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陣痛、前期破水…お産はどんなふうに始まる? 始まったらどうすればいい?【専門家】

自宅で分娩に入ろうとしている赤ちゃんを期待している妻
Antonio_Diaz/gettyimages

妊娠37週からは、いつ赤ちゃんが生まれてもいい正期産に入ります。出産は、予定日ぴったりに始まるものでもなく、お産の始まり方もその後の進み方も人それぞれ。「なるようにしかならない」とおおらかな気持ちでいる一方で、どんなパターンでもあわてないように、知識を持っておきましょう。

お産が近くなっているサインとお産の始まりについて、育良クリニック助産師の今井 咲さんに聞きました。

お産が近くなるとどんなサインがあるの?

お産が始まる前のサインとして、おしるしや前駆陣痛がある人もいます。これらのサインがまったくない人、どちらかがある人や両方ともある人、また、あった場合、何回も繰り返す人もいれば、すぐにお産が始まる人、10日以上経過して始まる人など個人差があり、さまざまです。これらのサインがあっても、すぐにお産につながるとは限らないので、基本的にはいつもどおりに過ごして大丈夫です。

こんなサインのときは大至急、産院に連絡を

● 激しいおなかの痛みが突然起こり、休みなく続く、治まらない
● サラサラした出血が止まらない
● 血のかたまりが出る
● 胎動が感じられない

このような場合、出産の前に胎盤が子宮壁からはがれてしまう、常位胎盤早期剝離(じょういたばんそうきはくり)の恐れが。通常、おなかの痛みに多量の出血を伴うケースが多いですが、ない場合もあります。母子ともに危険な状況になる深刻なトラブルですから、大至急、産院に連絡しましょう。

お産の始まりってどういうこと? そこからどう進む?

おしるしや前駆陣痛は“お産の兆候”で、実際の“お産の始まり”は、前期破水か陣痛のどちらかになります。
お産の多くは陣痛からスタートしますが、陣痛が始まる前に、卵膜の一部が破れて羊水が出てくる前期破水が起こる人も。破水したらすぐに産院へ行く必要があります。

前期破水かな?と思ったらどうすればいいの?

羊水がドバっと大量に流れ出ればわかりやすいですが、破水する位置によっては、少量でチョロチョロと出ることも。また、いったん止まってしまうこともあるため、尿もれと迷ったら自己判断せず、念のため夜用ナプキンを当てておき、産院に連絡しましょう。

破水かわからない場合でも、赤ちゃんへの細菌感染のリスクがあるため、入浴やシャワーは控えて。トイレの温水洗浄も避けましょう。破水かどうかは、産院で検査をして判断します。

陣痛が起こるときってどんな感じ?すぐわかる?

痛みの感じ方は個人差があります。なかには、痛みを感じにくい妊婦さんもいますが、初めは「生理痛に似た痛み」「下痢のときのよう」と感じる人が多いよう。

初産婦は、陣痛から赤ちゃんの誕生まで10時間以上かかると言われています。陣痛に気づくのが遅かったとしても、すぐに出産とはならないでしょうが、いつもと違う痛みを感じたら、時計や陣痛アプリで、間隔を計ってみましょう。10分間隔であればお産の始まりです。1時間計っても、不規則だったり、よくわからなかったりするときは産院へ連絡を。

突然、うずくまるほどの強い痛みがある場合は、トラブルの恐れもあるので、すぐに産院へ連絡しましょう。

監修/今井 咲さん 取材・文/たまごクラブ編集部

お産が近づいてくると、赤ちゃんに会える楽しみと陣痛への不安とが入り交じり、ドキドキするもの。でも、決してひとりきりではありません。心配なことは、パパ・パートナーや家族、そして、産院の先生や助産師さんなどに聞き、リラックスした気持ちで迎えましょう。


参考:『たまごクラブ2021年10月号』「臨月&お産の始まり ドンとこい!Q&A47」

今井 咲さん

育良クリニック 助産師。
お母さんと赤ちゃんの“産み生まれる力”を大切にしているクリニックで勤務。「コロナ禍のさなかで、妊婦さんと直接お話しできる機会が減っていますが、不安なことがあれば、いつでも助産師に声をかけてください」

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