「つわり軽くてよかったね~」と言ったら妻がキレた…そのとき、夫はどうすべき?【体験談】
妊娠すると、心身ともにさまざまな変化が。夫にもわかってほしいと思う妻と、何をどうすればいいかわからない夫の間で衝突が起こることがあります。妊娠初期向け『初めてのたまごクラブ』にも、パパたちからトラブル事例の報告が。両親学級の講師を務める渡辺大地さんに、夫がとるべき対処法を聞いてみました。
「妊娠初期」は妻の心身が不安定。気持ちに寄り添う声かけを
ここでは妊娠13週までの“妊娠ビギナー”の時期に起こりがちな夫婦の衝突シーンをご紹介。おなかに新しい命を宿す大切な妻との仲をこじらせないため、夫ができる対処法をチェックしましょう。体調が安定しないことが多い妊娠初期は、つわりで気分が悪くなったり、イライラしてしまったりすることもあります。この時期、夫は余計なひと言は控え、妻の気持ちに寄り添う声かけを心がけたいものです。
【トラブル事例1】吐きまくったりしていなかったので「つわり、軽くてよかったね~」と気軽に言ったら、なぜか妻にキレられた
妊娠初期の不安や体調変化について、妻と共有できず、意識の差からケンカに発展してしまった事例は数々、報告が…。
「つわりには個人差があります。吐くなどのわかりやすい症状がなくても、だるさや疲れやすさ、ねむけ、ムカムカなど、なんらかの不調を抱えている場合も。すでに言ってしまったあとなら、素直に謝り、妻の状態を聞いてみて。そして、それに対応した気づかいをしていきましょう。「同僚の○○さんは毎日吐いていたらしいけど、君は大丈夫そうだね」など、他人のつわりと比べるのもNGですよ」(渡辺さん)
【トラブル事例2】 せっかく料理を作ったのに、1口も食べてもらえず、ショック!
『初めてのたまごクラブ』では、赤ちゃんが生まれたパパたちに、妻の妊娠期のつわりについて、アンケートをとってみました。その結果、「せっかく作った煮ものを、においがダメと一口も食べてくれなかったとき、イラっとしてしまった」「つわりで動けなかったとき、“焼きそばが食べたい”と言う妻。せっかくだからとBBQソース風味の焼きそばを張りきって作ったら、においがダメだったらしく、つわりを悪化させてしまった」など、食事のにおいに関するパパの残念エピソードの数々が!
「妊娠すると嗅覚や味覚が変化することもあります。料理を作るなら、妻が何を食べたいか、今はどんな味つけなら食べられるのかを都度、聞いておくのがベター。それでも体調や気分が優れず食べられないことも。男性にはなかなか理解しづらいかもしれませんが、それこそ今日食べられたものが、明日は食べられないこともあるのです。その際は残念な気持ちはぐっと抑えて、気を配ってあげましょう」(渡辺さん)
監修/渡辺大地さん イラスト/沼田光太郎 取材・文/たまごクラブ編集部
両親学級の講師を務める渡辺大地さんからは「妻の妊娠中、積極的に家事などをすることも大切だけど、いちばん大事なのは夫婦がお互いを思いやること」というメッセージが。夫にとって妻の妊娠期は未知の世界かもしれませんが、ぜひ今しかない特別な期間を2人で協力して過ごしていってくださいね。
『初めてのたまごクラブ』2022年夏号には渡辺大地さんも監修協力をした「妻の妊娠がわかったら最初に読む本」という夫のための別冊付録があります。
参考/『初めてのたまごクラブ』2022年夏号「妻の妊娠がわかったら最初に読む本」
●記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
渡辺大地さん
PROFILE
両親学級講師。3児の父。産後サポート事業などを手がける(株)アイナロハ代表。これまで累計2万人が受講している「アイナロハの両親学級」はメディア紹介多数。著書に『産後が始まった!』『夫婦のミゾが埋まらない』(以上KADOKAWA)など。