YouTubeを見たがる息子へのベストな対応策!【夫婦のじかん大貫さんの「ママ芸人日記」#35】
2018年3月に男の子を出産した、お笑いコンビ「夫婦のじかん」の大貫さん。イラストレーター兼漫画家としても活躍中です。よしもと芸人・イラスト業・ママと毎日大忙しの大貫さんによるのコラム連載「ママ芸人日記」第35回です。
YouTubeを見たがる息子へのベストな対応策!
最近息子はYouTubeを見たがるようになってきました。
友人や親戚の子どもたちを見ても、やはりみんなYouTubeにハマる時期があるようで、例に漏れず息子も1歳半頃からハマり出しました。
少し見るくらいならいいのですが、ずっとは困りますし、通信料の問題もあるので、Wi-Fiの無い環境で見たがる際には結構大変です。
しかし、私はある対策を取ることにより、劇的に息子がYouTubeを見る時間を減らすことに成功しました。
それは、「自分の動画を見せる」ということです。
結局はスマホを見てしまってはいるのですが、通信費はかかりませんし、家族の思い出の動画を見てお話をしながら一緒に見るのはとても楽しいのです。
「このときは〇〇ちゃんと遊んだね~」、「このときはばぁばと遊んだね~」、「このときはまだ赤ちゃんだったんだよ~」等々、スマホに入っている動画は99%息子の動画なのですが、いろいろな思い出の動画を見せることで、非常に興味津々な様子で食いついてくれます。
あらかじめ動画のみのファイルを開くようにすると、どこをタッチしても写真ではなく動画が流れるので、YouTubeの感覚とも似ていて、息子も満足そうです。
そして、スマホの視聴をやめさせたいときは、自然な流れで電源をオフにし、「あれ?電池なくなっちゃったのかな?つかないね~…今日はたくさん見たからもうおしまいなのかもね~」と言い、『お母さんがダメって言ってるんじゃないよ!スマホがおかしくなっちゃったんだよ!』という感じを出すと、一緒に「あれー?」と首をかしげながら諦めてくれます。
最近イヤイヤ期が始まった息子ですが、この作戦は毎回功を奏しております!
我が家ではこんな感じであまり夢中になりすぎないように工夫をしているのですが、一つ気を付けなければならないことがあります。
それは、「動画のフォルダに恥ずかしい動画を残しておいてはいけない」ということです。
ほぼほぼ息子の動画しかないはずの私のスマホですが、最初の方に1、2個息子とは関係の無い動画が入っているのです。
それは、コンビのネタをあらかじめ把握しておきたいというテレビ番組のディレクターさん用に撮影した、私たち夫婦コンビの漫才のネタ動画です。
以前、電車の中で大音量でその動画が流れてしまったことがありました…。
漫才なので、ど頭でご丁寧に「どうもー!夫婦のじかんです!」と元気に自己紹介していました…。
せめてコント師だったら…と思わずにはいられない出来事でした。
みなさまもどうかお気を付けを…!
夫婦のじかん大貫さん プロフィール
よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属/夫婦お笑いコンビ「夫婦のじかん」の嫁担当。イラストレーターとしても活動中。相方は元・トンファー山西章博。息子(2018.3生)と夫との3人暮らし。2019年3月にコミックエッセイ「母ハハハ!」(PARCO出版)を発売。