子どもの前で夫婦喧嘩! 心に与える影響は?
●4月13日は「決闘の日」
1612年(慶長17年)4月13日、宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘が巌流島で行われました。
山口県下関市にある巌流島は、正式名称を船島(ふなしま)といいましたが、小次郎が剣術の一派である「巌流」(または「岩流」)を名乗ったことから巌流島と呼ばれるようになったそうです。
夫婦喧嘩は子どもの前では禁物!?
決闘とまではいかなくても、身近に起こるのが夫婦喧嘩。
どのご家庭にも夫婦喧嘩はあるけれど、子どもの前では禁物!?
ヒートアップしてして罵りあったり、何回も繰り返されている姿を見ていると、心にダメージがないとも限りません。
口コミサイト『ウィメンズパーク』にも、こんな声が聞こえてきました。
「毎日のように夫婦喧嘩…。抑えられず6歳の息子に見せてしまっています。今後、影響が出ないか心配です…」
この声に、実際に両親の夫婦喧嘩を見てきた方や、子どもの前でケンカをしてしまったママたちからたくさんの意見が寄せられています。
「小さい頃はケンカが始まると別の部屋に行って、黙って自分の腕をずっと噛んでいました。今思うと心の苦しさを痛みでごまかしていたのかな。腕を噛んで痛みを感じることで気をまぎらわしていたのかも…」
「ケンカの時は、押入れの奥に入り込んで、声を殺して泣いたことが何度もありました。家は憩いの場です。安らげる場所のはずなのに…。結婚した今、“家を憩いの空間にする!”を目標にしています」
子どもの頃の悲しい感情…。
なかなか忘れることができないようです…。
「以前は子どもの前でケンカをすることもあったんですが、子どもって自分のせいだと思ってしまうんですよね。仲裁しようとしたり、謝ってきたり。『あなたのせいじゃないよ』って言うんですけど、どうにかしなきゃって思わせちゃう。そう気づいてから少なくとも感情的に罵りあうのは控えるようにしています」
「夫婦喧嘩が絶えなかった時は、子どもも学校でもお友だちとケンカが多く荒れていました。ケンカになりそうな時は、他の部屋でできる家事をしに行き、感情のセーブを心掛けています」
家事や仕事を頑張っているからこそ、夫婦が衝突してしまうということも多々あると思います。でも、一番傷つくのは子どもたちのよう。
感情的になる前に、一瞬でも子どもの顔を思い出すといいかもしれません。
(文・井上裕紀子)
■文中のコメントは口コミサイト『ウィメンズパーク』の投稿を再編集したものです。
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。