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友利新 親の役目は、「子どもの気持ちを尊重しながら、正しい方向へ導く」ことだと実感

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子どもが何かを選択するとき、その気持ちを尊重したいと思いながらも、つい口出しをしたくなるのが親ゴコロ。今回は「子どもにおもちゃを選ばせるとき、どこまで子どもの意見を聞き入れるべきか迷います」という悩みに、3人のママで皮膚科医の友利先生が、ママの視点でアドバイス!
ママ×医師 友利先生の子育てが楽しくなる処方箋#22

子どもが店で選んだおもちゃ、家に似たようなものがあるけど、買うべき?

<ママからの質問>
私の叔父は、娘に超甘々で、娘を孫のようにかわいがってくれます。 時々、娘におもちゃショップで「なんでも買ってあげるよ」と言ってくれるのですが、 そんなとき、完全に子どもに選ばせてもいいのか悩みます。家にあるものと似たようなおもちゃを選ぶときもあって、どのくらい親が口出ししていいか、考えてしまいます。 また、高額のおもちゃを選ぶときもあり、「こっちにしたら?」と親が別のものをすすめていいのかどうかも、迷います。
(3才6カ月の女の子のママ)

子どもの意見を尊重しつつ、正しい方向に導くのが親の役目

おもちゃのセレクトについては、同じように悩まれる親御さんも多いですよね。わが家もまさに同じようなことで悩んだことがあります。

子どもはどうしても目新しいおもちゃに目が向いてしまいますが、一方で、同じようなテイストのものを好む傾向があります。なんでも好きなものをと言ってしまうと、結果的には同じようなものを選んでしまって、以前からあったおもちゃで遊ばなくなってしまうこともあります。

物を大切にするという観点からも、もし、おじさまにお話をできるのであれば、「いただいたものを大切に使わせたいので、こんな感じのものをチョイスしてもらえるとうれしいです」と、相手の気持ちも大切にしつつお伝えしてみるのはいかがでしょうか?“子どもの自由を尊重”という考え方もありますが、ある程度は親が方向性を整えていくのも大切なことだと思います。

たかが、おもちゃ選びかもしれませんが、日ごろから、強制ではなく、なぜそのことが必要なのか?その選択をしたときにどんなことが起こるのかを子どもと話しながら、いい方向に導いていくことが親の役目なのではと私は考えています。

構成/ひよこクラブ編集部

文/友利新先生

おもちゃ選びにかかわらず、子どもが何かをしたいと言ったとき、どこまで許容していいか、迷うことって多いですよね。そんなとき、友利先生のお話のように、子どもと話し合いながら、お互いに納得ができる結論を導き出してみませんか。

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