赤ちゃんの“寝かしつけ&泣きやませ”、本当に試して効いた ワザはこれ!
育児中、多くのママやパパが困っている赤ちゃんが“なかなか泣きやまない”“なかなか寝ない”という問題。みんなはどうやって“寝かしつけ”と“泣きやませ”をしているのか気になりませんか?
そこで、育児雑誌「ひよこクラブ」で過去に紹介して、実際にママやパパたちが試して効いたワザの数々を紹介します。
“寝かしつけ”はスキンシップが効果的
スムーズな“寝かしつけ”を実現させるためには、規則正しい生活リズムを習慣にすることが基本のキ。その上で、赤ちゃんが好む方法を見つけて、毎日のルーティンにしましょう。
試してもらった中でとくに「効いた」の声が多数だったワザを5種類紹介します。
【寝かしつけワザ1】部屋を夜は暗く、朝は明るく
20時ごろには薄暗い寝室へ移動。寝つくまでは豆電球程度の照明にし、寝ついてからは真っ暗にします。朝は7時くらいにカーテンを開け、日の光を部屋に入れて。朝夕のメリハリをつけましょう。
【寝かしつけワザ2】眉間を指でやさしくなでなで~
赤ちゃんの眉間から鼻筋にかけて、やさしくスーッと指でなでます。同時に、体をトントンしたり、背中をさすったりすると、相乗効果があるよう。なでるスピードを変えて赤ちゃんの好みを見つけて。
【寝かしつけワザ3】心臓の音を聞かせながら前後にユラユラ~
ママやパパの左胸に赤ちゃんの耳が当たるよう(ママやパパの心音が聞こえるよう)、立ちながら抱っこします。心音が聞こえて落ち着く子が多いみたい。やさしく話しかけつつ、ゆ~っくり動きながら抱っこをしてみましょう。
【寝かしつけワザ4】手を包んで、強弱をつけて握る
布団やベッドに寝かせた赤ちゃんの手を包み、時々ぎゅっと強めに握ります。強弱をつけながら握ることで、寝かしつけ効果がアップ。ママやパパの手のぬくもりが穏やかな眠りを誘うようです。
【寝かしつけワザ5】耳あたりの髪の毛をかき上げる
赤ちゃんの耳のあたりから髪の毛をかきあげることを繰り返すうち、気持ちがよくなってくるのかしだいにトロ~ン。髪の毛が少ない場合は、なでるだけでもOK。スキンシップで安心感もプラスされるよう。
“泣きやませ”のコツは赤ちゃんの気分を変えること!
泣いたりグズグズしたりしているとき、おなかがすいた、おむつが気持ち悪い、眠いなど、生理的な不快が原因ではないかまず確認。そして、ほかに原因がありそうなら、赤ちゃんが“泣く”以外の別のことに興味をもてるよう、遊びなどを提案し、気分転換を試みて。
とくに「効いた」の声が多数だった気分転換のワザを5種類紹介します。
【泣きやませワザ1】顔を近づけて「パパパッ」
赤ちゃんに顔を近づけて、オーバーリアクション気味に、口を開けたり閉じたりして「パパパッ」と、“パ行”を繰り返し聞かせます。「プププ」でも、「パピプペポ」でもOK。声の高さやスピードなどに変化をつけて。
【泣きやませワザ2】おしりをやや強め&速めにたたく
赤ちゃんを抱っこして、左右にやさしくゆらしながら、手のひら全体を使って、赤ちゃんのおしりを“トトト…”とやや強めに、そして速めにたたいてみましょう。たて抱きが好きな赤ちゃんならたて抱きにしてもいいでしょう。
【泣きやませワザ3】おなかに口をつけて「ブブブ!」
赤ちゃんのおなかに、ママやパパの口をくっつけて強めに息を吹きかけて。おなかだけではなく、顔や首、太ももなどに「ブブブ!」。
音や振動、ママやパパの肌のぬくもりなども感じられるので効果大!
【泣きやませワザ4】腕のぐるぐる運動でニッコニコ~
赤ちゃんの手を持って、やさしく上下左右などに動かしてみましょう。「ラジオ体操」や「おもちゃのチャチャチャ」など、体を動かしやすいメロディーを口ずさみながら行うとスムーズ。赤ちゃんが好きな歌でトライするのもgood。
【泣きやませワザ5】涼しい所でクールダウン
泣くと体が熱くなるので、体温を下げてあげると泣きやむこともあります。また、違う場所に行くと気分転換にも。赤ちゃんを抱っこして、玄関や洗面所、ベランダなど、比較的涼しい場所に移動してみましょう。
イラスト/あきばさやか、栗生ゑゐこ
文/ひよこクラブ編集部
赤ちゃんにはまるツボはそれぞれ違います。まずは「うちの子はどれが好きかな?」といろいろ試し、赤ちゃんが好む方法を探しましょう。
参考/『ひよこクラブ』2021年3月号付録「寝かしつけ&泣きやませ」
ひよこクラブ2021年3月号には、「寝かしつけ&泣きやませ」のワザをたくさん紹介している別冊付録がついています。