「女の子はいいよ~」周囲の“女の子アゲ”にグサッ!とくる男の子ママの複雑な心境
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妊娠前もしくは妊娠中に「男の子が欲しい」「女の子が欲しい」など、生まれる前のわが子の性別を想像するのは楽しみのひとつですよね。
口コミサイト「ウィメンズパーク」の会員6,288名に「第1子はどちらがいいと思っていた?思っている?」というアンケートを行ったところ、
第1位 女の子 (49.7%%)
第2位 どちらでもよい (30.5%)
第3位 男の子 (19.1%)
第4位 その他 (0.7%)
という結果に。約半数の方が「女の子」と答え、3割の方が「どちらでもよい」と答えていました。最近、よく耳にするのが女の子ママからの“女の子アゲ”。「女の子はいいよ」「男の子じゃなくてよかった」などと言われた人もいるようです。
「やっぱり女の子だよね」にグサッ!
女の子をもつママたちの日常会話に突如現れる“女の子アゲ”とも取れる発言。その洗礼を受けた男の子ママの複雑な気持ちがウィメンズパークで語られています。
「やっぱり女の子だよね」
「うちには男の子が複数人います。どこに行っても女の子アゲがすごいです。
“2人目も男の子だったらどうしようかと思ったけど女の子でラッキー”
“男の子が何人もいるなんて激しそうで無理”
“やっぱり女の子だよね”
“男親は女の子にメロメロだよ”
“兄弟よりやっぱり姉妹だよね”
こんな会話を私のそばで平気でしてきます」
「大丈夫、次は女の子だよ」
「先日、幼稚園の親睦会で同じテーブルになったママさんはみんな、男の子と女の子が両方いる人でした。
子どもの性別を聞かれたので、男の子と答えると一瞬シーンとなり、『今からでも産めるよ!』『大丈夫だよ。頑張って!次は女の子だよ』など励ましの言葉をかけられました。苦笑いしか出ませんでしたが、あの時なんと返せばよかったんでしょうか」
「男の子大変でしょ」「女の子は良いよ」
「女の子を育てる自信のない私。男の子で、本当によかったと思っています! 早く成人してもらって、夫との時間を取り戻したい……。『男の子大変でしょ』とか『女の子はいいよ』みたいな会話には『そうだよね、うらやましい』と答えています。実際は全くそう思ってないので、ビジネス会話的に何も感じずに発言できます(笑)」
“女の子アゲ”に男の子のママの反応は?
女の子アゲされたときの男の子ママの心境は……? もし嫌な気持ちになったときは、早々に他の話題に切り替えるのがベストかもしれません。
女の子“アゲ”だとは思わなかった
「ママ友との会話で『男の子無理~』と言われたこともありますが、女の子アゲとは思ってなかったです。私も生まれる前は男の子は無理だと思っていたので(笑)だから『ですよね~本当に激しくて!』と笑い話にしてます」
女の子・男の子あるあるの会話を楽しむ感覚
「うちは男の子3人です。そういうときは、『男の子はほんと、激しいよ~。私が怒りすぎて虐待と思われてるかも~』とか『女の子欲しいって思ってたけど、男子のラクさに慣れちゃってもう女の子は無理だな』って思ったことをそのまま言っています。相手も『そうかもね。確かに女子は面倒くさい』って感じで、お互い本音で、女の子・男の子あるあるを楽しく話している感覚です」
性別についての会話は広げない
「うちは男女両方いますが、同性兄弟のママさんを哀れんだことはないです。同性でも男女両方でも、よい点はたくさんあると思います。子どもの性別で何か言われたら、真面目に答えてその話題を広げられても面倒なので、適当に聞き流して、次の話へ移るのが一番だと思います」
男の子だって、女の子だってかわいい!
女の子ももちろんかわいいけれど、男の子だってとってもかわいい! ママとは異性だからこそ気付ける魅力もたくさんある、という意見も。
ママ大好きなところにキュン
「男の子、かわいいですよね! 女の子は、大人になっても比較的に距離感が近くて仲良くしやすいっていうメリットもあるんでしょう。でも、私はもし子どもが一人だけで、どちらか性別を選べるとしたら男の子を選ぶと思います。ママを大切にしてくれるところとか、単純にかわいいです」
丸呑みにしたいぐらいかわいい!
小見出し 丸呑みにしたいぐらいかわいい!
「男の子が大変かと言われたら個人差はあるかもしれませんが、うちは一人でも大変です。遊びもダイナミックだし、体は大きくても精神的に幼いし。でも、丸飲みしたいくらいかわいい。この子に会うために生きてきたんだと思うくらいです」
女性とは違う習性を見せてくれる
「うちは、上が男の子、下が女の子です。小3男子は、生意気な口もききますが、まだまだかわいいです。おバカで底抜けに明るくて、気持ちを真っ直ぐにぶつけてくれる。男の子の子育て、楽しみましょう」
「この子でよかった」と思う
「女の子でよかったとか男の子でよかったとかじゃなく『この子でよかった』としか思わないけどなあ。もし、娘だったとしてもそう思っていると思います」
何気ない会話の中の“女の子アゲ”とも取れる周りのひと言は、多くのママが経験しているようですね。しかし、相手には悪意はないため、気にしないでそのまま会話を楽しむという人がほとんどのようです。子どもの性別にアゲもサゲないので、あまりに心ない言葉はスルーするのが賢い選択。男の子でも女の子でも性格は十人十色。「男の子だから○○」「女の子だから○○」と固定観念を持ちすぎず、わが子との子育てライフを満喫している、というママたちの様子が印象的でした。(文・清川優美)
■文中のコメントは『ウィメンズパーク』の投稿を再編集したものです。