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戶建てにお引っ越し検討中のママ必読!子育てがしやすいおすすめの間取りとは?

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(C)秡川寿美礼

住まいは子どもと長い時間を過ごす場所。「赤ちゃんをケガから守り、心身共に健康に育てていきたい。」親なら誰もが願うことではないでしょうか?
今回は、戸建に住みたいと考えていらっしゃる方のために、間取り選びの考え方やおすすめの間取りを、インテリアコーディネーターの秡川寿美礼さんにご紹介いただきました。

関連:子どもが自分から片づける!子供部屋のインテリア5つの法則

秡川寿美礼(はらいかわすみれ)
インテリアコーディネーター
(有)エル ・エル・プランニング代表。それぞれのライフスタイルに合わせた暮らしやすい住まいづくりやインテリアコーデイネートを提案している。

住宅内の事故を防ぎやすい間取り

赤ちゃんの成長は目覚ましく、ハイハイやつかまり立ちができるようになる頃には、一気に行動範囲も広がります。ちょっと目を離したスキに転んだり、いたずらして怪我したり、心配も増えていきます。
東京消防庁の調べによると、救急搬送された0〜5歳児の事故の7割が住宅内で起きているそう。特に多い「落ちる」「転ぶ」などの事故では、防止対策の観点からの間取り選びも重要になります。
基本的にワンフロアで設計されることの多いマンションと違って、戸建ての場合は、高さ方向の設計の自由度が高いのが魅力です。2階建てはもちろん、ロフトや中2階を設けて収納スペースを確保したり、リビングの床を一段低くして、居心地の良いピットリビング(ダウンフロア)にしたりといったことも可能です。
ただ、段差のできる箇所が増えれば、「落ちる」事故の危険性が増えるのも事実。もちろん、転落防止対策を施すこともできますが、乳幼児期を過ごす住まいは、段差箇所の少ない間取りのほうが子育てしやすくおすすめです。
住まいでの事故を防ぐために重要なのは、子どもが1人で危険箇所に近づけないようにすることです。柵などを設置するのが有効ですが、工事を必要としない市販品を使う場合は、商品の設置条件に合った造りなっているかどうかをあらかじめ確認しておきましょう。

子どもの成長に合わせて使いやすい間取り

乳幼児期から修学期に入るまでの間は、子どもの成長と共に、夫婦の生活スタイルも部屋の使い方も変化します。そのため、生活の変化に合わせて、部屋の使い方を変えられるか、各部屋に十分な広さがあるかどうかという点も間取り選びのポイントになります。
例えば、乳児期は授乳や夜泣きなどのため、赤ちゃんとママが寝る部屋と、パパの寝室を分けるケースがあります。その場合は将来の子ども部屋を母子の寝室にあてるか、来客用の和室があれば、そこを寝室として使えます。
子どもが少し大きくなって1人遊びするようになると、家事をしながら様子を見られる範囲に、遊び場が必要になります。リビングダイニング(LD)にちょっとしたゆとりスペースのある間取りを選ぶか、前述の和室があれば、子どもの遊び場やお昼寝スペースとして使うこともできます。

(C)秡川寿美礼

「階段下にできたゆとりスペースを子どもの遊び場に。将来的にはパパの書斎家具と入れ替える予定」

小学校低学年までは、個室を使わずに、ダイニングテーブルで勉強するというお子さんも増えています。LDのゆとりスペースを遊び場から勉強スペースに変えるか、少し大きめのダイニングテーブルや本棚などの収納家具を置ける、ダイニング広めの間取りもおすすめです。
子どもが個室を使うようになると、ベッド、デスク、本棚などの大型家具を置くため、主寝室より広い部屋が必要な場合があります。また、体内リズムを整えて健康的な生活ができるよう、朝日が入る方角の部屋を子ども部屋にあてることをおすすめします。

コミュニケーションを取りやすい間取り

インテリアコーディネートの仕事で出会った仲の良いご家族の住まいの共通点をあげると、
「部屋のドアは開けっ放し」
「ダイニングやリビングで勉強する」
「1つの部屋を兄弟や姉妹でシェアして使う」
など、きっちり分けない部屋の使い方が特徴です。

一方で、部屋はシェアでも、子ども達のデスクや本棚、収納は1人ずつ専用の物を用意してあげるという点も共通しています。子どもといえども、さまざまなストレスにさらされている現代。家族とつながるスペースと1人になれるスペースのバランスも重要なのかもしれません。

(C)秡川寿美礼
「デスクと本棚を背中合わせに配置して仕切り、姉妹それぞれのスペースを作った事例。それぞれの好みのカラーでコーディネート」

また、住まいの中に、目的に合った場所を作ってあげることで、子どもの行動や生活スタイルが変わったり、コミュニケーションが変わったりした事例もたくさんあります。
「2歳児でも使いやすい収納家具を用意してあげたら、自分で絵本やおもちゃを片付けるようになった。」
「姉妹ひとりひとりのデスクを用意してあげたらお気に入りの場所になり、趣味や勉強に集中するようになった」
「8人用の大きなダイニングテーブルを設置したら、子どもの友達やママ友、パパの飲み仲間など、人が集まる機会が増えた」
など、家族の枠を越えてコミュニケーションが広がることも珍しくありません。

(c)秡川寿美礼
「大きなダイニングテーブルを置いたら、近所に住むじいじとばあばだけでなく、ママ友も頻繁に集まるように」

家族の行動やコミュニケーションを変える主要な家具の設置スペースが確保できるかどうかも検討しておくと良いでしょう。

ポイントをまとめます。
1.転落事故防止の対策箇所が最小限で済む、段差の少ない間取り。
2.開け放して使える続き部屋や、多目的に使える和室。
3.共用のデスクスペースや遊び場が設けられる広めのリビングダイニング
4.家族とつながるスペースと1人のスペースの両方が確保できる間取り。
5.朝日が入るちょっと広めの子ども部屋。
お引越しを考えているママは、以上5点を参考にしていただけると、きっと役に立つでしょう。

関連:引っ越しの際はどうする? 保育園の転園の際の手続き

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