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いつまで手をつなぐ?自立して欲しい反面…、寂しい子どもの親離れ

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Sasiistock/gettyimages

親はついつい子どもの将来に期待しちゃうものですよね。全国のウィメンズパーク会員5,622名に「子どもになって欲しい職業は?」というアンケートを行ったところ、

第1位 特にない 2,672人
第2位 医療・福祉系 1,391人
第3位 専門系 1,090人
第4位 技術・研究系 976人
第5位 その他 420人

という結果に。第1位「特にない」の理由の中には、「子どもが自ら選んだ選択肢を応援してあげたい」「自分がやりたいことを見つけてくれればいい」「子どもの人生なので、犯罪や人に迷惑をかけず、自立して生き生き人生を送れるような仕事に就ければ!」というママたちの想いがありました。

ですが、自分のやりたいことを見つけて自立して欲しいと願う気持ちはあるものの、実際はどんどん親離れしていく子どもに寂しさを感じているママも多いようで…。今まで当たり前のように手をつないで歩いていたのに…その手を離される時が!なんて、子の成長が喜ばしい親としては少々複雑な気持ちですよね。そこで今回は、『ウィメンズパーク』のママのちょっぴり切ないエピソードを聞いてみました。

それは突然やってきた!手を振りほどかれる時

それまではいつも手をつないで歩いていたのに、突然振りほどかれた時のショックといったら…!ママたちの体験談を見てみると、小学校入学前後から、周りの目を気にしだしてか手を繫がなくなったという方が多いようです。

忘れもしない…小2の夏休み

忘れない…あれは小2の夏休み。
それまでは、私が手を伸ばせば必ずギュっと握ってきた長男の手。スーパーで同じように手をのばしたら、前から同級生の女の子が歩いているのに気づき、スルーされました。かなり寂しかったです。ほんと…つないでくれる間にたくさん手をつないでおいて下さい(涙)。

手よりも心が痛かった…

忘れもしません。小2の長男と手をつないで歩いていたら、前から同級生の女子。ピシッと手を振り払われました。あの時は手よりも心が痛かった…。次男は、比較的手をつないでいた方です。中1くらいかな。でも一瞬です、つなぐのは。次男は背丈が私を抜いた時点でつながなくなりました。それまではラブラブつなぎだったのに。

息子の優しさが辛かった〜

小1の頃、道路を手をつないで歩いていたら、遠くに女の子姿が見えました。急にもじもじしだして、「あ、母さん、あれみて」と手を振りほどいて指をさした先には何もなく。「なにが居た?」と、もう一度手をつなごうとした私を振り切るように「先行ってるねー」と走り去って行きました。あの時は息子の優しさが辛かった~。それ以降はそっと手をつなごうとしますが、自然にそっと手をはずされます。静かな攻防です。

あまりにも急すぎて…ショックでした

男子です。就学前健診に、手をつないで歩いて行っていたとき、急に手を振り払われ、それ以来手をつながなくなりました。あまりにも急すぎて、はっきりと覚えています。ショックでした。あれから、どんなに危なくてもつないでくれなくなりました。「ママ」から呼び方が、勝手に「お母さん」になったのも、幼稚園入園してすぐでした。上のお兄ちゃんは3年生までママと呼んでくれてたのに、なんで下の子はこんなに早いのか、これも軽くショックでした。

つないでくれるうちに、たくさんつないでおこう

当たり前のようにつないでいた小さな手も、いつの間にか大きくなり、手をつながず1人で歩き出すときが…。つなげるうちにたくさんつないで、その小さな手の感触や温もりを感じておきたいですね。

いつか…と思うと、小さい手を愛おしく思うように

いつもめんどくさいなぁと思いながらつないでいた子どもの手。先日娘の友だちのお姉ちゃん(小2)の子と少しだけ道を歩くことがあり、危ないのでいつもの癖で手をつないだのですが、何やら恥ずかしげな様子。あ、そういえばもう小2って母親とも手をつないだりしないんだろうな、と気づきました。年中娘。小学生になるとさすがにつながないか。あと1年かなぁ、と思うと急にめんどくさかった気持ちが変わり、小さい手を愛おしく思うようになりました。あと1年しか手をつないで歩いてくれないんだと思うと、何とも言えない気持ちになりました。

手をつなぐのが当たり前だった時期に戻りたい…

つい最近つながなくなりました(泣) 小5の女子です。4年生になるまでは恥ずかしげもなくつないでくれましたが、その後なんとなく様子がおかしくなりそれでも危ない時は手をつないでましたが、いよいよどんな時でも手をつないでくれなくなりました。手をつなぐのが当たり前だった時期に戻りたい…とも思いますが、まあ仕方がないですよね。これはこれで、今後はまた違った親子の絆を作れると思って見守ろうと思います。

今のうちの小さな手の感触を楽しんで

小学生低学年ですが、駐車場だけは未だに手をつないでいます。歩道ではつなぎません。年長の後半ぐらいから少しずつ道路でも離すようにしてきました。小学生になると一人で登下校しなければいけなくなるので、すぐに手をつなげる距離で、目を離さず手を離しました。上の子は学校行事の帰りなどで下の子がいないと、ここぞとばかりに甘えてで手をつないできます。同級生がいてもまだ恥ずかしいという感覚はないようです。今のうちの小さな手の感触、楽しんでくださいね。

親にとってはいつまでも離したくない子どもの手。でも、子どもたちは自立への一歩を着々と歩んでいく…そんなママたちの切なさや寂しさが伝わってきます。小さな手の感触や温もり、いつまでも忘れたくないですよね。つなげるうちにたくさん手をつないでおこうと思います。
(文:tamako)

■関連:反抗期でも息子の爪切りしちゃう! うちのリアル “過保護のカホコ”

■文中のコメントは『ウィメンズパーク』の投稿を再編集したものです。

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