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わたしが陣痛のときにした3つのこと 【妊娠なめてました日記#8】

更新

こんにちは!ひよこエッグと申します。2015年3月に娘・ひなを出産しました。
「妊娠なめてました日記」では、わたしが初めて経験した妊娠・出産のことを書いていければと思っています。

【妊娠なめてました日記】今までの話はこちら

第8話 わたしが陣痛のときにした3つのこと

いよいよ迎えた陣痛。病院に着いた時には既に子宮口が6cm開いていました。このままスピード安産かも?!と思いきや…


病院に着くと戦闘服(ガウン)を渡され、子宮口が全開になるまでベッドで待つことになります。

子宮口が6cmの時点でも悶えるほどの痛さでしたが、
「このレベルの痛さなら、なんとかなりそうだ…」と思っていました。


しかし安心するのもつかの間、今までの痛み×10倍の痛みが降りかかってきます。
陣痛って徐々に痛さが増していくのかと思っていたのですが、まさかここまでだったとは…

尋常じゃない痛みに「もう産まれるんじゃないか…」と思い、内診中の先生に状況を確認すると、

「産道に肉がついていて赤ちゃんが降りてこられないからまだまだかかるよ」
と言われてしまいました。

太りすぎてしまったツケがここできてしまいます。


終わりの見えない痛みにすっかり挫けてしまい、
「もう無理。私には耐えられない…」
とメソメソ泣いてしまいました。

陣痛には夫と母が立ち会ってくれていたのですが、
何をしていいか分からずオロオロする夫とは対称で、母は監督のように「息吸って〜」と指示を出してきます。

こういうとき、お産経験者がいるのは心強かったです。

関連:【陣痛乗りきり】「私はこれが効いた!」心が折れない鉄板テクは?


取り乱している私を見かねて助産師さんがリラックスできるCDを持ってきてくれました。

音楽でこの痛みがどうにかなるとは思いませんでしたが、藁にもすがる思いです。

早速流してもらうと、

おじさんの掛け声が入った謎の音楽が流れてきます。

わけのわからない音楽に最初は取り乱してしまいましたが、
不思議と聞いているうちに胸の奥から熱いものがこみ上げてきました。


リラックスはできなかったけど、この珍妙な音楽のおかげで

「どう足掻いてもこの痛みから逃げることはできない。自力で陣痛を乗り越えてみせる」と覚悟を決めることができました。

集中するために音楽は止めてもらい、痛いときになにか引っ張る紐のようなものが欲しかったので即席で前髪を縛ってちょんまげを作り、これからの陣痛に備えました。


その後子宮口が8cmの状態で微弱陣痛が続き、5時間この状態で待機することになります。

子宮口8cmがどれほどの痛みかというと、わたしの場合は腰を布団圧縮袋で圧縮されて、それを象にのっしのっし踏まれる感覚でした。それが5時間、ほぼ休みなしで続きます。

このときやった陣痛との向き合い方は、
・陣痛がきたら思いっきり叫ぶ
・夫の肩に全体重をかけてぶらさがる
・ちょんまげをひっぱる
の3つでした。

母は「叫ぶと体力消耗するから静かにしていなさい!」と言っていましたが、私は叫んでいる方が気が紛れて楽でした。

心も身体も限界を迎えた頃、やっと分娩室にGO!の許可がでました。


何度も事前に脳内でシミュレーションをして臨んだ陣痛ですが、本番はかなり取り乱してしまいまいました。

人それぞれ陣痛との向き合い方があると思いますが、この体験談がこれから出産される方の参考になれば幸いです。

あの謎のCD、タイトルを聞かなかったことが悔やまれるので次病院に行く機会があったら聞いてみようと思います。

関連:陣痛の壮絶なつらさ、乗りきるために大切な「4つのこと」とは?

【妊娠なめてました日記】今までの話はこちら

[ひよこエッグ]
都内在住のワーママ。
2015年3月産まれの娘と夫の3人家族。
子育ての記録をブログやインスタグラムで公開中

ブログ:ひよこエッグつうしん
インスタグラム:@hiyokoegg11


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