プロの技に脱帽! 脱マンネリ&忙しい時期にぴったりの「時短レシピ」を大公開
忙しいときや疲れたときにあると便利な時短レシピ。先輩ママたちはどんな時短料理をしているのでしょうか? さらに、料理研究家のほりえさちこさんに簡単でしかも美味しい時短レシピやアイデアを紹介してもらいました。
困った時の我が家の〝推し〟レシピ
まずは、口コミサイト「ウィメンズパーク」で見つけた時短レシピを紹介します。どれも簡単でおいしそうです!
■なんちゃって照り焼きチキン
「砂糖、醤油、お酒をだいたい同量で混ぜて、そこに一口大に切った鶏肉を入れ、ラップをかけて5分ほどレンジでチン。真ん中の方が火通ってなければ混ぜてもう一度。玉ねぎの薄切りや人参千切りも一緒にすると彩りもキレイです。レンジだとずっと見ていなくていいからラク!」
■豚肉ともやしのレンジ蒸し
「簡単でおいしいので我が家でよく登場します。モヤシ(2袋)、豚バラ、豆苗の蒸し料理。モヤシと豆苗を耐熱皿にのせ、その上に豚バラを重ならないように置いていき、塩コショウをパラパラと振りかけるだけ。ラップを軽くかけ、レンジ(600W)で4分半~5分くらいチン。最後にポン酢をかけてできあがり!」
■さば味噌缶詰のトマトパスタ
「フライパンにオリーブオイルを熱し、さば味噌煮缶とスライス玉ねぎを投入。炒めたら、トマト缶を加えて、煮詰めたら、ゆでたパスタにからめる。お好みでにんにくやしょうが、チーズなどを加えてもおいしいです」
■野菜たっぷりの丼ものレシピ
「焼き肉丼は、豚肉を焼き肉のたれで焼いて、どんぶりにご飯、サラダ菜、お肉、温泉卵を乗せるだけ。ロコモコ丼は、どんぶりにご飯、温めたレトルトのハンバーグ、ゆでたブロッコリー、温泉卵をのせるだけ」」
■レタスと豚バラの重ね鍋
「味づけはお塩だけですが、豚肉のお出汁が効いて美味しいです。レタスが余っちゃった時でも重宝するメニューです。レタスは1玉使っています。締めは、冷凍のご飯でおじや!ラクですよ~」
時短レシピに大活躍! 我が家のヘビロテ調味料
時短レシピにかかせないのがそれだけで味が決まる調味料。みなさん、どんな調味料を使っているのでしょう。
■白だし
「白だしがオススメ。鶏と大根、じゃがいもと玉ねぎを放り込んで、白だしだけで煮込むだけ。簡単でとてもおいしいです」
■からあげ粉
「豚の薄切りでもなんでも、からあげ粉をまぶして、フライパンで少し多めの油で焼くとおいしいです。鶏肉だと厚みがあるので時間かかりますが、野菜や薄切り肉ならすぐです!」
■塩麹
「話題になった塩麹、我が家では定番の調味料です 。市販の塩麹に、きゅうり、キャベツなどの野菜を切ってあえるだけで一品できます。そのほか、朝や前日に鶏肉や魚を漬けておくと、夜は焼くだけで簡単。他の調味料なしでいけます 。ちょっと焦げやすいので火加減だけ注意して!」
忙しい時に大活躍!プロが伝授、ラクうま時短レシピ
時間がない時にも、レンチン&混ぜるだけの、簡単おいしい!ちゃちゃっとつくれるレシピを料理研究家のほりえさちこさんに3品紹介いただきました。
カップに注ぐだけスープ(1人分)
材料)
A
桜えび…大さじ1、万能ねぎ(小口切り)…1本分、とりガラスープの素…小さじ1
いりごま…少々、おろししょうが(チューブ)…少々、湯…1カップ
作り方)
お椀にAを入れ、お湯を注ぎ、かき混ぜまる。
レンジキーマカレー(4人分)
材料)
合挽き肉…300g、玉ねぎ(みじん切り)…1個、おろしにんにく…小さじ1、バター…20g、コンソメ…小さじ1、はちみつ…小さじ1、カレー粉…大さじ1、ケチャップ…大さじ3、塩・こしょう…適量
作り方)
1.耐熱ボウルに玉ねぎ、おろしにんにく、バターを入れてラップをしてレンジで2~3分加熱。
2.1のボウルにあいびき肉を混ぜ合わせコンソメ、はちみつ、カレー粉、ケチャップを加えて、さらにレンジで4分加熱。最後に塩、こしょうで味をととのえる。
3.皿にごはんを盛り,でき上がったカレーをかける。
かんたんシーザーソース
材料)
マヨネーズ…大さじ4、レモン汁…大さじ1、粉チーズ…大さじ1
おろしにんにく…少々、塩・黒こしょう…少々
作り方)
材料をすべて、ボウルに入れて混ぜるだけ。サラダのドレッシングに、温野菜のソースとしてもオススメ。
「忙しい時は、電子レンジできるレシピが便利です。手でちぎったり、キッチンバサミ、みじん切りできる便利グッズをうまく使えば、包丁やまな板を使う回数が減るので、洗い物もグッとラクに。味つけには1本で味が決まる、焼肉のたれやめんつゆなども常備しておくと便利です。(ほりえさちこさん)」
紹介した時短レシピは、どれもおいしそうで、試してみたくなりますね。マンネリになりがちな我が家の新メニューに加えたと思います!(文・酒井範子)
ほりえさちこさん
料理研究家、栄養士・食育アドバイザーの資格を生かし、離乳食からおべんとうづくりまで幅広いレシピを紹介。著書『下ごしらえ5分!ほったらかしスピードおかず』(主婦の友社)『おいしさ満点!中高生の基本のお弁当』(成美堂出版)など多数。
※電子レンジの加熱は600Wの場合です。500Wの場合は1.2倍の時間で加熱してください。また1歳未満のお子さんが食べる場合は、はちみつを使わずに同量の砂糖に替えてください。
●電子レンジの加熱時間は、レシピに記載しているワット数での目安です。それ以外のワット数の場合の加熱時間は、メーカーにお問い合わせください。
●電子レンジで液体を加熱するとき、沸点に達していても沸騰しない場合がごくまれにあります。この状態の液体がちょっとした刺激で急激に沸騰を起こし、液体が激しく飛び散ることがあります。(=突沸現象)。やけどの原因になりますので、ご注意ください。
●電子レンジを使う際は、広口の耐熱容器に入れて水分を加え、ふんわりとラップをかけて加熱することを前提としています。
■文中のコメントは、「ウィメンズパーク」の投稿からの抜粋です。