はじめてのクリスマス!赤ちゃんも食べられるケーキを作ろう♪【栄養士】
今年のクリスマスはおうちでゆっくり過ごそうと思っているママやパパも多いでしょう。クリスマスは1年で最大のイベントの一つ。せっかくだから、家族みんなで楽しみましょう! 「でも、赤ちゃんにクリスマスケーキは無理だよね…」とあきらめないで。 材料や盛りつけを工夫すれば、赤ちゃんでも食べられるクリスマスケーキが作れます!
色合いをクリスマスカラーに!
クリスマスといえば、赤・緑・白などが定番カラー。離乳食に使う食材に、トマトやいちご、ほうれん草・小松菜・ブロッコリーなど、赤や緑の食材を取り入れましょう。白はおかゆでクリア! 離乳初期(5~6カ月ごろ)のペースト状でも、色でクリスマスを演出できます。
おかゆでスノーマン、葉物野菜のペーストでクリスマスツリーに
離乳初期(5~6カ月ごろ)向け
写真右:野菜と果物のツリープレート 写真左:スノーマンのケーキ風がゆ
モチーフでクリスマスを表現!
ツリーのほか、サンタ、スノーマン、リース、星など、クリスマスをイメージさせるモチーフを取り入れて。ペースト状にすると、形を作りやすいメリットが。さつまいもやかぼちゃには、自然の甘さがある点もうれしいポイントです。
さつまいもは自然な甘みでケーキ度がアップ!
お菓子作り用の型抜きを活躍!
ペースト状にした数種類の食材を、セルクル型(筒状の型)に順に重ねて詰めてから、そ~っと抜くと、まるで大人用のケーキのような華やかさになります!
また、離乳食に定番の食パンも便利な食材。食パンを星やスノーマンなどの型で抜くと、それだけでクリスマス感がアップ。見た目の楽しさは、赤ちゃんの食欲を刺激する効果にもつながります。手づかみ食べ以降に、おすすめです。
色の違う食材をペーストにし、型に入れてみて!
型抜き食パンを重ねるだけで、映えるクリスマスケーキに!
水切りヨーグルトで生クリームの代わりに
大人のクリスマスケーキには、生クリームが定番。その生クリームの代わりに便利な食材が“水切りヨーグルト”です。
ざるの下にボウルをセットし、ざるの上にキッチンペーパーなどを敷きます。その上にヨーグルトを入れて、数時間置きましょう。水分が抜けてクリーム状に。赤ちゃん用の生クリームとして、塗ったり挟んだりと大活躍。もちろん、大人も一緒に食べられます。
レシピ提案・調理/ほりえさちこ先生
写真/sono
文/ひよこクラブ編集部
見た目も楽しい赤ちゃんクリスマスケーキ。作ったら食べる前にぜひ、赤ちゃんと一緒に記念撮影をしてくださいね。
ひよこクラブ12月号「赤ちゃんと楽しむクリスマス」特集では、離乳食ケーキ[※離乳完了期(1才~1才6カ月ごろ)向けも含む]のほか、赤ちゃんに贈りたい発達を刺激できるおもちゃも、たくさん紹介しています♪
happyなクリスマスが迎えられますように!
ほりえさちこ先生
PROFILE
料理研究家、栄養士、食育アドバイザーの資格を生かし、離乳食からおべんとうづくりまで幅広いレシピを紹介。著書は(主婦の友社)『おいしさ満点!中高生の基本のお弁当』(成美堂出版)『大人かわいい飾り切り』(主婦の友社)『3品15分 超時短 糖質オフ1か月晩ごはん献立』(主婦と生活社)など多数。
参考/『ひよこクラブ』2021年12月号「赤ちゃんと楽しむクリスマス」
※掲載している情報は2021年11月現在のものです。