赤ちゃんができたら考えるお金のこと 妊娠中に夫婦で確認すべき4大テーマ【専門家】
妊娠したら気になるのが、今後のお金のこと。子どもの将来のために備えなきゃ!と思っても、何から手をつければいいのか、わからない人も多いのでは?まずは、妊娠中に夫婦で話し合うことから始めましょう。
夫婦で話し合いたいライフプラン4大テーマはコレだ!
ライフプランを立てて目標を明確にすると、貯蓄&家計見直しのモチベーションがUP! ただなんとなく貯めていると、意欲が持続しないし、突然の出費があったとき、貯金を取り崩してしまいがち。まずは夫婦で目的を明確にしましょう。妊娠中に話し合うべき4大テーマとは?
【テーマ1:教育費】いつ・どのくらいお金をかけるか、シミュレーションを
ずっと公立か? 高校から私立か? 習い事や塾はどうするか?など、選択肢によって教育費は大きく違ってきます。いずれにせよ、教育費のピークは大学時だということを夫婦の共通認識とした上で、プランを立てましょう。
【テーマ2:住まい】子育て・仕事環境・老後の暮らし方も含めて考えよう
妊娠・出産を機に引っ越しを考える人も多いでしょう。賃貸にしろ、住宅購入にしろ、子どもの成長に合わせて住み替えるという選択肢もあります。自分たちの理想の暮らし方や老後の暮らしも含めて、夫婦でしっかり話し合いましょう。
【テーマ3:ライフスタイル】何にどれだけお金をかけたいか、お互いの希望を確認
家電はどの程度そろえるか、車を持つか、家族旅行はどの程度行きたいかなど、家族が増えるタイミングで、夫婦お互いの希望をきちんと話し合って。車や家電は持つ・持たない・買い替える以外にも、シェアやサブスクリプション(定額使い放題)などの選択肢も検討を。
【テーマ4:老後】夫婦それぞれの今後の働き方も再確認しておこう
いつまで・どんな働き方をするか、子どもが社会人になって巣立ったあとは、どこで・どんなふうに暮らしたいかなど、夫婦の話題にしてみましょう。教育費同様に、老後資金も早い時期からコツコツ準備していくことが大切です。
監修/畠中雅子先生 取材・文/たまごクラブ編集部
妊娠・出産は、夫婦でお金について話し合う絶好のチャンス。これまでそれぞれがある程度自由にお金を使っていた場合も、4大テーマを話し合って家計を見直すことで、子育て中も「貯まる家計」をつくることができます。
参考/『赤ちゃんができたら考えるお金の本』2022年版
※掲載している情報は2021年10月現在のものです。