ママたちが熱狂「仮面ライダージオウ」の奥野壮が語る撮影秘話! 共演者で役と似ているのは?
いまママ・パパたちの間で大人気の「仮面ライダージオウ」で、主人公の常磐ソウゴ役を演じている奥野壮さん。いよいよフィナーレを迎える「ジオウ」への想いや共演者との裏話を語ってくれました。
ソウゴは明るくてまっすぐな人! 僕自身は人見知りなんです
――奥野さんが演じた「仮面ライダージオウ」の常磐ソウゴは明るくてポジティブな性格ですが、ご自身との共通点は? また、演じる上で意識していることなどはありますか?
奥野) 皆さん、僕と同一人物のようだと言ってくださるのですが、全然そんなことないです。ソウゴよりかは明るくないし、人見知りなんです。意識していることは…自分の演技などをチェックするために、放送を毎週録画して見直しています。スタートしたころに比べたら、少しずつ演技に自分らしさを出せるようになったかなと感じています。
生瀬さんはすてきな大先輩! 演技のアドバイスをもらうことも
――撮影はどんな雰囲気で行われているのでしょうか? また、共演者の方の役柄とご本人とのイメージの違いはありますか?
奥野) 本当にメンバーの仲がよく、序盤からずっといい雰囲気で撮影ができています。いちばん役に近いなと思うのは、ゲイツ役の押田岳くんでしょうか。まっすぐな性格で、ちょっと不器用なところもゲイツと似ている気がします。でもツクヨミとウォズは、本人とは正反対のイメージかも! とくにウォズはミステリアスな役ですが、演じている渡邊圭祐くんはすごくフレンドリーでオープンな人。ヘアスタイルも、ウォズのときはきっちりセットしていますが、普段はもっと自然です(笑)。
――ソウゴの大叔父さん役の生瀬勝久さんはどんな方でしたか?
奥野) 生瀬さんはすてきな大先輩で、とてもよくしていただいています。たとえば、僕の演技を見て「今のはこうやれば、もっとセリフが出やすくなるでしょ?」とアドバイスをしていただけることも。それを自分なりに取り入れて、精いっぱい演技していた日々でしたね。僕の大叔父さん役が生瀬さんでよかったと、感謝の想いでいっぱいです。
自分が仮面ライダーになれるなんて、思ってもみなかった
――将来「仮面ライダーになりたい!」と思っている子どもはたくさんいると思いますが、どうすればなれるのでしょうか?
奥野) 本当に人生って何があるかわかりませんからね。僕もまさか自分が仮面ライダーになるって思っていなかったし、夢見心地みたいな気分で演じていました。だから将来どうなるかなんてだれにもわからないし、仮面ライダーでもなんでも、自分の好きなことを見つけて一生懸命やれば、なれると思います。
――7月26日にはいよいよ劇場版も公開されますね。
奥野) 見ている方が「こんなことあっていいの?」と驚く展開や見どころがたくさんある作品になったと思います。キャスト・スタッフ一同が全力で挑んだ渾身の映画となっているので、ぜひ劇場で見てください!
明るくはつらつとした雰囲気で、気さくにインタビューに答えてくださった奥野さん。
ひよこクラブ8月号では、奥野さんの子ども時代のエピソードや本誌でしか見られない貴重な写真も掲載しています。(取材・文/高山 恵、構成/ひよこクラブ編集部、撮影/なべ)
PROFILE
奥野壮 おくの そう/2000年生まれ。17年にジュノン・スーパーボーイ・コンテストにてフォトジェニック賞、明色美顔ボーイ賞を受賞。所属する男劇団 青山表参道Xの第2回公演「ENDLESS REPEATERS」に日替りゲストとして出演(7月20日~28日 品川プリンスホテル クラブex)。
劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer
©石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映/劇場版「ジオウ・リュウソウジャー」製作委員会
レギュラーキャストが出演するほか、劇場版ゲストとしてDA PUMP歴史の管理者・クォーツァーという謎の集団に扮します。平成仮面ライダーの真の最終回であり、令和最初となる記念すべき作品は必見! 7月26日(金)より全国で公開。
監督/田﨑竜太 主題歌・劇場版ゲスト/DA PUMP 劇場版ゲスト/稲葉 友、クリス・ペプラー、前野朋哉ほか 出演/奥野 壮、押田 岳、大幡しえり、渡邊圭祐ほか