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「看護の日」(5月12日)の由来はナイチンゲールの誕生日。では「助産師の日」もあるって〇?×?

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GWが明けてお疲れの方も多い今週、実はこの1週間(2018年5月6日~12日)が「看護週間」ということをご存知の方は、多くはないかもしれません。今週はぜひ、病院に行ったときに、やさしくサポートしてくださる看護師さんに注目! 分かっているようで知らない、看護師さんと助産師さんの違いは?なども簡単に説明します。

こちらもおすすめ→産後のママを支援するために社会が動き始めている!~産後ケア学会リポート~

ナイチンゲールはイギリスの偉大な看護師さん

↑【看護の日】ロゴマーク

看護師で偉人というと、思い浮かべるのはナイチンゲール(1820-1910)。イギリス出身の彼女は、近代看護の礎を作った女性として、数々の偉人伝で紹介されてきました。このフローレンス・ナイチンゲール女史の誕生日5月12日にちなみ、1965年に国際看護師協会(本部・ジュネーブ)が制定したのが「国際看護師の日」です。日本でも5月12日を「看護の日」、そして12日を含む1週間を「看護週間」とし、看護、ケアの心をみんなで分かち合おうという目的で制定されました。

「看護師」さんと「助産師」さんの違いは?

では、産婦人科にいるのは「看護師」さん?「助産師」さん? そもそも看護師と助産師の違いを知っていますか? 助産師は、看護師になる勉強をしたうえで1年以上助産師になる勉強をし、さらに看護師免許と助産師免許の両方を持っている人だけがなれる職業。出産に立ち会いサポートするだけでなく、妊産婦さんの健康管理、産後の乳児指導など、妊娠から出産・育児まで専門知識で指導してくださる職業のことです。

クイズの答え:助産師の日もあります!

現在、日本で働いている看護職(保健師、助産師、看護師、准看護士)の数は約166万人、そのうち助産師は約4万人と非常に狭き門! 妊娠、出産経験をされた方は産院で助産師さんに触れ合う機会がありますが、専門の資格を持っている方ということを知っていると、もっと「いろいろなことを聞いてみたい!相談したい!」と、心強い存在に思えてきませんか? 
ちなみに、「看護の日」だけでなく、助産師さんの日もあります! 毎年、5月5日は「国際助産師の日」と制定されています。最近は「助産師外来」などを併設する産院も増えつつあり、助産師さんは、妊産婦さんだけでなく、女性の一生のヘルスサポートをする存在として注目を集めています。

写真は、日本看護協会が制作した「看護の日 オリジナル ナースキティ ぬいぐるみ」の助産師バージョン。「看護の日」や「国際助産師の日」の関連イベントで目にすることができるかもしれない、レアものを編集部がゲットしましたのでお披露目させていただきました♪ (文・たまひよONLINE編集部)

関連:国立成育医療研究センターの産後ケア[コアラサポート]について聞きました!

■取材協力/日本助産実践能力推進協議会 

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