0-2才育児まとめ:うちの子だけのスーパーマン。[ハハのさけび #102]
3歳の息子のお母さんをしています、わぐりです。「ハハのつぶやき」という子育てイラストをTwitterとInstagramで描いています。
2年の不妊治療を経て子どもを授かり(連載「モヤサバ妊活」)、たくさんの発見があった妊娠期を経て(連載「妊婦のハッケン」)、出産した私(連載「ハハになった日」)。この連載「ハハのさけび」では、育児をする中での気持ちの変化や、母親になって変わった世の中の見方などを書いていきます。親という共通点を持つみなさんに、共感してもらえたら嬉しいです。
0-2才育児まとめ:うちの子だけのスーパーマン。[ハハのさけび #102]
少し前に3歳の誕生日を迎えた我が子。3年間必死に駆け抜けてきたなーと思い・・・これを機に、ハハのさけび#101-110では、0-2才育児を振り返ってみようと思います!
ハハのさけび#101では圧倒的に時間がないということに触れましたが、その大きな要因は、子どもが、私を一人にしてくれないことです。子どもが起きている間、一人で何かに集中することはできないし、一人での外出なんてまず無理。赤ちゃんの頃は、私がいないと泣くし。一人遊びが始まってからも、怪我してみたり、うまくできないと助けを求めてきたり。
ときどき、自分がスーパーマンになったような気持ちになります。だって、子ども目線で見てみたら、全ての望みを叶えてくれる相手が、私。お腹がすいたと言えばご飯をくれ、泣けばよしよしどうしたのと抱っこしてくれ、わからないことを聞けばなんでも知っている(ように感じる)し、怪我をすれば治してくれる(ように感じる)し、何もかも自分より上手にできる(ように感じる)し・・・。
空腹も不安も、うまくいかないこともわからないことも、全て私に訴えれば満たされるって認識していそう。・・・そりゃ大好きになるよな、と思います(笑)。
逆に、人生の中で、これほどまでに他人に必要とされる時期があるだろうか?とふと思います。よく言われることですが、会社には、私にしかできない仕事などなくて、私が辞めれば他の人がその仕事をやるだけ。でも、子育てはどうでしょう?この子の母親は私しかいないのです・・・。そしてその子どもでさえ、20年もすれば、私をここまで必要としなくなってしまうのでしょう。
虫刺されに市販薬を塗ってあげるだけで、「かか、お医者さんみたいだね〜」とニッコリする子ども。こんなにも「誰かの役に立つ」「お客さんの笑顔が見られる」仕事はないよなあと、しみじみと感じます。
[わぐり]
2018年4月に息子を出産した36歳。
「ハハのつぶやき」Twitter(@ninputweet)とInstagram(@ninputweet)で、妊娠中から現在の育児中までのイラストを、ほぼ毎日更新しています。