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夏休みは要注意!子どものお弁当を作る時の食中毒対策

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日本の木製弁当箱曲げわっぱ
yumehana/gettyimages

食材が腐りやすい暑い季節。子どもに持たせたお弁当が傷まないか心配になりますよね。「食べ物が傷んでいたらどうしよう」「子どもが気付かずに食べてしまったらどうしよう」と心配がつきまとうことでしょう。もし子どもが傷んだ食材を食べたら、ひどいときには食中毒になってしまうかねません。そこで今回、お弁当を作るときに気をつけたいポイントや避けるべき食材、食中毒対策グッズについて栄養士の三井愛さんに教えていただきました。

関連:夏場でも安心!おすすめ保冷弁当・グッズ

三井 愛(みつい あい)
フードコーディネーター・栄養士
食品メーカーでの商品開発を経て、フードコーディネーター・栄養士として、フードコーディネータースクール・料理教室の企画・運営、スタイリング・撮影、栄養カウンセリング、メニュー開発、商品開発、コラム執筆など、食にかかわる業務を手がける。栄養バランスがよく、手軽に作れる家庭料理に定評がある。著書「フードコーディネーターという仕事」(現代書林)、料理監修「50円、100円以下でできる超節約おかず250」(ブティック社)、「ガンに効く野菜料理」(インフォレスト)、「城咲仁の300円以下簡単アレンジレシピ」(KKロングセラーズ)、「高野豆腐ダイエット」(宝島社)

暑い季節のお弁当作りに気をつけるべきことは?

食中毒が気になる暑い季節。お弁当を作るとき、どんなことに気を付ければよいでしょうか。お弁当作りの5つのポイントをご紹介します。

1. 手をよく洗い、素手で作業をしない。
2. おかずはしっかり加熱し、中心まで火を通す。
3. 水気をしっかりと切る。
4. ご飯・おかずは、必ず冷ます。
5. 弁当箱・調理器具はしっかりと洗い、乾かして、清潔を保つ。

お弁当を作るときは、手をよく洗い、素手で触らず、きれいな菜箸やラップなどを使って作業をしましょう。手には、最近やウィルスがいっぱいです。おにぎりを握るときなども、ラップを使って握るようにしましょう。

お弁当箱を清潔にしておくことも、とても大切です。弁当箱のパッキンの部分も汚れや細菌が繁殖しやすい場所です。弁当箱は分解して、しっかりと洗い、きちんと乾かしておきましょう。

おかずを調理するときに一番大切なことは、“食材の中心まで”火を通すことです。卵焼きを作るときなど、意外と中心までしっかり火が通っていないことがあります。火が通っているかよく確認してみましょう。

煮物など汁が出るものは、汁気を切り、カップなどを使い、他のおかずに味がうつらないようにしましょう。果物などを入れるときは水気を切り、できれば果物だけを別の容器に入れるようにするとよいでしょう。水分が多いと細菌が増える恐れがあります。

そして、ご飯、おかずがしっかりと冷めてから、蓋をしめましょう。まだ温かいうちに蓋を閉めると蓋に蒸気がついてしまい、密閉された弁当箱の中で菌が繁殖する原因になります。

お弁当に向かない傷みやすい食材とは?

お弁当を作るときに、気を付けてほしいのは、“お弁当に向かない傷みやすい食材”があることです。たとえば、お弁当のおかずの仕切りにレタスなどのように、彩りがよくなるように葉物野菜を使われている方もいるかもしれません。しかし、夏にお弁当に生野菜を使うのは避けたほうがよいでしょう。
生野菜には、よく洗っても、土壌菌が残っていたり、水分が出てきたりするので、細菌の繁殖につながります。おかずのしきりには生野菜を使わず、市販のバランなどを使うようにしましょう。

子どもが好きなかまぼこやちくわは、お弁当にもう一品ほしいときにぴったりの食材ですが、そのまま入れてしまうのはNGです。かまぼこやちくわはパッケージに「要冷蔵」と書かれています。「要冷蔵」と書かれている食品は常温で傷みやすいので、お弁当に入れるときは必ず加熱してから入れましょう。

またちくわの穴にきゅうりを入れた定番おかずも夏のお弁当には向きません。生のきゅうりは傷みが早いので避けましょう。

作り置きおかずを弁当に入れるときは、再加熱して冷ましてから入れましょう。きんぴらごぼうやひじきの煮物などの常備菜があれば、栄養バランスのよいお弁当の完成ですね。

夏におすすめのお弁当グッズ

最近はお弁当の食中毒対策にいろいろなグッズが登場しています。わさびやからしなどの天然の成分を含んだお弁当用の抗菌シートは、抗菌、鮮度保持に効果を発揮しますので、お弁当箱内の水分などにより発生する菌に対して有効です。こういったシートを利用するのもおすすめです。かわいいイラストが描かれたものもあるので、子どもも喜びますね。ご飯やおかずの上にのせるだけでよいので、手軽にできる食中毒対策です。

遠足や外出など、外にお弁当を持って行くときは、保冷バッグに保冷剤などを入れておくことが大切です。デザートのゼリーを凍らせて、お弁当と一緒に保冷バッグに入れて保冷剤代わりにするのも、いいかもしれません。

他にも、スーパーやホームセンターなどの弁当グッズコーナーにはいろいろな種類の食中毒対策グッズがそろっているので、足を運んで見るとよいでしょう。

子どもが喜ぶ弁当を作るには?

子どもにとって、お昼はとても楽しみな時間です。弁当箱の蓋を開けたとき、大好きなおかずが入っていたら嬉しいですね。お弁当を作るとき、できれば一品は子どもが好きなおかずを入れてあげるようにするとよいでしょう。
子どもがお弁当を残さないように、ついつい、子どもが好きなおかずばかり入れてしまいがちですが、お弁当のバランスをよくするためには、主食、主菜、副菜を3:1:2の割合で作るのがおすすめです。少しでも野菜が入った副菜を取り入れて彩りをよく作ると、お弁当の栄養バランスも自然とよくなります。

お弁当は、ふだんの食事と違った雰囲気を味わえます。キャラクターを模したお弁当などを作るのは大変だけど、弁当箱の中にかわいいピッグが刺さったおかずが入っていたり、おにぎりの包み紙が大好きなキャラクターのものだったりするだけで、子どもの心は、幸せに満たされます。子どもと明日のお弁当は何にしようかと話したりして、一緒に買い物に行けば会話も弾み、お弁当作りも楽しい時間になりますね。

関連:朝は時間との勝負!【夏のレジャー弁当】みんなの時短&保冷ワザは?

今回はお弁当作りのときに家庭でできる食中毒対策を紹介しました。食中毒対策にはお弁当を作ってから、お弁当を食べるまでにどのくらいの時間があるのか、お弁当はどこで保管しているのかなどを考えることも大切です。朝早く起きて、お弁当を作るのはとても大変ですよね。ですが、ママが心をこめて作ったお弁当を子どもが安心して、安全に食べれるように、食中毒対策を心がけてくださいね。

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