恥ずかしいけど、通帳を見るのが好きだ[ハハのさけび #69]

2020/10/07 更新

2歳の息子のお母さんをしています、わぐりです。「ハハのつぶやき」という子育てイラストをTwitterとInstagramで描いています。
2年の不妊治療を経て子どもを授かり（連載「モヤサバ妊活」）、たくさんの発見があった妊娠期を経て（連載「妊婦のハッケン」）、出産した私（連載「ハハになった日」）。この連載「ハハのさけび」では、育児をする中での気持ちの変化や、母親になって変わった世の中の見方などを書いていきます。親という共通点を持つみなさんに、共感してもらえたら嬉しいです。

恥ずかしいけど、通帳を見るのが好きなワケ[ハハのさけび #69]

子どもがいなかったときは、全くお金に無頓着だった私。そこまで散財するタイプではないというのもあり、真面目に働いていれば暮らしていけるだろうみたいな気持ちで生活していました。
それが、子どもが生まれ、まだ0才のうちにひとり親となり、急にお金に不安を感じるように。それ以来、頻繁に通帳（銀行のアプリ）の履歴や残高を確認するようになりました。

給料や、特別給付金、子ども手当などが振り込まれた数字を見ると・・・、ほんの少しの金額でも、口座にお金が増えてるのを見て、安心します。ひとり親なので、自分が働けなくなったらやばい（ハハのさけび#66参照）、という恐怖が常にあって・・・このお金で、万が一自分が働けなくなっても、少し生きながらえる、と思うのです。

そして、子どもの父親から振り込まれる、養育費。日本は養育費の未払いがとても多いらしく・・・毎月、少しの緊張とともに履歴を確認し、養育費がきちんと振り込まれてるのを見ると、ホッとします。もちろんお金が増えて安心する側面もあるのですが、これで子どもに何か問われた時に「普段は会えないけど、お父さんもあなたを大事に思ってる」と言える・・・と思ってホッとするのです。