掃除の達人が教える小掃除(こそうじ)を習慣化するテク
「赤ちゃんのお世話で忙しく、家の掃除まで手が回らない…」「忙しくて家がまずいことに」などとお悩みの方におすすめしたいのが、SNSでも話題の“小掃除”。日々こまめに簡単掃除を続けることで、汚れをためず、家中をキレイに保つ掃除方法です。
今回は、家事代行マッチングサービス「タスカジ」で掃除の達人として活躍中のスーパー家政婦・ミホさんに、小掃除を習慣化させるためのポイントを伺いました。 そのほか、先輩ママ発のリアル小掃除テクニックもご紹介!
掃除の達人 ミホさんに聞く!小掃除のポイントは?
ご自身も2児の母であり、掃除・片づけ分野の人気家政婦としてリピート依頼も多いミホさん。育児・家事をほぼワンオペでこなした経験もあり、その中で掃除・片づけの時短術を研究してきたとのこと。そんなミホさんに、小掃除のポイントを伺いました!
収納の工夫や便利グッズの活用が、小掃除を続けるこつ!
仕事上、多くのお客さまとお話しますが、忙しくて掃除ができないと悩むママは多いです。そんなママにいちばん伝えたいのは、貴重な時間や体力を費やして掃除を頑張る必要はないということ。
掃除が完璧でなくても、赤ちゃんの命にかかわることはほぼありません。それよりも、ママの心や体に余裕があるほうが、よほど大事。ですから、簡単掃除をちょこちょこと続け、結果的にキレイを保てる小掃除は、育児中の家庭にぴったりなのです。以下のポイントを参考に、ぜひ小掃除を始めてみて。
■掃除グッズは出しっぱなし収納を
掃除機やフロアワイパー、コロコロなどの掃除グッズは、クロゼットに閉まっていると、取り出すひと手間がハードルに。汚れを目にしたらすぐに使えるよう、グッズごとに手に取りやすい置き場所を決めて、あえての“出しっぱなし収納”をおすすめします。
■使い捨てグッズ・高機能グッズに投資
掃除の手間を省いてくれるグッズには、投資を惜しまないで。たとえば、使い捨てのウエットダスターやメラミンスポンジなら、使用後に洗ったり乾かしたりなど手入れする必要はなし。また、最近の洗剤の中には、吹きかけて流すだけで汚れが落ちる、こすり洗い不要のものも増えています。ぜひ活用して。
■床の上に置くものは最小限に
ストレスなく掃除ができる部屋になっているかも、小掃除を継続するためのポイントのひとつ。掃除機をかける時に物をどかす手間がかからないよう、床の上に置くものは極力減らしましょう。
先輩ママに聞く!リアルに使える小掃除テクニックは?
続いて、日々育児と家事を両立している先輩ママの小掃除テクニックをご紹介。取り入れられるものから試してみて。
■家中を毎日掃除するのは大変なので、月曜と水曜はおふろ場、火曜と金曜はキッチン…など、曜日ごとに掃除場所を分散。床掃除だけ、フロアワイパーで毎日やるようにしています。(北海道/1才9カ月ママ)
■中性洗剤の「ウタマロクリーナー」が便利! 赤ちゃんがいても安心して使えますし、1本でキッチン、洗面所、おふろ場など、家中に使えて便利です。(宮城県/4カ月ママ)
■子どもが遊んでいる間に、常備しているおしりふきで、ささっと床をふき掃除。掃除専用のシートでなくても、十分きれいになります。(東京都/1才7カ月ママ)
毎日こまめに掃除をする習慣がつけば、汚れもたまらず、簡単に家の中をキレイを保てます。便利な掃除グッズや手抜きテクニックを駆使しながら、ぜひ小掃除を取り入れてみてくださいね。
(取材・文/ひよこクラブ編集部)
監修/ミホさん(家事代行マッチングサービス タスカジ)