悩まし~い子どもとゲームとの付き合い方、みんなはどうしてる?ママたちの声
「約束したルールを守らないのでゲームを3日間禁止にしたら、息子と険悪な雰囲気に。ゲームなんてなくなればいい」という、小学校高学年のママの声が、口コミサイト「ウィメンズパーク」に届きました。
小中学生の母にとって、与えた時から悩ましいゲームとの付き合い方。さまざまな声が届きました。
ゲームを敵視しすぎ、罪と罰のバランスがとれていない、という声
小学校高学年の息子が、大人気のオンラインゲームにハマったという投稿者のママ。
「ルールを守らなかったので約束通り3日間禁止にしたら、友だちがいなくなる、楽しみを奪って困らせたいのか、など険悪な雰囲気に。
本当にゲームなんてなくなればいい」
悩ましい母の愚痴に賛同が得られる展開……かと思いきや、ルールの内容が公開されると、息子さんに同情する声が増えていきます。
そのルールとは
「学校と塾の宿題を終わらせる、帰宅したら水筒など汚れものをだす、家のお手伝いをひとつする、朝は自分で起きるなど、全6ルールを守ったらゲーム2時間」
「ゲームとは無関係な生活習慣までルールに含ませて、しかも息子さんが一番嫌がることを罰にすることで強制力をもたせようってことですよね。
それじゃ反発されますよ」
「ゲームのルールって、ゲームのやり過ぎで生活リズムが崩れたり、宿題をやらないなどの弊害が出ないようにするためのもの。
でも、主さんのルールは『言うこと聞いたらゲームをやらせてあげる』というご褒美の感覚。だから余計にギスギスするのでは」
「ルールが変です。罪と罰のバランスがとれていない。
主さんはゲームが嫌いで、子どもが好きなのが気にくわない。
さらに子どもの好きなゲームで操ったら手っ取り早い、みたいな腹黒さも感じます」
「夫がゲーム大好きなので、息子は物心つく頃からやってました。
今では『今日は電源入れない』『このゲームはハマるとやばいから、今日はもうやめる』と、ゲームの怖さを自分なりに理解しています。
それでも5時間以上やっている日もありますが。
ゲームの自制心は自分でつけていくもの。ゲームで繋がる友だちも世界も、すばらしいと私は思っています」
いやいやルールは必要、親がブレないことが大切という声
「私ならふて腐れた息子を放っておきます。そもそも約束とはそういうものですから。
たった3日間で友だちがいなくなるわけないし。
ルールは家庭それぞれだし、厳しくても悪いことではないと思います。大事なのは親がブレないことです」
「うちは娘でしたが、それはそれはひどかったです。
ゲームを取り上げたら、通報されると思うほど泣いて暴れました。
やはり友だちが云々かんぬん言ってましたが、やりたいための口実でしかなく『それでいなくなるなら、最初から友だちじゃない』と、いい続けました」
「ルールは厳しいとは思いますが、たった3日で何を言ってんだか。
うちは1週間とは平気で禁止でした。周りの子もよく『俺、いまゲーム取り上げられてる〜』と、言っては『戻ってくるのは○日だからその日やろうぜ』と、予約いれてるし(笑)
ただ、子どもの年齢に合わせてルールの改革は必要だと思います」
ゲームをきっぱりやめたお子さんをもつ母の声もありました。
「小6のとき、息子があるルールを破り(ゲームとは無関係)私がブチ切れました。話し合った結果、息子から『ゲームをやめる』と、言い出しました。
それまで無制限でやらせていたので、正直驚きました。
今、中3です。友だちとゲームの話は一切できないけれど『俺、わかんねーし』と、開き直ってワイワイと仲良くやっているようです。
そのかわり本人が欲しがった楽器、音楽CD(ジャズからロック)、本(小説から漫画)はなんでも買い与えています。
『友だちとのコミュニケーションは取りづらいけど、世界は広がった』と、言っています」
投稿者のママは、ゲームとは無関係の生活習慣をルールに加えたことを反省。
「禁止3日開けに息子と話し合い、ルールを見直します。これってブレることになるのかな」と、投稿。
これには「ブレじゃない」「親だって試行錯誤しながら経験することが大切」と、応援メッセージが届きました。
ゲームのルールは家庭それぞれ。そして子どもがルールに納得することが大切と感じます。
文/和兎 尊美
■文中のコメントは口コミサイト「ウィメンズパーク」の投稿を抜粋したものです。