痛いの本当にムリです!陣痛が怖くてたまらなかったお話【妊娠なめてました日記#4】


こんにちは!ひよこエッグと申します。2015年3月に娘・ひなを出産しました。
「妊娠なめてました日記」では、わたしが初めて経験した妊娠・出産のことを書いていければと思っています。
第4話 痛いの本当にムリです!陣痛が怖くてたまらなかったお話
お産を経験した人が口を揃えて「死ぬほどの痛み」と言う陣痛。
痛みに弱いわたしは「陣痛に耐えられるのか…」とずっと不安を抱いていました。
どれくらい痛みに弱いかと言うと、月に1度の妊婦検診も怖すぎて前日寝付けないほど。
経膣エコーに採血。考えただけでお尻がブルっとなってしまいました。
そして健診当日も大騒ぎです。
採血のときに「もう刺しましたか?もう終わりました?」と半泣きになりながら聞いて
看護師さんに「こんなので怖がってちゃお産できないよ〜」と呆れられてしまう始末…
そんな状態だったので、
「思い切って無痛分娩ができる病院に転院してみようかな…」
と考えるようになりました。
さっそく無痛分娩ができる病院に片っ端から電話をしてみました。
しかし、3月出産予定日の枠はどこも満員です。
わたしが通える範囲では、無痛分娩の病院は妊娠が確定したらすぐに予約をしなければ入れないくらい競争率が高かったのです。
「無痛もできないし、あと数ヶ月後に死ぬほどの痛みを味わうのか…」
恐怖で押しつぶされそうになり、藁にもすがる思いでネット上のブログや記事を読み漁りました。
「出産 痛くなかった」「陣痛 生理痛レベル」
と検索をしては、彼女たちの体験談を読んで心を落ちつかせていました。
それらの出来事を母に話してみると、
「怖いよね〜。でも、臨月になると産みたい気持ちの方が勝つようになるよ。」
とアドバイスをもらいました。
人生の大先輩からのアドバイスですが、何だか腑に落ちなくて
「母は痛みに強いからそう思えたんだ。臨月になっても私の恐怖は絶対消えることはない」と卑屈になっていました。
そして臨月になりました。
身体のどこかしらがいつも不調で(特に腰や股関節、足首の痛みがひどい)、
お腹が大きすぎて寝返りができないし、呼吸をするのも苦しい。
ちょっとしたことですぐにお腹が張ってしまうので、ゆっくりとした動作しかできない。
自分の身体なのに、自分の思うように動かせない状態が続き、
「もう早く産んで楽になってしまいたい!!!!」
と強く思うようになりました。
母の言っていた通り、産みたい気持ちが勝って、陣痛への恐怖がめきめきと薄れていったのです。
あんなに恐れていた陣痛は、予定日の4日後にやってきました。
予定日を過ぎたあたりから、
「まだこないのかな?」「そろそろ来てほしい…」と、陣痛を待ち望むまでになっていました。
そしてやっと陣痛がきたときには、
「やっときたー!!」「さぁ、かかってこいやー!」とガッツポーツ。
採血ですらあんなに怖がっていたのに、人ってこんなに変わるものなのかと自分でもビックリしてしまいました。
妊娠期間は十月十日と長いですが、赤ちゃんの成長だけでなく、自分の心の準備のためにも必要な期間だったのかなと思っています。
[ひよこエッグ]
都内在住のワーママ。2015年3月産まれの娘と夫の3人家族。
子育ての記録をブログやインスタグラムで公開中。
ブログ:ひよこエッグつうしん
インスタグラム:@hiyokoegg11