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今だからこそ笑える思い出…私の「離乳食」失敗談3選!

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10歳の男の子と3歳の女の子を育てる2児の母で、フリーランスWebライターをしている“小吉”です。年の差7歳の2人目。7年の間に、離乳食に関する知識や経験はほぼ忘れてしまいました。離乳食がどんなものだったのか、どんなふうにして作ったかを思い出すところから始まったのですが、1度はやったことがあるという自負心と、7年も経っているから色々と変わっているかもしれないという不安の間をゆらゆらと揺れ動き、出した結論は「何とかなる!」でした。この時点で、すでに失敗の予感がプンプンしていたと思います。

失敗談①おいしいけど余る!のに忘れてたお粥の保存法

娘の離乳食を始めたのは5~6ヶ月ごろからで、重湯やお粥からスタートしました。土鍋で炊いたお粥がおいしかったので、その都度お粥を炊こうと決めました。しかし、子どもが一度に食べる量より作る量の方が断然多く、余った分はいつも自分で食べていました。

自分なりに工夫を凝らしてみたものの、やはりいつもお粥では単調になってしまいました。どうしたものかと思っていたときに見つけたのが、お粥を小分けにして冷凍保存できる製氷皿のようなもの。

「こんな便利なものがあったのか!」と感心しつつ、ほどなく1人目のときにもやっていたことを思い出しました。友だちにあげたのか捨ててしまったのか、もう覚えていませんが、道具がなくなると、それにまつわる私の記憶も飛んでしまったようです…。

失敗談②おとなしく椅子に座ってくれない娘

子どもが椅子に座って食事をするようになると、離乳食をあげるのがラクになりました。我が家で使っていたのはテーブルつきの椅子で、囲まれた格好になるため、おとなしく座ってくれていたからです。しかし、それもつかの間。

子どもが自力で椅子から出られるようになると、当然ながら食べている間にも出ようとします。椅子から出る、座らせる、また出る、座らせる、それでも出る、座らせるの繰り返し。「キーッ!」となる私をよそに、子どもはいそいそと遊びに出かけ、戻ってきては食事を続けようとしました。

きっとお腹が空いていなかったのだと思います。時間どおりに食べさせようとせず、好きなだけ遊んだり体を動かしたりしたら、お腹が空いて食べるはずと考えるようにしました。

失敗談③じいじとばあばが勝手にお菓子を与える!

我が家のじいじとばあばは、孫におやつを買い与えるのが楽しみで仕方がないという人たちで、私が断ってもこっそりどころか堂々と買い与えてしまいました。その中にたまごぼーろがあったことを知るのは、間もなくのこと。

ふと子どもを見ると、その小さなお手てにたまごぼーろを握りしめて、お口へポイポイと運んでいるではありませんか! ご存知のとおり、たまごぼーろは原材料に鶏卵が含まれています。卵は卵黄が先で卵白が後だとか言っている場合じゃなーい! 

ギャーッと泣き出す子どもを尻目にササッと全回収。たまごをまだ試したことがなかったためヒヤヒヤしましたが、食べた量も少なかったのか、一晩経っても特に変化がなかったので、結果オーライとなりました。これはさすがにまずかったので、必ず私の確認をとってほしいと両親にお願いしたことを覚えています。

色々ありましたが、振り返ってみると、離乳食の時期はあっという間だったと感じます。1日1食から2食、3食へと増えていき、食べるものも段々と大人と同じものに近づいてきたと思ったころには、離乳食を卒業していたのではないでしょうか。「あーん」と食べさせていた、まるでひな鳥を餌付けするようなあの感覚は、もう味わうことはありません。離乳食と授乳の両方は大変でしたが、終わった時には嬉しい一方で一抹の淋しさも感じました。その時にしか経験できない楽しさを十分に味わえたことは、今でもとても良い思い出になっています。

■その他のママライター体験談はこちら

[小吉*プロフィール]
一男一女の母で、フリーランスWebライター。上の子(10歳男児)の傍若無人さやこらえ症のなさに苛立つも、それを下の子(3歳女児)の愛らしさや優しさで埋め合わせ、なんだかんだ言いながらも育児を楽しむ日々を送っています。

■関連:365日のカレンダー式離乳食

※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。

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