「陣痛バッグ・入院バッグ・退院バッグ」お産入院バッグのつくり方のポイント解説
妊娠後期になったら、お産入院の準備を意識して。予想外に出産が早まる場合にそなえて、臨月に入る前には産院に持って行く荷物をバッグに詰めた状態にしておくのが理想です。
荷造りのポイントをおさえて、いつ入院してもOKな状態にしておきましょう。
荷物は「使うタイミング別」に詰める
大きなバッグにあれやこれやと無造作に詰め込んでしまうと、実際に使うとき、「どこに入れたっけ?」となって探すのに苦労したり、入れ忘れたりしてしまうかも。
出産時(陣痛中)に使うもの=「陣痛バッグ」
産後の入院生活で使うもの=「入院バッグ」
退院時に使うもの=「退院バッグ」
使うタイミングごとに分けて収納すると、必要なときにすぐに取り出せて使いやすいし、荷造りもしやすくなります。
また、入院中に荷物の受け渡しをする場合もあるので、パパや里帰り先の両親と中身を確認、情報を共有しておきましょう。
バッグは何個?どんなタイプを用意する?
荷物をまとめるバッグは合計何個必要か、また、どのようなバッグに入れるべきかを考えましょう。
先輩ママへのアンケート結果をまとめたので、参考に!
Q1. 荷物をまとめたバッグはいくつになった?
1個…26.8%
2個…58.6%
3個…14.1%
4個…0.5%
産院に持って行ったバッグは全部で2個、という回答が半数以上に。出産時に使う陣痛グッズなどをまとめたバッグと、産後の入院生活で使うものをまとめたバッグの2種類に分けた人が多いようです。
大きめのバッグの中に1つにまとめるパターンもあり、バッグの大きさやタイプも、自分に合ったものを検討する必要がありそうです。
Q2. メインのバッグはどんなタイプ?
ボストンバッグ…73.0%
スーツケース…15.1%
リュック…4.6%
その他…7.3%
メインのバッグはボストンバッグが主流。荷物を置くスペースが少ない大部屋でもコンパクトに収納できるのが魅力です。スーツケースは広げるスペースが必要なものの、たくさん入る上に荷物を取り出しやすいという利点が。荷物をたくさん入れたい、1つのバッグで済ませたいという人には特におすすめです。
取材・文/たまごクラブ編集部
※Q1、Q2のデータは、たまひよインターネット調査(第1子が0カ月~1才11カ月のママ、516人対象/2020年12月実施)の結果です。
快適なお産入院生活を送るために、入院バッグの準備は意外と重要。詰め方、個数、タイプなど、自分に合ったスタイルを考えて準備を進めましょう。
参考/『後期のたまごクラブ』2022年春号「お産入院 『あってよかった!』グッズ大調査」
■記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。