「主婦って暇だろ?」夫のひと言に爆発寸前! 家事分担トラブル事件簿
突然ですが、皆さんのご家庭では、夫婦間の家事・育児の分担は上手くいっていますか?口コミサイト「ウィメンズパーク」会員8430人に「夫がやっている家事は?」というアンケート(複数回答可)を実施した結果がこちら。
ゴミ出し54.4%
風呂掃除 39.5%
部屋の掃除・片づけ20.3%
食材・日用品などの買い物 18.2%
食事のしたく・調理 14.3%
洗濯物をたたむ 13.8%
トイレ掃除13.6%
洗濯 12.5%
その他 26.6%
ゴミ出しや風呂掃除をやっているという夫が多いよう。各家族それぞれが、やりやすい分担があると思いますが、「言わないとやらない」「後でやるという言い訳」「やり方が違う」など、夫がやる家事や言い訳にイラッとするという妻の声も。今回、ウィメンズパークに寄せられた家事・育児分担に関する妻たちの爆発寸前エピソードをご紹介します。
「えぇー」としか言わない!
「私がゴロゴロしていると、『何かすることないの? うちの母ちゃんは何かしら動いていたよ』と言い放つ夫。子どもが生まれても、お風呂は入れてくれたけど、オムツは替えない。ウンチならなおさら。お願いしても、『無理』のひと言。仕事復帰後、惣菜を多用していたら、『惣菜はあんまり食べたくない』と…。何かお願い事をすると、とりあえず面倒くさそうに『えぇー?』と返され、ブチ切れそうになります」
主婦って暇だろ?のひと言に爆発!
「夫が朝食に使ったお皿とお箸をシンクに置いて行ったので、「洗わないの?」と聞いたら、『主婦って暇だろ?朝は時間ないんだから、それくらいしろよ』と、暴言。そして自室で夫はタバコを吸っていました。時間あんじゃねーか!!(怒)。この日は、さすがに頭にきたので、夫の箸は洗わず、そのまま夕食時に出しました」
たまに育児した後は、自室でゲーム
「共働きなのに夫の育児参加は、たまに通勤ついでの保育園の送り迎えと、子どもをお風呂に入れること(ただし保湿剤を塗ったり、歯磨きはしてくれない)。お風呂から出れば、自室のパソコンの前にでーんと座ってゲーム。離婚してひとりでやっていけるなら離婚するのにと毎日思ってます(笑)」
2カ月で、我慢の限界で爆発!
「ただいま育休中です。夫に家事の分担を頼みましたが、喧嘩になったので、今は私が入浴以外の育児と家事の全てをやっています。夫は『俺がいなくてもひとりで全部やれないとダメだろ』と言って、手を貸してくれません。私は〝心穏やか〟を心掛け、怒りも抑えていましたが、2カ月しか持たず、ついに今日、爆発してしまいました」
言わなければやらない夫にイラっ!
「旦那は、たかがゴミ出しなのに毎回言わないとやりません。ホントにイライラして、自分がした方が早いという悟りの境地に達して、今は明確な家事分担はありません。そのかわり、私だけ外食したり飲みに行ったり、家事代行頼んだり、適当に手を抜いています」
家事・育児の分担は、妻の負担が多くなるのがまだまだ現実のよう。続いては、家事分担を夫婦でうまく分けているパターンを見てみましょう。
夫婦でその都度話し合い
「我が家の家事は、食事の準備は私が担当。水回りも含めた掃除は夫が担当しています。1〜2カ月に一度くらいの割合で夫婦で話し合いをしています。育児や家事、仕事(残業、出張)がうまく回ってないときは、その都度調整してお互いの不満がたまらないようにしています」
ルールを決めるほうが面倒
「気づいた方が片づける。ちょっとくらいならそのまま。ルール決める方が面倒なので、家事も含めて気づいたほうがやることにしています。ただし、ひとりが家事をやっているのに、もう片方が何もしないで座っているということは、我が家にはあり得ません!」
家事の見える化で夫と役割分担
「育休中の家事分担のまま、仕事復帰で私の不満が爆発! どれだけ家事が多いのか、エクセルの表で家事一覧を作成。家事の見える化をすることで、夫も自分が担当する家事がわかるようになり、私のイライラも減りました」
平日はほぼワンオペでも休日は自分時間を確保
「夫は残業が多い仕事なので、平日は私がほぼワンオペ。ひとりで家事やしやすいように、家族全員の衣類の収納も一箇所にすることで、出す・しまうができるようにしたり、汚れの目立たないカーペットにして掃除の回数が増えないようにしたりしています。休日は夫に子育て&家事を任せて、半日ひとり時間をもらっています」
使ったら元に戻す、なくなったら補充がルール
「我が家は共働きなので、名もなき家事を増やさないために、使ったら元に戻す、なくなったら補充が基本ルールです。居間に子ども用の棚をつくり、保育園の準備一式、紙おむつ、体温計、爪切りなどを集めて収納。風呂場とトイレの棚もストックがわかるようにして、なくなったら補充できるように誰が見てもわかるようにしています」
いろいろな家庭がありますね。それぞれの家庭にとって一番いい家事・育児の分担を、まずは話し合うところからスタートしたらお互いのイライラが減るかもしれません…!(文・酒井範子)
■文中のコメントは、「ウィメンズパーク」の投稿と「bizmom」からの抜粋です。
●記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。