幼稚園の先生に「うちの子、どんな絵本が好きですか?」と聞いてみるのも一案。また図書館を上手に利用しましょう。乳幼児に、定期的に絵本の読み聞かせを行っている図書館もありますし、図書館スタッフに赤ちゃんにおすすめの絵本を聞くと教えてくれますよ。(取材・文/麻生珠恵、ひよこクラブ編集部)

監修/伊瀬玲奈先生
和洋女子大学 人文学部こども発達学科 准教授。元保育士・元幼稚園教諭。大学で未来の保育士や幼稚園教諭を指導。また、保育園などで多くの子どもや保育者と接しながら、遊びの中で子どもは何を学び、とらえているのかを研究されています。著書に『「あたりまえ」を見直したら保育はもっとよくなる!』(学研教育みらい)。

●記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

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