共働きの夕ご飯事情「平日は料理なんて無理」「レトルト駆使派」など、ママたちの声
「フルタイム勤務で幼児2人います。平日の夕ご飯のメインは冷凍食品かレトルトです。よその家庭はどんなものを食べているのかな」という声が、口コミサイト「ウィメンズパーク」に寄せられました。私も作ってません、ちゃんと作っている、作っているけどコツがあるなど、さまざまな声が寄せられました。
サイドメニュー鉄板はプチトマトとブロッコリー
「野菜はプチトマトとブロッコリーが定番。主菜はレトルト(ハンバーグ、カレー)か冷凍食品(揚げ物、餃子など)。あー、手抜きです」
という、迷えるママの声はじめ、いろいろな声が集まりました。
「似たようなもんです。今日の夕ご飯は業務スーパーのミックスベジタブルとウィンナーを入れて煮込んだシチューと冷凍水餃子を茹でました。昨日はレトルトのミートスパゲティで、付け合せはブロッコリーとミニトマト。包丁すら使っていません」
「17時までのパートですが、料理が苦手です。1歳半の息子は待ちきれないと怒り出すので、和光堂のレトルトの御世話になっています。中学の娘と夫はお惣菜。週末は夫が作っています」
「台所使っていません。仕事、私の習い事、子どもの塾や習い事の送迎があり、何もない日がない。送迎が1日2カ所の日もあります。夕ご飯は外食とデリバリーです」
気持ちいいほど「作ってません」という声がある一方、やはり「作っています」という声もありました。
「18時に帰宅して着替えて、炊飯器を早炊きでセット。だいたい25分で炊き上がるのでその間におかずを作ります。味噌汁、主菜(動物性タンパク質)、副菜(酢の物系)をちゃちゃっと作ります。惣菜は買いません。買い物している時間があったら、作った方が早い」
「フルタイムです。朝8時に家を出て帰宅は20時。22時23時ってこともありますが、揚げ物以外は作っています。週末、10種類以上を作り置きしており、お弁当でも冷凍食品は使いません。愛情は料理と思っているので(あくまで私の考えです)。
家事も仕事も同じで、時間がなくても工夫して効率的にすれば結果が出ると思っています」
ぐうの音も出ないです。が、頑張りすぎない“ちょっとした工夫”で乗り切っているママたちの声もたくさん寄せられました。
煮物が最強。前日の夜、もしくは朝に作るのがコツ
「なんと言っても煮物でしょう。朝、すべてのことに並行しながら仕込みます。筑前煮なんて最強。和風野菜セット(冷凍、水煮)に鶏肉合わせて炒めて煮るだけ。夜にはしっかり味がしみています。おでん、肉じゃが、煮魚もしかり」
「私は手際が悪く、帰宅後は小学生の子どもの宿題チェックなどもあり、時間が足りません。
なので朝、家族が起きる前に夕ご飯の下準備をしています。味噌汁は味噌をいれる前段階まで、グラタンはあとは焼くだけ、炒め物は野菜を茹でて(炒める時間が短縮できる)肉は下味つけてあとは焼くだけ、の状態に。朝ごはん食べている時間に粗熱とって、冷蔵庫にインして出社です」
「週末、大量に買い込んだ肉を下味をつけた冷凍。味つけは数種類。朝、夕ご飯分の肉を冷蔵庫に移して野菜を切り、夜はそのたっぷり野菜と一緒に炒めるのが定番です」
「夕ご飯の片付けをしながら大根と豚肉を煮ました。明日には味がじっくりしみているでしょう」
「煮物、ハンバーグ、唐揚げも作ります。コツは下準備の時短です。鶏肉はカットしたものを買う、みじん切りはフードプロセッサー、炒め野菜はレンチンして下ゆでする、など。数分の時短がチリツモで本当にありがたいのです」
「汁物は2日分。副菜まとめて作って
使いまわして、ブロッコリーは常備する。こうすると今日は主菜のみ、という日ができるので、なんとか乗り切っています」
冷凍食品、レトルトを愛用していたけど、やむを得ない理由で手作りになったという声もありました。
レトルト、冷凍食品は時短だけど、コストが高い
「子どもが中高生になってからレトルトと冷凍食品はやめました。大食漢で、餃子なんて家族で60個は作らないと足りない。チルドや冷凍食品を買ってたら家計がおそろしいことに。
休みの日にひき肉1Kg買って大量に作って冷凍します。ハンバーグもしかり。シチュー、カレーも大量に作って冷凍しています」
「子どもが幼い頃、冷凍庫には焼きおにぎりとか中華まんとか冷凍ピザなどを常備していましたが、今は買いません。買っても買ってもあっという間になくなるので」
子どもが成長すると、カレーや丼など満腹感重視になる分、野菜不足を心配する声もありました。
「時間があるときに野菜を大量に下ゆでして冷凍。今日は野菜が足りないなぁ、という日は具沢山味噌汁を作ります」
「タジン鍋が定番です。野菜と肉を切って入れて蒸して、ぽん酢が定番です。じゃがいも、ブロッコリー、ベーコンにバター乗せても美味しいですよ」
「うちは天ぷらかな。ピーマン、おくらなど安い食材でも、子どもがパクパク食べます。ずっとキッチンにいるから同時調理にも向いている。手間がかかるイメージですが、私は慣れたせいかラクです」
筆者も子どもはが小さいときは、ほぼ毎日習い事があったので、レトルトや冷凍食品にはお世話になりました。子どもが中高生になった今は「あと30分待って」と、言えば待ってくれるので、だいぶラクに。でもレトルトと冷凍食品のストックは欠かせません。あると心強いし、お守りみたいなものでしょうか。
文/和兎 尊美
■文中のコメントは口コミサイト「ウィメンズパーク」の投稿を抜粋したものです。