「情報通のおじいさん」「預かったペットが…」困っているけれど言えない! 我が家のご近所さん問題
迷惑だけれども、ご近所さんだからはっきり言えないということはありませんか? 中には、悪気がないという人もいて対応に困ることも…。今回は、「ご近所さん問題」について、口コミサイト「ウィメンズパーク」に寄せられたママたちのエピソードをお届けします。
■マンションの恐るべき情報通
「同じマンションに住むおじいさんは、うちの子どもたちの志望校まで常に把握してされています。エレベーターなどでご一緒すると志望校の情報や、同じマンションにそこへ進学した子が何人いるか、現在の就職先まで教えて下さいます。うちの子も、データとしてインプットされているのでしょう。私の知らないわが子の情報まで、いつもありがとうございます」
■隣のおじいちゃんの大きなくしゃみ
「お隣のおじいちゃん。朝起きて雨戸を開けたあと、毎日クシャミを大連発します。最初はびっくりしたし、うるさいと思ったけれど朝だけだし、逆にクシャミをしない日は大丈夫かなと思うようになっています」
■ペットを預かってほしいというご近所さんからのメール
「ある夏の夜に携帯が鳴るので見たら、ご近所さんからのメール。ふむふむ、明日から旅行に行くから飼っている魚を預かって欲しい…のね。魚…? 彼女のメールはまるで『そういえば明日のPTA総会は何時に集合だったかしら』と尋ねてくるのと同じような感覚。そうよね、魚くらいよく預けたり、預かったりするじゃない、みたいな。そうだっけ?」
■猫好きのご近所さん
「とても猫好きなご近所さん。ご自身の飼い猫だけにとどまらず、野良猫たちにもエサをあげる優しい方。『かわいいニャンコには旅をさせよ』なのでしょうか、飼い猫を自由にお散歩させています。でもね、あなたのあげたエサは形を変え、うちの花壇に置いていかれます…(涙)」
■素敵な歌声に鐘ひとつ
「裏にお住まいのおばあさん。お歌がお好きのようで。最近、窓をお開けになって歌ってらっしゃるので、よーく聞こえます。歌声が呪いの呪文のように聞こえてきて、ちょっと怖いです」
■改造車?!のエンジン音
「車大好きなお隣の方、改造を疑う重低音。車のために、しばらくエンジンかけてから出発するため、家の窓開けていたら排ガス臭いし、しかも重低音なので響いてくるんです。ある日花壇の水やりの時に、車に水滴を飛ばさないように気をつけてほしいと、注意されました。洗車してワックスしてピカピカのところに水滴がついたらしい。すみませんねぇ。それ以来、すごく気を使う」
■我が家のために茶番劇を繰り替えるお隣さん
「我が家のことが、好きで好きでたまらないお宅。我が家が静かに暮らしていると寂しいだろうと、出来る限り我が家に近い窓に張りついて、離れた我が家の人間を何とか笑わせようと、毎日、茶番劇を繰り広げるのです。あまりに熱心なご様子に心を打たれ、いつか茶番劇をシナリオに起こして差し上げようかと思うくらい」
■ゴミ当番の当番表だけ回ってます
「我が家のご近所さんは3人の子どもがいらっしゃいます。毎日忙しいのかゴミはいろんなゴミが混ざったまま捨てられています。ゴミ当番は、当番表がまわってきて1カ月後に掃除。忙しくて掃除ができないのか、当番表だけ回っています」
■消火栓に水をあげる珍行動
「毎朝、家の前の消火栓にジョウロで水をかけているご近所さん。犬のマーキングを流しているのかなとも思ったけど、すぐ隣の電柱にはかけていないのがまた不思議。ニコニコして楽しそうだし、迷惑もしていないけど、いつか消火栓に花咲きそう」
今回はちょっと笑えるご近所さんたちのエピソードでした。けれども一歩間違えればこじれることもあるので、なかなかデリケートな問題です。同じ生活圏で暮らしているだけに他人とはいえ、やはり気を遣いますね。(文・酒井範子)
■文中のコメントは『ウィメンズパーク』の投稿を再編集したものです。