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無痛で出産に臨むはずが… 最後の最後で実感した、ソフロロジー分娩

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カンガルーケアで出産直後に抱っこしたら、指を握りしめられました。感動よりも「この子、爪切らなきゃ」とあせりました。

3歳の娘を育てる41歳のママライター、かえるとネパールです。初めての妊娠は不安でいっぱいでした。

痛いの大嫌い! マタニティーブルーの時に見つけたソフロロジー

とにかく痛みに弱い私は、ちょっとした歯医者の治療でさえ「麻酔お願いします!」を多用。小さい頃に観た大阪の某テレビ番組で、出産の痛みは「鼻からスイカ」という強烈な内容が頭にしみついていました。

もちろん無痛分娩希望でしたが、里帰り先である大阪の片田舎にある実家から通えるのは、自然派っぽい産院のみ。それでも、7ヶ月健診で初めて受診した時に恐るおそる「無痛希望なんですが」と伝えると、「まぁ様子見て、それもいいでしょう」との答え。やったー、これで楽勝、と内心小踊りしていたときに、「出産の痛みを和らげる方法として、当院ではソフロロジーを勧めています」と、一枚のCDと解説書を渡されました。

痛みを増幅する、「痛い・怖い」という気持ちを緩和するイメージトレーニング

内容は、リラックス系の音楽や波の音と共に、「赤ちゃんに会えるの嬉しいね」「光の中を赤ちゃんががんばってくれています」などの自己暗示ナレーションに続き、呼吸法の練習とイメージトレーニングを行うものでした。私は眠くなっていつも最後まで聴けませんでしたが、どうやら「リラックスして、ポジティブな気持ちになることで痛みを和らげる」という思想に基づくものだとは理解できました。当時、ソフロロジーを標榜する産院は珍しく、友人に紹介してあげたこともありました。無痛分娩のつもりでしたが、もしものために一応練習していました。

頭では理解してもなかなか体得できず、 落ち込む私にさらなる試練が

臨月は、歩けないほどの腰痛、不眠、妊娠糖尿病の食事制限のため暗い気持ちになりかけていました。再び里帰りして、産院のマタニティーヨガクラスでソフロロジーの呼吸法を練習しましたが、没頭できなくて落ち込む日々。

赤ちゃんに早く会いたいというより、早く出して分離したい!というネガティブな気持ちでした。おなかに語りかけることを一度もせず、39週に突入。

医師の見立てでは女の子でしたが、東京に残る夫は、男だと信じて男の子の名前ばかりをメールで送りつけてくるのにもイラっとしていました。そんな時さらに追い討ちをかけたのが、実母が倒れた上に、実父が自分の検査入院を私の出産予定日に重ねるという不手際。

車でしか買い物に行けない田舎なので、せっかく里帰りしているにも関わらず、毎日、宅配のコンビニ弁当を食べ、出産も自分でタクシー呼べと言われ、暗い気持ちがピークに。母性に欠けているのではと不安でいっぱいで、ソフロロジーもうまくできず、今から思えば人生で一番つらい時期だったかもしれません。

最後の最後で役に立った、ソフロロジー効果

40週手前、産院に行きましたが前駆陣痛だったため、一度家に返されるというハプニングがあったものの、ようやく本物の陣痛が来ました。「む、無痛は…」ときく私に、助産師さんは「これだけ進んでいたら普通に産んだ方が早いやろ」と返答。

たまたま夫が立ち会えたこともあり、とにかくゆっくりした呼吸を繰り返し、最後は「赤ちゃんもがんばっているんだ」というイメージに一瞬助けられて無事出産。

3600g近い子だったので、会陰が大きく裂けて、それが1ヶ月くらい本当に痛くかったです。今でも傷跡がひきつれて変な感じがします。ソフロロジーは会陰切開が減るというけど、この大きさでは無理でした。

後日談になりますが、あの産院は無痛分娩は行っていなかったようです。無痛ならいろいろと準備があるはずですものね。普通ならパニックになるところですが、うまく誘導されたんですね。

ソフロロジーは自分でも取り組めるものです。私の場合は、ヨガは好きだったけど、呼吸が浅くてうまくできず苦手という意識があり、やりたいのにうまくできないというジレンマに陥ったようです。

それでも、最後は少し役に立ったので、イメージトレーニングにうまくのれる人にはあっているかもしれません。無痛に対して和痛ともいうらしいですが、やはり人によって効果は異なるみたいです。やってみて損にはならないと思います。

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[かえるとネパール * プロフィール] 
現在41歳。3歳女児ママ。妊娠直後からのひどい腰痛が今も痛い・・・。それでも今後の人生、深呼吸と運動で痛みに打ち勝ちたいと考えています。流れでマインドフルネスにも取り組んでます。夫は海外単身赴任中。

■関連:自然分娩、無痛分娩、フリースタイル…出産方法のいろいろ

※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。

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