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【パパ料理家】野菜が好きになる離乳食作りの4つのコツ

離乳食が始まると気になる栄養バランス。「いろいろな栄養をまんべんなくとってほしい」と願うママやパパは多いでしょう。「ひよこクラブ」にも赤ちゃんを“野菜嫌い”にさせたくない、というようなママ・パパたちの悩みの声が届いています。
野菜を好きになってもらうためにはどうすればいいのでしょうか。
今回は、パパ料理家の本田よう一さんに話を聞きました。ママたちの気がかり・疑問にも答えてもらいます。

野菜が好きになる離乳食調理のコツは?

赤ちゃんに野菜をおいしく食べてもらうための調理のコツを本田さんに教えてもらいました

<コツ1>じっくり加熱する

まるごとの野菜がかぶるくらいの水を一度沸かし、ふたをして弱火でじっくり煮ます。タイマーをかけて30分、45分、60分と様子を見ながら煮ましょう。
野菜に竹ぐしなどを刺して、スッと刺さるようになったら火を止め、そのまま冷めるまで置いておきます。

●野菜はまるごとじっくり煮ると甘みが増します

このように、野菜をまるごとじっくりと加熱することで、野菜の甘みが増して赤ちゃんも食べやすくなります。
やわらかく煮た野菜は、すりつぶしたり、刻んだり、月齢に合った状態で赤ちゃんに食べさせてくださいね。
調理自体にかかる時間は長いですが、ずっと鍋を見ていないといけないわけではないので、簡単においしく調理できます。

<コツ2>とろみをつける

離乳食にはとろみをつけると赤ちゃんが飲みこみやすくなります。
野菜のペーストが食べにくそうな様子だったららとろみをつけてみましょう。
いちばん手軽なのは片栗粉ですが、アレルギーがなければ小麦粉でもOK。
米粉やコンスターチでもとろみをつけることができます。

とろみの目安は、いま食べさせているおかゆの濃度を基準にしましょう。
食卓に離乳食を出したあとに、「とろみがたりなかったな」と思ったら、おかゆの一部を混ぜてとろみをつけるのもいいですね。

<コツ3>だしで風味をつける

野菜だけだと食べなかった赤ちゃんも、だしで風味をつけると食べてくれることがあります。
だしパックなどを使えばかんたんにだしをとることができます。規定量でだしをとり、もしママやパパが濃いと感じたら水で薄めてください。
大人用の顆粒(かりゅう)だしは、塩分が多いものがあるので、離乳食期には向かないものが多いでしょう。

<コツ4>好きな食材と組み合わせる

もし、単体の野菜を嫌がるようであれば、赤ちゃんの好みの食材と組み合わせてみましょう。
たとえば、納豆が好きな赤ちゃんにはひき割り納豆にほうれん草や小松菜を刻んだものを混ぜてみるのもいいですね。
そして食材を組み合わせるときに気をつけたいのが、最初から混ぜ合わせないということ。

●始めから混ぜ合わせないことでいろんな組み合わせができる

右/かぼちゃ・ブロッコリーのペーストと白身魚(かじき) 左/6倍がゆいり卵のせ

まずは食材そのものの見た目や味を経験させて、あまり食べないようであれば、少しずつほかの食材と混ぜていきます。
食材ごとに分けて盛りつけ、お皿の上で混ぜ合わせていくと、いろいろな組み合わせに挑戦することができます。

子どもの“野菜嫌い”に悩むママたちにアドバイス!

パパ料理家で、自身も息子さんの離乳食を作っている本田先生に、ウイメンズパークに寄せられた“子どもの野菜嫌い”に関するお悩みへ、アドバイスをもらいました。

■野菜をベーっと出してしまいます…
「1歳半の我が子、好きなものは食べますが、そうでないものはベー!とするよつになってしまいました…。とくに野菜を食べません!好みがしっかりしてきたということで、成長してくれてる証拠だとは思いますが…野菜を食べないのにはとても困っています」

■ほかの食材でごまかしても食べてくれません…
「1歳4ヶ月の息子ですが、離乳食完了期、炭水化物や肉魚類のタンパク質はよく食べてくれるのですが、野菜類の食べがイマイチ良くないのです。
味をごまかしつつお味噌汁に入れたり、おひたしにしたり納豆に混ぜたりしていますが、やはり野菜が入るとわかるのかあまり食べなくなってしまいます」

本田先生からのアドバイス

まずは、「野菜を食べないとダメ」という考え方を変えてみるといいかもしれません。
確かに、野菜をまったく食べないと不安に思ってしまいますよね。
しかし、ビタミンや食物繊維はフルーツからもとれますし、カルシウムは牛乳からとることができます。
苦手な食材があれば、その食材にどんな栄養素があるのかを調べて、それに置き換えることができる食材を探しましょう。
味覚は進化しますので、今食べなくても2~3歳で好きになるかもしれないし、20歳で好きになるかもしれません。
身体発育曲線と照らし合わせて医師の診断を仰ぐほどでなければ、「少しでも食べてくれたら御の字」という気持ちでどんと構えていていいと思います。

●さまざまな種類の野菜を用意している

また、ここで重要なのが“野菜料理を食べなくても出し続ける”ということ。
食べてくれないとわかっていて作るのは、ママやパパにとってはしんどいかもしれませんが、出し続けなければ触れる機会がないのでさらに食べなくなるという悪循環が起こります。
「なんか見たことがあるな」、「一度食べてみたらおいしく感じたな」などの経験を赤ちゃんが重ねることで、食べられる食材も増えていくのです。
“昨日は食べたのに今日は食べない”ということもよくあることですので、“食べた”、“食べなかった”に一喜一憂せずに、根気強くつき合っていきましょう。


取材・文/大月真衣子、ひよこクラブ編集部

本田さんによると、1歳を過ぎたあたりのお子さんなら、調理する過程を見せたり、可能であれば野菜の収穫体験などをすることで、食材に興味を持ってくれることもあるそうです。
お子さんが野菜を食べない、と悩んでいるママやパパは、ぜひ参考にしてみてくださいね。


お話・監修/本田よう一さん
(料理家・栄養士)

1983年生まれ福島県泉崎村出身。高校卒業後、栄養士の専門学校に進み、栄養士の免許を取得。卒業後は独学で、料理写真を学び、フリーカメラマンに。2006年からは料理家として仕事を開始。野菜をたっぷり使い、素材の味を活かしたレシピを得意とし、 家族みんなで楽しめる味つけに定評がある。
あったかふくしま観光交流大使として活動中。著書に「パパ離乳食始めます。」(女子栄養大学出版部)がある。

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