4人目子育て中のモデルasacoが「おむつなし育児」を実践。こだわりすぎないゆる~い感じがコツ
今回のテーマはおまる生活。モデルやキッズブランドのディレクターなど多方面で活躍するasacoさんは、現在4人目のお子さんのトイトレ真っ最中。100%おむつに頼る生活から解放される「おむつなし育児」を実践していて、4人目のお子さんは、5ケ月ごろからゆる〜く「おまる生活」を始めたんだそうです。
そんなasacoさんの進めている「おまる生活」についてお話を聞きました!
おまる生活を始めたきっかけは?
撮影/asaco
上3人の子のおむつはずれを進める中で、3人に共通してつまずいたのが「トイレで排せつすることを怖がる」ということだったんです。
そういう経験があったので、4人目が生まれたときにSNSなどで情報を集めていたら「おむつなし育児」というものにたどり着きました。
最初はこの「おむつなし育児」というワードだけみてハードルが高く思えたのですが、よく調べてみるとまったくおむつをはかせない、というわけではなくて、100%おむつに頼らない育児法だということがわかったんです。
そこで、少しでもトイレへの移行がスムーズにいけばいいなと思って、おむつ以外のところでも排せつする習慣をつけるために「おまる」を使うことにしました。
おまるはどのようなタイミングで使っていますか?
4人目の子も保育園に行っているので、そこまで徹底して時間を決めておまるに座らせているわけではありません。バタバタしている時間帯は、おまるに座らせるひまがないときもありますよ〜。
あくまでわが家では「できるときにできる範囲で」がモットーの、ゆる〜いおまる生活です。
おまるに座らせる、だいたいの目安はこちら。
1 朝起きたとき
2 保育園に出発する前
3 保育園から帰宅後
4 寝る前 など
1日に4〜5回座らせることが多いです。
上の子たちも進んで4人目のおまる生活に協力してくれているので、とても助かっています。
おまる生活のメリットやデメリットを感じるときは?
正直、メリットしか感じていないんです。無理のない範囲で進めているのもあり、おまるに座らせること自体も負担にはなりません。おむつ替えのときに座らせるだけで、出なければ出ないで「ヨシ!」です。
おまるのお手入れも、おしっこやうんちが出たらトイレに流してサッと洗うだけでとても簡単ですよ。
それに、おむつでうんちをするときに比べて、こびりつきなどもないので、サッとふくだけでOK。おしりふきを何枚も使う必要もありません。
最近のおまるはおしゃれなデザインで、インテリアにもなじみやすいので、ポンッてお部屋に置いてあっても違和感がないというのもおまる生活を始められたポイント。一目ぼれして購入した野田琺瑯さんのおまる、とても気に入っています。
おまる生活を約半年続けてみてどうですか?
5カ月ごろからおまる生活をスタートさせた4人目の子は、今1歳になったところ。約半年、おまる生活をしてきましたが、これはみなさんにおすすめできると思っています。
知人にも軽くすすめたりするのですが、なぜか実践するとなるとみんなちゅうちょしちゃうんですよ(笑)。
でもゆる〜く「おまる生活」を続けてきた結果、わが家の4人目はすでにおむつを汚すことに抵抗があるようで、朝までおむつがぬれていない日も多く、朝一でおまるに座らせると、たまっていたおしっこを出す、ということもしばしば。
そんな4人目を囲んで家族が笑顔になるのも、幸せな瞬間です。
完全にトイレへ移行するまでの残りの期間を大切にしながら、これからの成長も楽しんで見守りたいと思います!
いかがでしたか? おむつはずれのときに、いきなりおむつからトイレへ移行するのではなく、おまるというワンクッションを挟むことで、おむつ以外の場所で排せつすることに抵抗がなくなるのかもしれません。少しでも気になったママやパパは、ゆる〜いおまる生活をスタートさせてみてはいかがでしょうか。
(取材・文/大月真衣子、ひよこクラブ編集部)
asaco/モデル・kitutukiディレクター。1978年静岡県浜松市生まれ。モデルとして、雑誌や家族でCMに多数出演するかたわら、子ども服ブランド「kitutuki」のディレクターや、夫とともにケータリング「マフィオ」を展開するなど、4児の子育てをしながら多方面で活躍中。