妊娠28週の健診で緊急入院。今振り返る切迫早産体験記。入院する前にしておけばよかったこと
初産、2回目共に切迫早産で入院した経験を持つ、ママライターの”愛華”です。切迫早産で緊急入院は誰にでも起こりうるもの。妊娠するまで入院とは縁遠く健康そのものだった私にそれは突然やってきました。
妊娠28週の妊婦健診にて子宮頚管長25mmで緊急入院。ただ妊婦健診へ行くだけのつもりが帰れなくなってしまいました。こうなる前に振り返れば、「こうしておけばよかった!」という事を実際の経験を交えてご紹介します。妊娠中の皆様の少しでも役に立てたら嬉しいです。
妊婦健診で先生に聞き忘れてモヤモヤした経験は?
産婦人科はいつも混んでいて先生も忙しそう…初歩的なことかな、気にしすぎかな、と遠慮して聞かず、帰宅してからモヤモヤということが私はよくありました。妊娠20週の妊婦健診で「頚管長30mmか…短いね。これ以上短くなったらダメだからね」と言われたときにもっと詳しく聞いておけばよかったと一番後悔をしています。
『30mmってどの位短い状態なの?』
『これ以上短くなったら何がダメでどうなるの?』
『そもそも頚管長って何?』
と頭の中を巡りましたが何も聞けませんでした。この段階でもう少し詳しく説明を受けていれば、職場に負担を軽くしてもらう等対策がとれたかもしれません。私の場合、特別な病気や自覚するおなかの張りもなかったので張り止め薬の処方もないままフルタイムで残業をして過ごしてしまいました。
初めての妊娠でわからないことがあるのは当然。気になることは質問することが大切だと痛切に感じています。
妊娠中、やるべきことを後回しにして得た教訓「やるべきことはすぐにやる」
私は、早めの産休をとり、その2日目にして入院しました。「産休に入ったらや~ろうっ!」と何かと後回しにして後悔したのが何を隠そう私です。1カ月前にした披露宴の荷物整理、会社関連の荷物整理等々、やり残していたものがたくさん。加えて12月頭に入院したので年賀状に大掃除とやることが多く、メチャクチャな状態で入院することになりました。
入院中にもできることはありますが、持ってきてもらうにも場所を説明するのも大変です。『あれやりたいのにできない…ムムム…』やり残したことがある状態は入院中のストレスに繋がり病気にもよくありません。
特に掃除は赤ちゃんを迎える準備にも繋がります。早めにして部屋をキレイにしておくと安心です。キレイに整理して物の場所を明確にしていれば、欲しい物が入院中に手元に届く確率がグンと高まると感じました。
妊娠中でも加入できる医療保険を知っていますか?
妊娠中でも加入できて、出産関連の病気も保障してくれる医療保険が実はあります。その事を知らず、『医療保険は出産してからかな』と思っていたのが失敗でした。私の場合、タイミングの悪いことに結婚を機に見直しをしようと医療保険を解約してしまっていたので大ショックでした。
保険金を逃したのは勿論、病名がついて産後の加入は苦労しました。加入の際は、女性疾病への保証を手厚く、入院期間を長く保証してくれるタイプがお勧めです。切迫早産は2カ月以上入院となるケースもあり、珍しく入院期間が長期に及ぶ可能性のある病気と言われています。切迫早産に限らず妊娠中は病気になる可能性も高まると感じました。妊娠・医療保険等とキーワード検索すると出てきますので、経過が順調な内に是非確認してみてください。次回、(シリーズその2)では、入院中の生活についてご紹介します。(次回へつづく)
[愛華*プロフィール]
都内アパレル販売職を経て35歳で2人目を出産したばかりのママライター。妊娠時に切迫早産での入院経験あり。現在は育休を延長中。一時保育もほぼ取れない状況の中、仕事と育児を平行して頑張っています。
※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。